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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

キスはご自由に

2011-02-13 22:37:09 | movie
【原題】  embrassez qui vous voudrez

【2001年】 フランス イギリス イタリア


「現代フランス映画の肖像」

第二弾です。




舞台は、フランスの北部沿岸に位置する夏の高級リゾート地。
そこを彩る様々な愛の形を描いている。

いろんな人がたくさん出る、群像劇。

そして、監督のミッシェル・ブランは、自身も美しい妻に固執する夫役で出演







主演はシャーロット・ランプリング
お金持ちの夫婦



夏の休暇を計画したが、一緒に行くお隣さんは失業中
幼い娘も亡くしているのだが、



それを彼女がわかっているんだか、いないんだか…
あまりに無神経でイジワルなのだ…


娘は女友達とアメリカ旅行に行くと言う。
一緒に行くのは、実は父の部下なのだけど…
「フェリックス」に続いてまたまた登場のサミ・ブアジラ
今回は社長の娘に手を出し、裏金まで作るけっこう悪いヤツ(要領悪いが…)

結果―彼女は旅先で他の男を見つける。


夫も仕事があるので行かれなくなったと言い、
夫役は私には異常に色っぽく見えるジャック・デュトロン


家に残ると言って、(内緒で秘書と一緒)
この秘書はトランスなのだ。まだ10代??
  

この彼女(彼)じゃあなければこうはならなかったと言う。
彼女(彼)も、そう言うが…イヤ違うでしょ??



あとは、夫婦の友人で夫の元愛人シングルマザーとか、
このジュリー(クロチルド・クロー)、男なしではいられない…というタイプ
なのでいろいろ問題あり、



彼女のリアルだんな様はイタリアの『エマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイア』









旅先で仲良くなるリュリュ(だっけ)

なんとなくランプリングとむふふの関係になるのかと思っていたら 
分別?がジャマして踏み込めない。


など、など、など、



あまりに人が多すぎかも!!
すこ~し減らして、ちょっと時間が短いほうがスッキリしそうだ。
群像劇は長いと疲れちゃう……。



お隣さんは経済的にも精神的にも追い詰められていて、それこそ笑い事じゃすまされないのだ……。


彼らの息子はまだ少年のギャスパー・ウリエル
彼女役は今をときめくメラニー・ロラン




どうしたって彼女のほうがお似合いと思うのだけど


このロイック(ギャスパー・ウリエル)


が選んだのは
(「かげろう」と同じ年に公開とは…日本未公開)


イヤ、彼女が選んだのか


これはアリ



これがアリかナシかは関係なく、何をどのように選択するか、というのは、人それぞれであるというお話です。






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