古池(ふるち)信幸市議会通信

豊岡市議会の様子 世の中のこと 日々感じたこと

かぶらの漬物

2008年01月30日 | Weblog
かぶらをお正月前にも収穫しましたが、半分以上畑に残したままでした。大晦日に雪が降り、10日ほどして街の中は雪がなくなりましたが、やはり来日の畑にはいつまでも雪がありました。少し葉っぱが見えている所の雪を掻き分け、かぶらを5個ほど抜いて帰り、庭に置いておきました。短冊に切った白いかぶらとその葉っぱを軽い塩で漬けたものがあり、お茶漬けの時に食べました。快い歯ごたえと、あっさりとした味で、本当においしく、妻にお礼を言いました。新年はどうしてもご馳走を食べる機会が多いいものですが、七草かゆとかぶらの漬物は、日本の食事の絶妙のバランスをとっているのだなと感心しました。

木曽町に学ぶ

2008年01月26日 | Weblog
バス路線廃止への対応策を作るために、会派「日本共産党・あおぞら」の4人の議員で視察研修に、長野県の木曽町と四日市市へ行ってきました。山また山の木曽町は、その日の朝から降り始めたという、乾いた雪が積もっていました。革靴の下でキュという音が、懐かしく感じられました。木曽町も「おんたけ交通」というバス会社が路線休止をしたために、町が「町民の足を守る」という基本方針の下、実にきめ細かく、行き届いた交通網を確立していました。点在する山間部の集落を4つのゾーンにわけ、それぞれを巡回するコース、ゾーンを結ぶライン、幹線で、中心部との連絡をするという、交通体系ができていました。また、観光客も利用できるようにも配慮がしてありました。料金も500円以下100円からという、利用しやすいものとなっていました。プロジェクトの中心で、施策を立案し、説明していただいた係長さんのご苦労は大変だったろうと思います。木曽町の田中町長にもお会いすることができ、しばしの歓談の機会が得られ幸いでした。視察から帰ってあくる日は、市議会の交通網特別委員会があり、早速、木曽町で学んだことを報告し、豊岡での対策に役立てられるよう発言をしました。住民の足を守る事業の成功のため、災いを転じて福となすよう、今年がその正念場となります。

小羽尻公民館

2008年01月22日 | Weblog
阿瀬渓谷に近い、山あいの集落、日高の羽尻で、市政報告会をさせていただきました。このたびの報告の中心は、バス路線の廃止問題でした。日高では、三方地区と八代地区の全但バス路線が10月1日から廃止になります。毎日の乗客は少ないとはいえゼロではありません。集まられた方のご意見や要望を聞かせていただきましたが、それぞれ、大変な心配をされ、何とかして、足の確保をしていただきたいというものばかりでした。自治体が責任を持ち、住民と協力をして、地域にあった、持続可能な公共交通網を確立しなければなりません。しっかりがんばります。共産党についても質問がありました。、例えば、農業についてはどのような基本的な方針を持っているのかとのご質問もあり、「食料の自給率が40%をきっているということに示されるように、歴代の政府の農業政策では、国民を守れないし、国土の保全もできない。大転換をしなければならないと思います。ぜひ、共産党を大きくしてください。」とお願いしました。寒い中、大勢の方にお越しいただき、熱心な話し合いができ、大変に貴重な時間を共有させていただきました。準備万端整えていただいた方々にも心よりお礼を申し上げます。

センター試験

2008年01月20日 | Weblog
センター試験が豊岡高校を会場に行われたとの記事を見て、うれしく思いました。議会本会議で、但馬の生徒たちが、大学の入学試験を受けようと思えば、姫路や神戸などへ行かねばならない状況を改善するために、過去に一般質問をしました。中貝市長も積極的な答弁をされ、小林県議もPTAなどの要望を受けて、頑張られたと聞きました。誰でも緊張する入学試験は、前の日から知らない土地へ泊りがけで行って、受験をする者と、その朝に、自宅から出かけていく者とでは不公平があります。経済的にもあります。私は、但馬は広いし、交通の便が悪いので、2ヶ所の会場設定を要望しましたが、豊岡のみの1ヶ所となりました。しかし、大きな前進だと思います。器具の不具合などで、再試験を受ける人が全国で1200人以上との報道もあります。試験を行う側の緊張感ある対応を求めます。

寒風の現地調査

2008年01月18日 | Weblog
円山川と八代川の現地調査を、行いました。こくた恵二衆議院議員の公設秘書と山下よしき参議院議員の公設秘書、安治川市議と谷口温泉町議と私が共産党から参加し、説明には、国土交通省の調査課長、県土木事務所、豊岡市都市整備部参事さんら、が当たられました。国土交通省の課長さんからはまず、先日の賄賂の事件についてのお詫びがあり、丁寧な説明が行われました。八代川と国府地区の内水対策、円山川の無堤防と護岸整備、桃島川樋門対策など、寒風の吹きすさぶ大変寒い中での現地調査でした。参加いただいた,両秘書には、現場の様子や、区長さんたち地域の方たちの声も届けていただくよう要望しました。地元でも、引き続き、安心安全の街づくりのため、治水問題にはしっかりと取り組んでいかねばと気持ちを新たにいたしました。参加の皆さんありがとうございました。

円山川現地調査

2008年01月16日 | Weblog
国土交通省豊岡工事事務所で、とんでもない事件が発生し、容疑者の係長が逮捕されました。台風23号で、大被害を受け、住民も行政も一日も早い復旧に心血を注いで頑張っているその時に、工事に絡んで、その地位を利用して、賄賂を受け取っていたということは、許すことのできない犯罪です。事件が起こる前から予定しておりました現地調査は予定どうり行われますのでお知らせいたします。日本共産党の国会議員団と豊岡市会議員団は、明日、17日午後1時に八代川、そして、午後2時30分に奈佐川合流点に集合し、下流域の現地調査を行います。激特の工事計画の中で、私たちは、23号と同程度の大水害が発生しても、「床上浸水を防止」するという工事計画の水準を、各地域で達成してほしいという願いを持って、活動してきました。各区の役員さんをはじめ、関心のある方々のご参加をお願いいたします。

バス路線空白地域 

2008年01月16日 | Weblog
バス問題で路線廃止や、縮小となる地域では、この先どうなるのかと、心配の声が上がっています。但馬の住民の足を守り、生活を守るためには、公共交通網の整備・確立は欠かせません。このような事態に至った経過を検証し、今後の方針を作り上げるために、住民の声を聞かせていただき、バス会社と行政と地域住民のとるべき立場を明らかにしてゆきたいと思っています。日高町では,八代・三方が空白地域となります。1月22日(火)13時30分より、日高町の小羽尻公民館で報告と意見交換の会を開かせていただきます。ぜひとも多数の方のご参加をお願いいたします。

三人吉三

2008年01月13日 | Weblog
京都南座で前進座の新春公演「三人吉三巴白波」を観賞しました。河竹黙阿弥の原作で、歌舞伎の人気作品の一つです。前進座も200回以上の上演をしてきたとのことですが、その時代時代に役にあたった役者さんは、歴史のある演目だけに、相当の緊張感があったものと思います。藤川矢之輔、瀬川菊之丞、河原崎国太郎の三人がそれぞれ、吉三になり、舞台に吸い込まれるような熱演でした。ものを盗んだり、人をいじめたりだましたり、不義理をしたりして、その時は、うまく世渡りをしてきたように思えても、結局は、因果がめぐり、罰を受けることになる。悪人といわれる人のつながりの中にも、義理で結ばれた絆があるなど、天下の名刀と百両がめまぐるしく人の手を渡っていく中で、それぞれの人間模様が凝縮されて、演じられていました。芝居を見て感じたことですが、日本人の心に深く根ざしている、道徳観や、義理や人情、誇りなど、現在の人々が、普段に芝居に接しておれば、落ち着いた世の中になるのにと思いました。正月に芝居を見るといい年になるとも言われています。テレビでも舞台でもぜひ芝居を見ましょう。

消防出初式

2008年01月09日 | Weblog
消防出初式に参加させていただきました。温泉街を赤い消防ポンプ車と紺の制服の団員の堂々とした行進は屋根の白い雪に映え美しく、頼もしく感じました。式典では、日生下団長の伝統のある、心得の朗読で、一同の心が引き締まりました。3名の新入段員の挨拶は、初々しく和やかなものでした。自分が入団させて頂いた頃、当時の大井副団長の指導で、敬礼や、整列を習い、新入団員を代表して、宣誓をした時のことを懐かしく思い出しました。議会では、消防力の水準の維持・向上を訴えてきましたが、町の総合力の大切な分野であり、引き続き努力してゆきます。

商工会の祝賀会

2008年01月04日 | Weblog
新年の賀詞交換会が日高のホテルであり、参加させていただきました。日高町商工会の主催で、盛大なものでした。岩見会長さんのご挨拶は、最近の経済状況を的確に捉えた内容のあるものでした。旧町の商工会の合併に関しては、会員の意見を十分に聞くとの態度表明でしたが、合併に向けての舵はきられているのかなとの感想を持ちました。各町それぞれの歴史と産業形態の違いがあり、商工会員と事務局との関係にも密度の差もあると思います。構造改革の強風が全国で吹き荒れ、自営業者にはこれからも一層の困難が予測されます。業者団体の果たす役割りには大きなものがあり、特に、地域の商工業の活性化にはきめ細かい相談と、力をひとつに集めて、困難に立ち向かう行動力が期待されます。私は、合併は、会員にとっては、メリットがないのではと思います。各町の事情を明らかにし、それぞれの商工会が、自主的な判断をできるように十分な検討材料と期間が必要ではないかと思います。