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呑兵衛風来堂

tannaru Nondakure-jan

秋風邪

2009-09-13 04:39:46 | Weblog
どうやら風邪をひいたらしい。
金曜日あたりから
微かに咳き込みはじめ
専務にいたっては
「やべぇ~!ぶちょ~もしかしてインフルエンザ?」
おいおい…

今は…咳はほとんど出ないが
喉がいがらっぽくて…いたい。
体がだるくてかなわん。
食欲はまずまずあるから
それだけは救いかな…と。

佃善のじゃが豚

2009-09-13 04:38:45 | Weblog
土曜日の午後の食卓に出たのは
佃善のじゃが豚
つるつるもちもち
不思議な食感の「じゃが豚」だ。

姫の妹のぴろっこが
北海道は札幌の兄の家に遊びに言った折り
宅配便で送ってくれたものだ。

皮が北海道特産のじゃがいもをつかてるらしい
とにかくもちもちで
しかもつるつる上品な味わいだ。
なかに肉まんのような具がはいってことのほか美味しい。

スープで煮込んであるから
そのままでもじゅうぶん美味しいのだが
ためしに
四国の馬路村のぽんずで食べてみた。
これがまた不思議においしい。
http://www.jagabuta.com/

吉田拓郎 101st LIVE

2009-09-12 18:53:56 | Weblog
02.10.30
Inperial Records
2003-05-21/TEBI-45002/\4,500(税込)/DVD


2002年10月30日にNHK 101 STUDIOで行われた
一夜限りのSPECIAL LIVEを収録したDVD。
全16曲は実に圧巻。
7年前だけど恐ろしいくらい皺がないのが超人的であり
姫曰く
「拿捕された宇宙人みたい」と笑うが…
たしかに拓郎って宇宙人かもしれない。
すなおな曲の感想を書いてみよう。

1
『とんと御無沙汰』
歳を重ねてからの名曲だとおもう。
この歌には切先だった拓郎は存在しない。
やわらかな風景と堅実な現実を素直に見つめる
優しい拓郎しかいない。…いや…フリをしてるだけかも。

2
『春だったね』
名曲中の名曲だがこれはアルバム「Live73」バージョンで
めっちゃかっちょいいけれど…
やっぱり僕はアルバム「元気です」のほうが
繊細なアコースティックバージョンで大好きだ。

3
『いつでも』
拓郎本人が好きだけどFanにはいまいち…っていう
B級的曲はけっこうあるけれど
まあ…聴いているうちに…いつのまにか
好きになっていっちゃうんだけどね^^。

この歌の中でずっと気になるフレーズがあって

♪どうして俺の寝息聞いたのさ 
 やりなおせないのに濡れたりしたのさ
 ……なんとも言えない
ともすれば卑猥になりそうな詩も拓郎が唄えば、
どこか哲学的に聞こえるから不思議だ。

こんなフレーズを裏で書いたら女性Fanから
「そんなこともあるのが…女性です」と。
うむ…深い。やはり哲学的だ。

4
『淋しき街』
ノスタルジックな昭和の香りがどこからかする
♪わけもなくここはTOKYO…
のフレーズが心になぜかひっかかる。

5
『君が好き』
フォークな拓郎Fanが度胆を抜かした
アルバム「Live73」にはいってたバリバリロックな曲だけど。

♪病んだ街を見下ろしながら 
 野うさぎが吹き鳴らす
 草笛のように笑う そんな壊れやすい午後に
 君が好きだ
 ……まるで大人のメルヘンだ。

6
『今日までそして明日から』
時代に左右されることにない
静かなる名曲だね。

7
『流星』
これは僕の超~~~大好きな歌!
蓮か昔…たしかTBSかなんかの
池内淳子さんが主役のドラマの主題歌だった。
『隠恋慕』って歌もあったっけ。

8
『君去りし後』
なんか…リアルタイムに似たような経験があったので
これは…きつかったなあ。
まさに
♪君が去った後は
 君が去った後は
 君が去った後は
 てんで はっぴぃになれないんだよ

9
『いくつになってもHappy Birthday』
アジテーションっぽく熱く叫びまくってた70年代の
荒々しい拓郎をおっかけてた僕には
え?
なに?
これ…
曲に変化ないし…単調だしぃ…
ちょっと…いや…けっこう肩透かしを食らった感は歪めないなあ。
しかし…口づさんでたら
止まらなくなる不思議な歌なんだけどね。

10
『Y』
僕はこのDVDでこの「Y」を知った。
なつかしい語り調の字余りの歌。
むかしロンゲ時代つきあってた拓郎がサーファーの彼女を唄った
シンプルで叙情的な胸がキュン!って鳴る歌だ。

11
『ロンリー・ストリート・キャフェ』
故安井かずみのつくった詩に
いかにも!たくろう!って感じのメロディ。
ギター1本で唄ったこの歌は。
バックをサポートする大人数のBig Bandも
霞んでしまうくらいの迫力があった。
さすがアコースティック拓郎である。

12
『パラレル』
どうしていくつになってもこんな歌ができるんだろう?
昔の彼女との別れの場面がリンクする。

♪俺の夢から お前がでてゆく
 自由を選んだ お前がでてゆく…
 これも故安井かずみの詩だ。

13
『ロンサム・トラベリン・マン』
みんなは嫌いだろうけれど
僕が好きだからいいじゃん!
って言いながら照れくさげに唄った歌。
いやいや!拓郎さん!僕も好きですよ!

14
『どうしてこんなに悲しいんだろう』
膨大な拓郎の作品の中で
僕が大好きで僕の中の拓郎ベスト1な曲。
拓郎本人も好きな曲にあげてる。

いろんなアルバムに収録されてるけれど
やっぱり音源的にも最高なのは
アルバム「人間なんて」に収録されてる
「どうしてこんなに悲しいんだろう」が最高!
エレキやらアコースティックやらピアノやらが
なぜかアナログチックにシャリショリしてて
何とも心地よい。
二度と再現はできないだろうなあ…。


15
『朝陽がサン』
フォークのプリンスは遥か昔の話。
新しい世代に臆することなく
逆に飛び込んでいこう!っていう素直な気持がいい。
たんなるおじさんになっちまったかも^^。

16
『サマータイム・ブルースが聴こえる』
この歌も大好き!
ぎこちない浜辺の初体験
何処か可愛らしい若者のショット。
長髪…パンタロンジーンズ…PPM
松本隆の詩と拓郎の親しみやすいメロディラインが
さりげなく合致して実に心地よい。

17
『落陽』
70年代の大ヒット曲ですごくノリも良く
Fanには堪らない1曲だが
実は僕はさほど好きでも嫌いでもない。
たぶん…冒頭苫小牧発仙台行きフェリーがでてくるせいかもしれない
いろいろあってフェリーはちょっとトラウマで…^^

18
『人生を語らず』
30代の拓郎の人生のメモランダム集って感じだろうか
僕はこの歌のある部分に衝撃をうけた。
♪あの人の為の自分などと言わず
あの人の為に去り行くことだ…

僕はそれまで愛は与えられるものと思ってた。
人に与える愛…
好きな人の為には
自分から引き下がるのも愛なんだと
ああ…大人ってすごいなあ…って感じた瞬間だなあ。

……
さてこのDVDのころは皺も無くつるんつるん肌だった
宇宙人のような拓郎さんも
2006年の「つま恋」ではその間にあった肺がんの手術とかで
ずいぶん痛々しい姿をしてたし急に老いた感じした。

ずいぶん便利な時代になったもので
最近はYou Tubeで昔の若い頃の拓郎がリアルに見れてライブも聞けるが
なんだろう…
僕はやっぱり
今の拓郎が好きだな。

姫も言う。
昔は嫌いだったけれど
今の拓郎は大好き!って。

2006年の「つま恋」であれだけの人が集まったのもすごいけれど
ほんとうは昔拓郎なんて嫌い!て人も来てたのは
同世代で頑張ってる姿に感動するからだとHNKのドキュメンタリーでは伝えてた。

最後のライブツアーも志半ばで中断してしまった拓郎さんだが
生きていてくれて
そして
新しい歌をこれからも発信していって欲しい。
体に留意して。

今宵のDVDのように
あいかわらず…な拓郎さんにずっと会い続けたいから。

Waist Bag

2009-09-07 01:11:00 | Weblog
使い慣れたWaist Bagがダメになって
仕方なく会社の近くの
おばちゃんとおっさんの二人でやってる小さなバック屋さんで
臨時で安い観光用?のを1090円で買った。

しかし…
帰りがけにそれが不良品だと気づく。
かちん!と止めるべき釦の位置が1cmもずれているので
何度釦をしめても歩くたんびに釦が外れてしまうのだ。

ああ…なんてこった!
「返品すればいいじゃん!」姫が言う。
高価なものならいざ知らず…なんだかかったるいし
買った時に店のおばちゃんに
「いいんですね?ほんとにそれでいいんですね?」って念を押されて
「いいっす!これ下さい!」って言った手前今更返品なんて出来やしねえ!

Waist Bagにはこだわりがあった。

なんで時代錯誤にWaist Bagなんてつけてるんですか?
って顔で見るやつが多い。
僕にとってはWaist Bagをつける理由は2つ。

1つはセカンドバックとか
手に物をもちたくない!
常に両手は開けておきたい!
女性じゃあるまいに男の癖にセカンドバックなんてもちたくねえ!
スーツならあらゆるポケットに入れることはできるけれど
ジーンズじゃスペースは限られる。

因に僕の正装は20年以上ジーンズにシャツである。

2つはライダースの名残りでもある。
残念な事に愛車を盗まれ泣く泣くバイクを降りたが
バイクを載ってたころからWaist Bagは必需品だ。
なんせ
Waist Bagは気軽で自由でいい!
僕は一生手放せない!
独身の頃は重要なものを全部Waist Bagに入れてたから
例えばアパートが火事になってもぜんぜん怯む必要も心配もなかった。

Waist Bagはデザインはもちろん
一番重要なのはコインパーツがあること。
チケットスペースがあることだ。
高速で車では簡単な料金支払い行為がバイクはちょっと面倒で
コインパーツは不可欠でいわゆるスーパーのレジトレーのようなもので
すばやく支払える優れものだし
普段の生活でもコインパーツは思いのほか役立って非常に便利である。
なんせ財布から小銭探して…なぁ~んてことなく
素早く出せるのが…なんせいい!
ライダース用のWaist Bagはデザインもいいし
なんせ頑丈でタフなんである。

しかしながら僕にとってWaist Bagの耐用年数は2年だけれど
何年ももてるWaist Bagが欲しいものだ。
ちなみに便利だけど嫌いなものはマジックテープ。
なんせどんな凄い造りのWaist Bagでも
瞬く間にダメになってしまうのがマジックテープ部分だからだ。

結局はそれだけで泣く泣く捨てる羽目になるんだよね。
ほんとは馬の鞍みたいな造りの渋い釦系のWaist Bagがいいんだけどなあ…

そんなこんなで
不良品のWaist Bagをつけて
日曜の散歩(車で近くをはしること)してて
多摩境あたりを徘徊してたら
いきなりバイク用品ショップにでくわして
そこで100%とはいわないけれど
ほぼ満足なWaist Bagを手に入れることができた。
約4000円近くのものだが
つくりもデザインもやっぱライダースである。
なんだか
失った分身をやっと取り戻したようで
久々にほっとした次第。

ちなみに
この店でバイクも少し売ってたんだけど
店内に飾ってあった真っ赤なHonda Monkeyが実に可愛かった。
「わぁ~!かわいいねこれ!これって50だよね?」と姫。
「うん!」
「これって車の免許持ってれば乗れるんだよね?」
「うんうん!いいよなあ~」
「でも…これじゃ銀座まで通えないよ」
「へ?銀座って…これで?おいおい…通えないって^^」
ああ…しかし…バイクは…いいなあ.
店の外ではKawasaki Z1000だとかのエンジン音とかが
勇ましく鳴ってる。

バイクに乗ってると老けにくいらしい。
車とは違って全身で操るってこともあるし
神経の使い方が違うのが科学的根拠らしい。
転び方を知ればバイクは怖く無いし無茶もしない。
無茶な走り方をするやつは転んで死ぬ思いをしたことが無いやつだ。

あの…なんともいえない操縦感覚で走ってみたいが…
なかなか…我が家の財政が…ね。

残暑の残る日曜の昼。
真新らしいWaist Bagを後部座席にのっけて
愛車3頭身美人の真っ赤なMira Ginoちゃんを走らせ姫とランチへとむかった。

小津の秋

2009-09-06 10:57:28 | Weblog
夕べ
深夜ロードショーでなにげに見てた。
それが「小津の秋」だった。

【ストーリー】
新聞記者の佐々木明子は、取材で蓼科を訪れた。
“縄文のヴィーナス”の取材もあったのだが、実は探している人に会えるのでは
という予感があり、父の遺品を携えてきたのだ。
高原のホテルには秋の気配が立ちこめ、湖には色づいた木々を映し出していた。
下の街では映画祭の準備で人々は慌ただしく動いていた。
ホテルの支配人の案内で、無藝荘の守役の吉岡園子に偶然にも出会い、
亡き父の過去を追うことになり…。

【解   説】
小津安二郎監督ゆかりの蓼科高原の秋に触発された野村惠一監督が、
小津監督が仕事場として使った蓼科の別荘「無藝荘」を舞台に撮影を敢行、
茅野市内各所でオールロケをし完成させた本作。出演は『二人日和』の藤村志保、
栗塚旭に沢口靖子が加わり、深まりゆく秋の蓼科高原を舞台に三人の織り成す
心の綾を丹念に描いている。(作品資料より)
http://ozunoaki.sub.jp/

●見終えて
プロローグ。
ああ…沢口靖子かぁ…と
パソコンの片手間に見てたけど…

激しい映画でもないのになんだか手が止まって結局最後迄みてしまった。
「小津の秋」というから小津安二郎監督の映画かな?と思っていたら…ちがった^^
しかし…監督の野村惠一は随分意識してるようで
淡々とローアングルで撮ってるのが…なんだか安心する感じもあったが……

無き父が愛した女性吉岡園子(藤村志保)
他に愛するひとをつくり死ぬ間際に妻と娘に詫び死んだ父。
しかし、そんな父を許せずに死んだ母。
母から辛い事しか聞いて無かった娘の佐々木明子(沢口靖子)は
真実が知りたくて園子の幼なじみのホテルの支配人四村茂を介して園子に近づいて行く。

藤村志保と沢口靖子の演技は凄いな…って思うけれど
僕はいまひとつ物語が理解できなかった。
ストーリーも内容もわかるのだけれどいまいち…なのだ。

たぶんそれは
僕が男だからかもしれない。
本作は女性の情念を描いたホントは激しい映画なんだと思う。
だから僕が男だからゆえにそこまで理解できないからいまいちなのかもしれない。
僕が理解力が足りないのか
せっかく僕のパソコンの手を止めてまで
画面を見させる魅力があるのに…
なにかがもの足り無い気がするのはそんなことなのかもしれない。
だから女性が見たらきっと違う感激をするんだと思う。

映画が終わって
ふ~ん。ってなって
姫も「あれ?これで終わり?」って言ってたけど(半分以上寝てたくせに^^)

ただ
僕が一番びっくらこいたのは
エンドロールを見たときだった。

一番最初に出て来た文字が
「栗塚 旭」だったからだ。

え?え?え?
栗塚旭~~~~!!
も~~僕はそれだけでびっくりだったし感激しちゃったよ~~!

そっかぁ…ホテルの支配人が栗塚旭だったのかぁ。
栗塚旭といえば僕らの世代の人はよく知ってると思うけれど
1965年のテレビ時代劇「新撰組血風録」で土方歳三を演じ
「燃えよ剣」でも土方歳三を演じたから
土方歳三といったら栗塚旭以外にありえないほどかっこいい人で
今でもそんな強い武士のイメージが強烈に残ってる。

本作ではとかく暗く湿りがちになりそうなスクリーンを
やさしくほんわりと二人を見守る素敵な役を演じている。

園子とは昔からの幼なじみで戦争中に園子を守る為に脚が不自由になっても
園子が明子の父と恋仲になりずっと思いつづけていても
いつも一歩離れてやさしく園子を見守っている支配人の四村。
なんだか
アメリカ映画「プリティウーマン」で危なげなジュリア・ロバーツを
陰ながら優しく見守りながら応援する支配人がいるが。
その素敵な支配人と本作の四村がダブってしまうほど。

本作で「小津」的なのは栗塚旭演じるこの支配人の四村だけだった気がする。
だって…淡々と心地よく演じてるから
栗塚旭が小津監督の親戚か小津映画ゆかりの人なのな?って思ったもん。
もっと四村の気持も描いてほしかったなあ。

だから僕はこの映画を見て印象に残ってるシーンは
ラストのシーン。
縁側に座って(カメラは部屋のなかから二人の背中をそして庭の紅葉を映してる)
ふたりでいつものように静かにコーヒーを飲んでると
白いものが…はらはら…と
そして四村が一言
「ああ…雪ですねえ…」
そして映画は終わる。
ここが良かったなあ。

超~~感激!って感じじゃないんだけど
あれ?もう1回見ても…いいかな?って思う好感のもてる映画だった。
べつにタイトルに「小津」はつけないほうが僕は良かった気がする。



満月なんである。

2009-09-05 19:35:39 | Weblog
はて?
見事な迄に蝉の声がしなくなったと思ったら
夕暮れの村は
コオロギと鈴虫の合唱に変わってた。

心地よい夕暮れの風に吹かれながら
村の道を歩く。
ああ…なんて気持のいい土曜日の夕暮れなんだろう。

これが普通なんだろうな
一般的っていうか
まだ微妙な明るい夕暮れに家路を急ぐ様。
そして
馴染みのTV番組を見ながら
夕餉の食卓を楽しむ。

毎晩深夜バスで帰ってきて
夜の12時に夕食なんて所詮異常なんだろうな。
ああ…まともな堅気の仕事に就きたいぜ^^

我が家のペントハウス迄
あと僅か…ってとこの踊り場で
思わず下界を振り返った。

な…なんと!
東の空に綺麗なまるで仲秋の名月のような
きれいな
満月なんである。

ねえ!みんな!
綺麗な満月だよ!夜空をみてごらんよ!
ああ…いいなあ。
心が洗われるぜ!

さてさて
姫はキッチンでバトルしてる。
ほのかにいい匂いもしてきて
これから晩ご飯。
楽しみになってきた。

ああ。
もしかして
これがしあわせ…ってやつなんだろうな。

夏の終り

2009-09-04 02:52:46 | Weblog
夏が終わった…。

実に…あっけなく終わった。

僕の中に夏の定義がある。
はじまりは…
まあ…7月の末。
でも
終りはきっかり8月31日なんである。

何があっても
どんなことがあっても8月31日なんである。

9月1日が昨日と変わらぬ残暑でも
きっかり夏じゃないんである。

じゃあ…9月1日は秋なのか?っていうと
それも甚だ謎めいている。

なんだか前にも書いた気がするが…
秋のようで秋で無い9月は
いうなれば「好小秋」~こうこしゅう~
辞典にはない。
僕の造語だから^^

乾いた暑さの残る鎌倉のコスモス寺で感じた時の
風の心地よさに思わず浮かんだ言葉である。
「好小秋」は健気で可愛い娘…という意味合いもある。

夏の開放的な時期から一転!
衣も身だしなみを気にする季節であるが故に
露だった胸元の釦をきちんと一番上まで絞めて
可愛い上品さも持ち合わせて欲しいと願う
勝手な僕の女性への解釈と願望でもあるのが「好小秋」でもある。

そういえば
今年も海に行かなかったなあ。
まてよ?
冬にゴールドコーストで日焼けっていうのも悪くはないかも。
海の家の簾越しに海を見ながらスイカ食ったり
焼そば食ったりして
時々
隣の砂をつけたお姉さん達の水着姿に熱くなってた
あの頃の海の家を体験してみたいなあ。

でも
日本の夏の終りは
きっかり8月31日なんである。


夏の終り~Side・B

2009-09-04 02:51:47 | Weblog
8月31日(月)~9月3日(水)迄
2泊3日Shonan Hotels連泊。

強烈な耳鳴りといつの間にかの無意識の気絶。
目覚めと共に矢鱈久々に彼等の声。

深夜にモニターに映る背後の彼等の
ハーフスケルトンな姿。

そうか…
8月31日か…
黄泉への門が閉る夜だからなのか
やつらは騒がしい。
9月を明日に控え
やつらは実に騒がしい。

そのなかに間違い無くMの輪郭を見た。
M…
おまえか?
おまえなんだな?

物が落ちる
Faxが鳴る。
電話がワン切りで鳴る。
鉄のドアが鳴る…がんがんがん!
コピーが…勝手に動く。
アコーデオンが粋なり落ちる。
そして
背後に無数の気配を感じて
背中に悪寒を感じる。

強烈な耳鳴りと
息苦しさに
いつの間にかの気絶してた。

朝。
想像以上の気持の悪さの中目覚める。
ふ…っと
ジーンズのなかで腿が…変だ
ベルトをはずして
ジーンズを降ろしてみた。

唖然とした。

まるで猫に引っ掻かれたような
傷がいくつもあった…
自分でひっかいたものではないのは明らかだ。
夕べのやつらの仕業なのか?

悪霊なのか?
善霊なのか?
それとも…Mの仕業なのか?
いずれにせよ
とりつかれはじめてるのかもしれない。

そして
確かに…夏は終わったのだ。

しかし…
すぐに
秋の彼岸はそこまで来てる。

夏の終り~Side・A

2009-09-04 02:51:03 | Weblog
8月31日(月)~9月3日(水)迄
2泊3日Shonan Hotels連泊。

「効率良くやればいいじゃないですか」
効率良くやってるつもりです。
「夜遅くやっても不効率なだけですよ」
僕の昼間の時間すべてを束縛しておいて
何を言ってるんだ!この馬鹿垂れが!じゃあ!誰が代わりをやってくれるんだよ!
「誰かに手伝ってもらえばいいじゃないですか?」
手伝ってもらってもこんな時間だよ…ってか
手伝ってもらえない仕事ばっかおしつけやがって!
俺じゃなければダメだから俺に仕事だしたんだろ?
他の奴に頼めば…
「いや…それは…ちょっと困ります…」って
じゃあ…やっぱり俺にしかできないじゃん!
誰かに頼めばって言っておいて
誰かに頼めば…それは困るって……
矛盾じゃん!
締めきりっていうか
時間は限らレてるんだから
その期間内にやらなきゃいけないんだから
わるいけど…
俺…夜中はタイムカードつけてないよ
土下座で感謝しろ!とはいわないけど
もっと早く帰れるような社風造りを
あんたたちがつくってくれよ~!
誰が好き好んで連泊なんかするもんか!

遠い日の石垣島~其の壱~

2009-08-30 08:01:51 | Weblog
町田へ向かう車の中で…
「石垣島へ行ったのって何年前くらいまえだっけ?」と僕。
「石垣島?ん~ん……10年…いや…もっと前だね平成元年?」
「おいおい!それじゃ21年前じゃん!しかも姫と再会してないし」
「ああ…そっかぁ…あ!じゃあお父さん達とサイパン行く前だよ」
「そうだっけ?ってことは」
「やっぱ…13年とか前じゃないの?」
「う~ん13年…朧げだけど…そんなとこかもね」

13年前か…
そんなもんかもしれないね。
うん!
何も見ないで記憶だけをランダムに綴ってみよう。

●其の壱
2階建てほどの小さな那覇空港について
そのままバスに乗り換えて南西航空の空港ビルへ移動する。
その途中空港内を横切ると
自衛隊のジェット機戦闘機が並んでいたのが異様な雰囲気だった。

時間まで小さな南西航空ビル内のレストランへ
B&Wとかなんとかいうアルコールのない黒ビールテイストと
ソーキソバを頼んだ。
僕は前に社員旅行で本島はきていたのでソーキソバを食べたことがあったが
なんせ姫がはじめてだったので何でも沖縄のものは注文してみよう!ってことで
早速の沖縄の味がソーキソバだったのだが…
「うう…麺が喉で止まって入っていかないよお…」と姫が泣く。
確かに…僕もおんなじだったが
関東にはない味と食感に不可思議な感動の体験だった。

そういえば東京から那覇に来る全日航の飛行機内で
ミニお弁当が出た。
普通のお弁当の半分くらいだろうか?
まあ…丸い朝食らしい。(因に今は無い)

沖縄に来たんだという実感は
このアメリカンナイズされたこのレストランと
窓から見える
滑走路のむこうのエメラルドグリ-ンが唯一異国情緒を味合わせてくれる。

飛行機はプロペラの小さな飛行機だった。
なんだか観光バスくらいの大きさだった気がする。
機内ではトロピカルなパックのジュースが出た。
飛行中
窓の外を見ると
「おおっ!すごいねえ~~」
「うん!綺麗ね~~~!!」
真っ青な海にまさに真珠のように様々な島が浮かんでるのが
とても衝撃的だった。