古池(ふるち)信幸市議会通信

豊岡市議会の様子 世の中のこと 日々感じたこと

桜咲く

2009年03月24日 | Weblog
  桜が咲き始めました。木屋町の桜橋のたもとの桜が例年より一週間ほど早く開花し、歩く人の笑顔を誘っています。昨年の秋に咲いていた弁天町の桜は、この春もすでに咲いており、1年に2度も美しい花をつけています。柳の新芽と桜の開花、そして、山すそには,ひとつぼスミレや猩々ばかまなど野草も春を知らせています。ぜひ,城崎温泉にお越しください。議会の報告を続けます。外出支援サービスの更なる拡充を求めて質問しました。人工透析の患者の方は、週3回通院をされていますが、それ以外のかたがたの利用についても、ありがたいという声を聞いていますが、更なる利便性を確保するよう求めました。第2次世界大戦で、罪なき国民が広島、長崎では原子爆弾による悲惨な爆撃を受け、被爆した人たちも生涯苦しみを背負って生きておられます。これらのかたがたに特段の配慮をし、全体として、介護タクシーの利用をさらに便利に、そして安い料金で利用できるよう、又、市民への制度の周知徹底を求めました。健康福祉部長は、738人の登録者がある。人工透析の方は78%の利用率となっているが他の方々の利用率は35%程度であり、充足できているのではないかと考えている。被爆者だからということでの特別の配慮はしません。市民への周知はさらに徹底したいと答えました。

イナカーの利便性向上を

2009年03月15日 | Weblog
  3月定例議会で、私は、次の6項目について質問をしました。1.市民の足を守る交通網対策。2.安全安心な食材と、働く人々の労働条件確保に関して学校給食のあり方について。3.有害鳥獣対策・と農地の保全。4.環境教育の体系化。5.外出支援サービスの更なる充実。6.市民の生活支援・産業支援。1.の現在実証運行がおこなわれている、バス「イナカー」について、日本語表記をすること、デマンドという言葉も「予約」など適切な日本語にすることと、できれば、デマンド制よりも、定時制にに切り替えること。旧全但バス休止路線にかかわらず、全集落を視野に入れた、路線網を検討すること。列車との接続を配慮し、例えば、竹野のバスを、いもじもどし峠を通って、城崎温泉駅につなげば、発車列車本数が竹野駅と比べ、ほぼ2倍であり、利便性が増し、利用者も増えるのではないかとの提案も行いました。黒坂部長は「一人でも多くの方に利用していただけるよう、意見を聞きながら、検討します」との答弁をされました。

はなむけの言葉

2009年03月06日 | Weblog
  近畿大学豊岡短期大学の卒業式に列席させていただきました。梅の花も咲き出し、和やかな中にも凛とした雰囲気のもと行われました。特に印象に残ったのは、学長さんのはなむけの言葉でした。「地球温暖化に至った人類の生き方、と待ったなしの対処。金融の大不況が、実態経済に多大な影響を与えていること。格付け評価への反省。未曾有の経済危機の中での、門出。このきわめて厳しい社会の現実から逃げるのではなく、自分のできる役割を果たしていただきたい」というような内容だったと思いますが、思いやりに溢れた、卒業生をはじめ、会場にいる皆さんの心に残る印象深いお話でした。