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カイジ

2014年03月09日 | マネー

映画にもなったので知っている方も多いかと思います
カイジ
この本はカイジを書いた方の本ではないんですが、カイジの内容から気を付けるべきお金の仕組みを提示しています

命より重いお金・・と言う表現はどうかと思いますが
借金苦で自殺者が出ることを考えると違うとも言いきれない
(借金=お金の為にいのちをなげる⇒命よりもお金が重くなっている)
カイジは借金やギャンブルと常に隣りあわせなので、そういった事の教訓からのタイトルであると思います。

お金、借金、ギャンブルに対する思考であったり、仕組み、利用者が知っておくべき知識なども多い
これまで読んできた守り・攻めのマネー本とまた違った角度が書かれています

特に第2章の利子の仕組みはどうか多くの人に知って欲しい内容でした
実際銀行や証券会社から外貨預金・高金利の案内をメールで送られてくることが多いので
仕組み・リスク・相手の利益・自分の手数料・自分が利益を本当に得られるのか?
外貨は高金利預金でも、実際は〇ヶ月ものと書かれているものが多く1年預けるなら提示してある金利ですが、〇ヶ月がたとえば3ヶ月なら金利の4分の1しか金利が付かない・・
しかも税金も引かれる、手数料が掛かる商品もある、外貨なので為替も関わってくる・・
それだけの状況がわかっていて、リスクも理解していなければ高金利だからと言って気軽に手を出していいものではない

1ドル=80円が100円になるのならいいけれど、100円から80円になる可能性もある


おまとめローンの罠や、ギャンブルの期待値など他のマネー本にはない内容もさすがカイジを表に出すだけの本だなと思いました。

宝くじは期待値の低いギャンブルであるとか、FXや投資信託に関しても手数料をゲームへの参加費ととらえること(コストの重要性)

だましの手口だったり、誘い文句、おいしい話が入ってきた時に裏があるんじゃないかと疑う力もつく本だと思います。

あと知らなかったのは、連帯保証人の”根(ね)保証”というもの(根保証契約)
Aさんは1000万まで融資を受けられる、でも最初は100万だけ融資を受けBさんに連帯保証人になってくれと頼む、Bさんは100万ならいいかと連帯保証人になる。ところがAさんは後から残りの900万も融資(ローン)を申し込んだ。B氏は1000万の保証人になってしまう・・恐ろしい

さらに連帯保証人が亡くなった場合には、家族が連帯保証人を相続することになる
相続はマイナスの場合には相続放棄も出来るけど、放棄の場合にはすべてを(家なども)手放さなければならない・・タイトルにあるように命を投げたからと言って借金が無くなるわけではなく、借金・連帯保証人の恐さを改めて感じました

気軽にローンをして、延滞・滞納すると将来住宅ローンを組めなくなるなどの問題もあります
今は携帯の支払いでそういった状況にある人が多いと聞きます
私も1度だけリボ払い経験がありますが、その時滞納の恐さなんて知りませんでした。

保険の支払いを銀行引き落としでしていて、1度お金を全部降ろしてしまって引き落としを出来なかったことがあります、それがもし保険の引き落としではなくローンだったら?とか、気が付かないでほっとおいていたら?万が一病気になった時に保険の意味が無くなったり・・ちょっとした油断や不注意から将来に不都合を起こすことになってしまう

何事も自分に都合のいいことだけでなく、リスク管理をしておくことの大切さ、リスクの恐さを知る事が必要だって思いました。




最終的なまとめとしては、変化に慣れどんな状況になっても働いて行ける人がお金の不安から解消される唯一の方法であると、安定を望んでも今の仕事が10年後20年後も安泰かはわからない・・時代や状況の変化に対応してどんな状況でも働いて行ける事が一番強い

変化と言うのは良く変わる事もあれば、悪くなる事、仕事も職場によって内容はまったく異なる
そうした変化の中、変化に自分を合わせていける事、その中で働いて行ける事・・
厳しいけど確かにそう、転職も考えて考えて自分の中で格闘しているだけでは変化を恐れてどんどん前に進めなくなってしまう、変化を受け入れどんな状況にも挑戦出来れば確かに強いよね

足踏み状態の私には厳しい言葉でしたが、挑戦していく姿勢と言うのはある方かなと思っているので
プラス思考で受け止めて行こう


好奇心旺盛であちこちに興味を持つのも、変化を楽しむ才能と言い換えましょう♪
関心のある事には積極的に挑戦していくのでそういう見方では変化を楽しむ才能があるのではないかとも思います。どんなふうに見るかで長所とも短所ともなりますね


とりあえず、好奇心旺盛で関心持ったことには手をつっこむあなた♪
あなたには変化を楽しむ才能があります♪
そういう事にしておきましょう♪

なかなか新しいことに挑戦出来ない方、少しずつでも何か小さな変化を楽しむ習慣を付けておくといいかもしれませんね、本屋さんで何か新しいハンドメイドの技法の本が並んでて気になったら、手に取る前にあきらめず、ページをめくってみましょう♪

変化を受け入れる方法・・新しいことを発見する事を楽しいと思ったり、ワクワクドキドキを見つけることにもつながります。わたしは80歳になっても新しいハンドメイドにドキドキできるおばあちゃんになりたいです。


そんなこんなで、カイジを知らない人にも充分為になる本だと思います。
カイジの映画を知っている人、マンガ本を読んだことがある人ならもっと情景がわかることでしょう
反面教師としてこういったものを見るのも良いかと思います

ギャンブルなんて!借金なんて!と拒否反応を起こすのも分かりますが、それがすでに変化を受け入れない・・の1つなのではないでしょうか?(私も人の事言えたもんじゃありませんが、興味を持ったことには多方面から知って行こうという考えがあります)


また長くなってしまいました
興味持っていただけたらうれしいです

(もう1冊似たような本が出ているのですが、そちらは内容が少し違っていてパラパラ見て見ましたが購入には至りませんでした)


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