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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

男として死ぬ

2017-08-15 20:39:18 | movie
【Morrer Como Um Homem】
【To Die like a Man】

【2009年】  ポルトガル

東京国立近代美術館フィルムセンター「EUフィルムデイズ」に行ってきました。
観たのは『男として死ぬ』です。

6月中旬に観ています。


左が監督さんのジョアン・ペドロ・ロドリゲス
右がパートナーのジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタ


上映後、字幕を担当した大寺眞輔さんの解説もありました。



     
         ≪こんなお話≫



かつてはリスボンの夜の女王だったが、今は落ち目の中年ドラァグ・クイーン、トーニャ。若い愛人ロザリオに勧められて初めて性転換手術を受けようとするが、教会の教えに背くのではないかと深く悩む。そこに、幼い頃に別れ兵士となった息子が、父を探しにやってくる。ロザリオと出かけた旅でトーニャは森に迷い込み、謎めいた元歌姫とその使用人に出会う。この出会いがトーニャの人生を大きく変える…。




昔はスターだったドラァグ・クィーンのトニア


店でのスターの座は若いものに奪われ、
彼が今のスター



友人との話題はこれからのこと。つまり老後。
年下の愛人ロザリオは性転換手術を勧めるが……



トニアは行方不明になってしまったドラッグ中毒のロザリオを探しだし、薬を抜いて、更生させる。



小旅行に行った山の中では不思議なカップルに出あう。



不思議すぎる…………マリア・ベッカー



実はこの彼らの家は冒頭に出てきていて、
トニアがかつて結婚していたころに授かった息子が脱走兵として逃げてきていた所
彼は同僚を殺してしまった。



トニアは胸に入れたシリコンがもれ、感染症を患い、治療はもはや手遅れの状態。
敬虔なカトリックである彼は「男として死ぬ」ことを望んだ。



ロザリオは意外にもトニアに対して最後まで献身的に尽くした。
彼はトニアの後を追って自ら命を絶ってしまう。








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