なつもの展よりなつものなクラフト２

宮崎さんの暖簾、シャープですっきりとした紺白段の暖簾
タペストリーとしても素敵です。
画像のグリーンはミント。香りと色に夏の暑さもしのげそうです。



そしてもう一点は花水木
小手指には花水木通があるということでデザインして下さいました。
奇しくも今年はアメリカから日本に花水木が贈られた節目の年（100年目だとか）
暖簾に型染めされた花水木が風のそよがれることをイメージしてくださったのでしょうか？
涼やかさなかんじがいたします。



暖簾は日本の住空間にはかせないものです。
古くは建物に直接風や光が入るのを防いだり、外からの目隠しにするため、
冬は寒風を遮る厚い布をかけ、夏季は涼しげな竹や葦を編んだものをかけたそうです。
なつものは暖簾ではなく涼簾って書くのもそういうところからなのですね。



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