美しすぎる兄嫁

【原題】　　la mujer de mi hermano

【2005年】　メキシコ


以前取り上げた『愛の波濤　マンコラの海に抱かれて』のリカルド・デ・モントレイル監督の『美しすぎる兄嫁』を見てみた。

こちらリカルド・デ・モントレイル

『マンコラ』がやたらとセクシィガイをそろえていたので、今回も期待大だったのだ。




　　　　　　≪こんなお話≫


結婚して10年。家もお金も容姿も全てが揃っているソエとイグナシオは何の不自由もなく暮らしているように見える。しかし、そんな一見誰もが羨むような生活も、ソエには物足りなかった…。


ソエはバーバラ・モリ
日系人の女優さんで、最近ボリウッドムービーに出演して人気らしい。
　

こちらではこんな感じ



夫のイグナシオとの性生活は毎週土曜日と決められていて、それも退屈。
夫が無精子症で子供を作れないことが最近わかってしまった。

そんなイグナシオはクリスティアン・マイヤー

ここでは地味でマジメな……という役だけど
ステキな腹筋の持ち主
　
まるで　men at play　のよう！！
ゾロなんかにもなってたりする。


イグナシオの弟ゴンザロは兄からの仕送りに頼っている売れない画家。
ゴンザロはマノロ・カルドナ　
　


ソエはイグナシオへのあてつけにゴンザロの絵を買ったのだが、イグナシオが偶然ソエとゴンザロの会話を聞いてしまい、激怒し、絵をプールに沈めてしまう。
ソエはゴンザロの「兄は自由な自分に嫉妬してる」という言葉を信じ、ふたりは急接近


イグナシオは出張先という(？？)ホテルからソエに愛していると電話をかけるが、
(クリスティアン・マイヤーの脱いでるシーン多し！！)



でも、誰かシャワー使ってるんですけど……誰？誰？

その夜ゴンザロを家に招待したソエは彼と寝てしまう。
(だめよ、だめよといいながら…)

ソエを誘惑したゴンザロだが、何か考えがあるようなのだ。


マノロ・カルドナは、怠け者という設定ではあるが、モジャでちょっと…
監督基準に達してなかったのか？？
　

ゴンザロには彼女がいるのだけど、そこでも背中だけ。



ゴンザロと会い続けるソエは、彼から、イグナシオはゲイだと言われ、ヨガ教室で知り合ったボリスというゲイの友達に助言を求める。
　
こういった役は演技派の俳優さんと決まっているね。

このときのボリスとの会話、彼の表情が、意味深！！

彼は隠れゲイじゃないわよ、とか
不能じゃないのは知ってるわ、とか(冗談よと言うが…)
イグナシオの相手はボリスだったの
イグナシオもソエにボリスはどうしてる？と聞いてたりするし…

ボリスは彼を女に取られたって…それはソエ？？


ソエはイグナシオに「男と寝たことはあるか？？」と聞いてみたりするのだが、もちろん否定される。

ここでも脱いでるクリスティアン


イグナシオの行動が細かいのだ！！
顔に乳液をつけたり、背中脱毛したりしてる


イグナシオはゴンザロに、ソエに手をだすな！！と言いに行くが、そのとき兄弟の過去が明らかになる。

ゴンザロは幼い頃、尊敬していた兄にいたずらされたことがあるらしい。



家をでたソエは妊娠を知る。

打ち明けられたボリスもせつなそう
ゴンザロには拒絶され

イグナシオの友人のイケメン神父には彼の子供と言いなさいといわれ

彼はイグナシオがゲイと知ってるのかも。


家を出た彼女がどうやって生活していこうとしていたのかはわからないけど、
結局、ソエはイグナシオに助けを求める。



イグナシオは「君と子供のそばにいる。でも男を好きになるのをわかってくれ」というのだった。



そしてゴンザロの元に、男の子が生まれた、というお知らせが届く。





このお話はソエ目線
私としてはイグナシオ目線のお話希望


映画とは雰囲気の違う3人なのだった。