クランベリージュース、プリーズ

『ディパーテッド』
ご存知のとおり『インファナル・アフェア』のリメイクです


チンピラ一族に育ち、自らの生い立ちと決別したいと警察官を志すレオナルド・ディカプリオ
子供の頃からマフィアのボス、ジャック・ニコルソンに可愛がられて育ち、スパイとして警察に潜入しようとするマット・デイモン
2人は共に優秀な成績で警察学校を卒業
配属先を告げられるため上司であるマーティン・シーンとマーク・ウォールバーグのいる部屋に個別に呼び出される2人
マット・デイモンは、めでたく“マフィア撲滅チーム”の一員に選ばれるやったね
一方、ディカプリオは、マーク・ウォールバーグに身内のことをネチネチ言われて涙目・・・ひどいよ～
そして、マフィアへの極秘潜入捜査を命じられるディカプリオ
潜入捜査はトップシークレットなので、ディカプリオが覆面警官ってことはマーティン・シーンとマーク・ウォールバーグしか知らないの
このへん・・・ディカプリオのお父さんがどーとか、叔父さんがどーとか言ってるけど、よく理解できませんでした・・・
でも、どーにかマフィアに入り込むことができたディカプリオ
マフィアのボスであるジャック・ニコルソンは、簡単に人を殺しちゃう・・・おっかない男であります
そして、エロおやじ・・・っていうか、かなりお下品であります
そんな毎日で、ディカプリオはもうヘトヘト・・・
精神科医にかかり、精神安定剤を飲む日々・・・
もうヤダ～・・・とマーティン・シーンやマーク・ウォールバーグに泣きつくけど、「もうちょっとがまんしてくれ」となだめられちゃうヤダ～

一方のマット・デイモンは、エリート警官として高級アパートに住んで恋人もできて楽しそうです
ところで、この恋人っていうのが、ディカプリオがかかってる精神科医なのさ
この精神科医がディカプリオともいい関係になっちゃうの～なんでや～

そうこうしてるうちに、マフィアも警察も内部にネズミ(スパイ)が入り込んでることに気付いたチュー
ディカプリオもマット・デイモンも、自分がネズミだってばれたらえらいことになっちゃう～
先に相手のネズミを見つけなきゃ～
・・・って、このへんからやっと面白くなってまいりますですよ
ディカプリオは、ジャック・ニコルソンと会ってるマット・デイモンを見つけるんだけど、後姿で顔を確認できない
慌てて尾行するディカプリオ
尾行けられてることに気付いたマット・デイモン建物の陰で息を潜めてナイフを握り締める・・・
近づいてくる足音・・・・・・ドキドキ・・・と思ったらディカプリオじゃなかった違う人を殺しちゃったぁ案外ビビリだったマット・デイモン
マット・デイモンも、早く向こうのネズミを見つけなきゃってことで一計を案じます
覆面警官の存在を知るマーティン・シーンを部下に命じて尾行させちゃう
案の定、ディカプリオと待ち合わせてたマーティン・シーン
ちょっとぉ、一応エリート警官なのに尾行されてるのに気付かないってどういうことさ
ともかく、マット・デイモンは「ネズミを見つけた」と慌ててマフィアに連絡
ディカプリオは何とか逃げるけど、マーティン・シーンは殺されちゃった
それも、結構えげつない殺され方です大統領～・・・って、それは別のテレビドラマです

そんな折、ヤクの取引現場に向かうジャック・ニコルソン
警察の尾行は止めるようにとマット・デイモンに命じてあるので安心安心
と思ってたら、なぜか現場に警察が
どういうこっちゃ
銃撃戦になって、ジャック・ニコルソンも大怪我
そこにマット・デイモンが現れる
「どういうことだ？」
「息子のように思ってるってか？息子なんかじゃない、あんたは単なる人殺しだ」
え、え～マット・デイモンったら、いつ心変わりしたの～
ジャック・ニコルソンが実はFBIとつるんでるって知ったから？
マット・デイモンに撃たれて、どうっと仰向けに倒れるジャック・ニコルソン
やっぱ、大物は仰向けに倒れて死ぬもんです俺の死に様見とけってやつ？

ジャック・ニコルソンが死んだので、任務を解かれて警察に戻ったディカプリオ
ここでやっとディカプリオとマット・デイモン初顔合わせ
ところが、マット・デイモンが席を外したときに、デスクの上の書類を見つけたディカプリオ
それはマット・デイモンがネズミだという証拠だったまず～い
その場はそっと姿を消したディカプリオだったけど、後日マット・デイモンを呼び出し
とうとう2人の対決
ディカプリオは、マット・デイモンを取り押さえてこのまま連行だ～とエレベーターを降りたところで別の警官に遭遇
その警官に射殺されるディカプリオうそ～ん
彼はもう一人のネズミだったそう、ネズミはマット・デイモンだけじゃあなかったのです
「俺も、ネズミだ一緒に乗り切ろう」と言われたけど、マット・デイモンはその男を射殺
罪を全部その男になすりつけちゃう
一応、殉職扱いになって盛大な葬式をしてもらったディカプリオ
マット・デイモンは、このままエリート警官として生きていくのか？
そしてラスト・・・ここは『インファナル・アフェア』とは変えてあります
『インファナル・アフェア』は3部作だったけど、マーティン・スコセッシは続編を作る気はないってことですね