最後のキス

【L'ultimo bacio 】【The Last Kiss】

【2001年】　イタリア


『7つの贈り物』などでハリウッドでも高い評価を得ているガブリエレ・ムッチーノ監督が、本国イタリアで撮り上げた心温まる群像劇。もうすぐ30歳になる幼なじみ5人を中心に、彼らに関わる8人の恋愛模様を同時進行で描き出す。『星降る夜のリストランテ』などのベテラン、ステファニア・サンドレッリや、『ぜんぶ、フィデルのせい』のステファノ・アコルシらが豪華共演。老若男女を問わず共感を呼ぶ良質な人間ドラマが心にしみる。
『最後のキス』です。



『ヒューマントラストシネマ有楽町』で特集している『Viva！イタリア』で上映されている3作品のうちのひとつ。
前からちょっと気になっていたので観てきました。
　　　　　　　　　

監督さんはガブリエル・ムッチーノ　　　　　　　　　　　
ちょっとどこか悪いのでは？と心配だ。
2012年んのヴェネチア映画祭

2010年のこれの続編『もう一度キスを』のときには主演俳優さんたちと並んでも見劣りしないぐらいスマートだったのに　

中央の人




　　
　　　　　　　　　　　≪こんなお話≫



50歳のアンナ（ステファニア・サンドレッリ）と夫（ルイジ・ディベルティ）との仲は冷めた状態が続いていた。彼女は一度別れた不倫相手とよりを戻してみたもののうまくいかず、最終的には夫のもとへと戻る決断をする。一方、二人の娘で27歳のジュリア（ジョヴァンナ・メッツォジョルノ）と29歳のカルロ（ステファノ・アコルシ）は付き合い始めて3年目で子どもを授かり……。




カルロとジュリアのカップルは上手くいっていたハズ……

ところが、同棲3年目でジュリアが妊娠して、それぞれの両親も大喜び。
ふたりは今は結婚は考えていない。

カルロはまだ子供を育ててゆくという心構えも何もなくて、急に将来が怖くなる…


ジュリアのジョヴァンナ・メッツォジョルノが若くてかわいい！！
今では漂う大物感！！

カルロと４人の仲間のひとり、マルコ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)の結婚式

ここでカルロは18歳の高校生フランチェスカと仲良くなってしまうのだ！！


カルロの友人たち
パオロは宗教関係グッズのお店の跡取り。父の具合はよくないが、彼女に振られて以来、叔父にお店を任せて人生を模索中。
世界をみてまわる旅になんとか20代で出発したいと考えている。
byクラウディオ・サンタマリア

アドリアーノは唯一の既婚者で、男の子が生まれたばかり。
妻は子育てでイライラだが、アドリアーノはイクメンになれず…
カルロと同じく広告マン。
by Giorgio pasotti

アルベルトは海賊版を作って売っている、毎晩違う美女と寝ているが…
今の自分に満足してるわけではない。
ドレッドヘアのセクシィイケメン　by マルコ・コッチ


マルコ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)は幸せいっぱい、新婚さんなので出番は少ない。



ジュリアの妊娠を知った母のアンナ(ステファニア・サンドレッリ)は自分が年取ってしまったことに焦り、

女友達に浮気相手を紹介してもらったり、(これってさすがイタリア??)
家では無口な分析医の夫には離婚を切り出し、
3年前に付き合っていた不倫相手に会いに行ったりする。


こちらの夫婦はどうなるか


フランチェスカに手を出してはいけないと、どこかでわかってはいるものの、どうしてもやめられないカルロ

フランチェスカは最初の印象とは違い、とても一途な女の子だった！！


いろんな人が出てくるけれど、みんなキャラクターがしっかりしているので無理やりなところがなくてわかりやすい
こんなことあるなあ、と思いながらついつい共感。



パオロの父親が亡くなった時に連絡が取れなかったカルロは、フランチェスカのことがジュリアにバレてしまって、ふたりの仲はもはや修復不可能なのか！！！

2人は結婚するけれど、この結婚暗雲立ち込めている


続きは『もう一度キスを』で


カルロ役ステファノ・アコルシがとってもキュート