キム・ウビン:『
紳士の品格』、『
ゆれながら咲く花』『
花ざかりの君たちへ』
チェ・ジンヒョク:『
大丈夫、パパの娘だから』『
パスタ ~恋が出来るまで~』『
ロマンスが必要』『
パンダさんとハリネズミ』
カン・ミニョク(CNBLUE):『
オレのこと好きでしょ』
クリスタル(f(x)):『
恋の一撃 ハイキック』
キム・ジウォン:『
What's Up(ワッツ・アップ)』『
花ざかりの君たちへ』
パク・ヒョンシク(ZE:A)


王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ~相続者たちの見どころ
韓国ドラマ「王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ~
相続者たち」は富裕層、財閥家で育った高校生の物語を描く。御曹司キム・タンを演じるのはドラマ「
花より男子」や「
シティー・ハンター」のイ・ミンホ、貧しい家庭でアルバイトをしながら生活をしているチャ・ウンサンは「
美男<イケメン>ですね」や「隣のイケメン」のパク・シネが演じる。ドラマ「
学校2013」で注目を集めたキム・ウビンや男性バンド「CNBLUE」のカン・ミニョク、ガールズグループ「f(x)」クリスタル、「ZE:A」パク・ヒョンシク、ドラマ「九家の書」や「パンダさんとハリネズミ」のチェ・ジンヒョクなど若手俳優からアイドル歌手らが出演する。
王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ~相続者たちのあらすじ
ウンサン(パク・シネ)は母親から用意してくれたお金を米国にいる姉に直接渡すという任務を託され、米国行きの飛行機に乗る。しかし米国で会った姉は結婚はおろかアルコール中毒の米国人と同居していた。裏切りの姉と会って大喧嘩して仲たがいしている中、笑えない出来事に巻き込まれタン(イ・ミンホ)と出会うことになるが…。


■視聴率(AGBより)
第1話 11.6
第2話 10.5
第3話 10.6
第4話 11.5
第5話 11.4
第6話 13.5
第7話 12.1
第8話 13.1
第9話 13.4
第10話 15.3
第11話 15.4
第12話 15.9
第13話 20.6
第14話 22.1
第15話 19.8
第16話 21.1
第17話 21.4
第18話 23.9
第19話 24.3
第20話 25.6
【登場人物紹介】

■キム・タン役(イ・ミンホ)
英国に王族がいるなら、韓国には財閥がいる。英国に王子がいるなら、韓国には財閥の息子がいる。タンは財閥の息子だ。それも大韓民国の産業化と歴史を共にした「帝国グループ」の息子だ。王子らしい気品とオーラも備えて、まさに金持ちで背が高くイケメンなので、グランドスラム達成だ。しかし、溢れるほど持っているということは、持たなくても良いものも持っているという意味だ。二人の母、腹違いの兄弟、私生子という肩書き、幼いタンに向けられた多くの冷たい視線と、理解するにはとても複雑な家庭の事情がそれだ。出口を失った奈落の底でタンは、見慣れぬ異国の地よりさらに不思議なウンサンに出会う。

■チャ・ウンサン役(パク・シネ)
シンデレラのガラスの靴が脱げて、結局シンデレラは王子と結婚する。この一節を読んで7才のウンサンは考えた。シンデレラはとっさに脱いだのだと。シンデレラはガラスの靴を故意に脱いだと固く信じるウンサンは、話しのできない母のためにはやく大人になった。そんなときウンサンは、自力で米国留学中の姉から国際電話を受ける。金持ちの男に出会って結婚することになったという。姉はウンサンのロールモデルであり、自慢だった。二度とないチャンスと感じたウンサンは、母が準備してくれたお金を渡すという任務を口実に、米国行きの飛行機に乗った。二度と戻らないつもりで。

■チェ・ヨンド役(キム・ウビン)
IQ150でMENSAの会員だったが、良い頭脳を良いことに使うことを好んではいない。ヨンドの頭から生まれる奇抜なアイディアは、友人たちをさらに奇抜に困らせる方法だった。徹底した計算と予測で、誰かを正確にどん底に突き落とした時、ヨンドの涼しげな顔にはしばし微笑が浮かぶ。誰もそんなヨンドと敵になりたくはなかった。タンを除いて。ヨンドはタンが気に食わなかった。自分よりさらに優れた方法で友人たちを煩わすためだ。二人の神経戦は思春期の年齢にふさわしく幼稚で激しかった。しかし二人はすぐに相性の良い友となった。

■イ・ボナ役(チョン・スジョン)
クラスメートたちはボナの誕生パーティーに行きたがった。そこに行けばいくらお金を出しても会えない高慢なトップクラスの芸能人に会うことができるからだ。ボナは自身の華やかな人生が気に入っていた。代々続く財閥ではないが、メガエンターテインメントは大韓民国最高の俳優や歌手が所属する商業芸術の主軸だった。その自負心はボナが財閥の友人たちに引けを取らずに帝国高等学校を通うことができる原動力だった。

■ユ・ラヘル役(キム・ジウォン)
ラヘルは帝国高のパリス・ヒルトンだ。韓国の衣類業界に一線を引くRSインターナショナルの相続女らしく、頭からつま先まですべてブランド品のニューモデルで身を包み、月火水木金土日・毎日がファッションウィークだ。そのうえ18歳に不釣合いなカリスマと威厳まで、いつでもどこでもラヘルはホットイシューだ。もちろん友人はいないが。ラヘルは優雅な顔で優雅に毒リンゴを手渡す残忍な王妃だ。初めから冷ややかな悪女だったのではない。大好きだった父が事業に失敗して家が傾き、一刀のもとに父に離婚書類を差し出す母を見たときからだった。

■ユン・チャニョン役(カン・ミンヒョク)
チャニョンの幸福指数は高かった。母は幼い頃に亡くなって顔さえも覚えていないが、さらに100年一緒に住んでも楽しい友人のような父がいる。ありふれた家庭教師についたこともないが、1位をのがさない。財閥の坊ちゃんではないが幸せだ。生まれつき性格が肯定的で善良なチャニョンは、与えられたことに満足することができ、目標に向って走ることができるなかなかの男だ。小・中学校を一緒に過ごしたウンサンとチャニョンは理想的な友人の関係だ。もちろんボナは認めないが。休みを利用して米国へ語学研修に行ったチャニョンは、ウンサンから思いがけない連絡を受ける。
■イ・ヒョシン役(カン・ハヌル)
「正義の女神」ギリシャ神話にディケーがいるなら、帝国高等学校には「男神」イ・ヒョシンがいる。端正な顔と正しい思考、どちらか一方に偏らない中庸の美を備え、「中立の本座」と呼ばれる帝国高等学校の生徒会長だ。現検察総長の息子という名誉なスペックまで加わって、単なる高校の生徒会長から21世紀の真のリーダーのにおいがする。男たちは彼に従い、女たちは彼を好んだ。同級生には見いだせないカリスマがあり、頼りたくなる意志の強さがあった。

■チョ・ミョンス役(パク・ヒョンシク)
財閥の子女たちは同級生に比べて精神的に早熟だが、ミョンスは年齢にふさわしい明るさと茶目っ気がある。韓国最高のローファーム「スンリ」の代表弁護士の息子にしては威厳が感じられない。18歳の幼稚さとあどけなさ、気の短かさを万遍なく備えたミョンスだが、悪い子ではない。単に分別がないだけ。勉強よりは体育芸能系の感覚が発達した証拠に、夜毎にクラブを転々として不法と合法の間できわどく暮らしている。両親の言うことは良く聞いて好きだが、両親はミョンスより仕事に没頭しているために寂しさが大きい。帝国高ではヨンドが唯一の心を開く相手でもある。