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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

ルードヴィヒ 完全復元版

2017-10-09 12:26:25 | movie
【ludwig】

【1972年】  イタリア 西ドイツ フランス


新文芸坐「ヴィスコンティとイタリア映画の傑作たち」から
イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが、バイエルン王ルートビヒ2世の人生を描いた歴史大作で、ビスコンティ監督が当初意図した編集が実現した、初公開版よりも100分近く長い「完全復元版」
『ルードヴィヒ 完全復元版』を観ました。



1972年の製作当時は、配給会社の意向で約140分に短縮されて公開。日本では80年に劇場初公開され、「ルードウィヒ 神々の黄昏」の邦題で約180分のバージョンが上映された。その後、ビスコンティ監督の当初の構想に近い約4時間のバージョンで実現したのが「完全復元版」となる。日本では89年のビデオ発売時に「ルードウィヒ 神々の黄昏 復元完全版」のタイトルで特別上映。2006年の「ヴィスコンティ生誕百年祭」では、「ルートヴィヒ 完全復元版」と改題され、オリジナルネガの修復版プリントで公開された。さらに16年、ビスコンティ監督生誕110周年、没後40年を記念した特集上映「ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー」で、初のデジタルリマスター版での公開が実現。


という訳なので
とても見やすいデジタルリマスター版で鑑賞しました。



物語は1864年、父の後を継いで18歳でバイエルン国王に即位し、「狂王」と呼ばれ、40歳で謎の死を遂げたルートビヒ2世の、音楽家ワーグナーへの傾倒やオーストリア皇后への実らぬ恋、戦争からの逃避など波乱に満ちた生涯を描く。というもの。


ヘルムート・バーガーがヘルムート様だったころ、ビスコンティ監督が彼のために撮ったといわれる『ルードヴィヒ』





前半は特に、それはそれは美しいヘルムート様を観ることができます。






4時間という長さですが、
緊張感を持ってみられます。




ゾフィーのソニア・ペトローヴァは
1972年のアラン・ドロンの『高校教師』にも出演。こちらは陰のある美人高校生の役




今回改めて『サンローラン』以後のヘルムート・バーガーを調べてみました。
ドキュメンタリーも公開されたはずですが、未見です。


2015年、フローリアン・ヴェスと結婚

けれど、奥さんと離婚していなかったらしく、訴えられるなんじゃい
数か月で離婚。

こちらが奥さん

フローリアン・ヴェス。よくわからないあやしい人で、

彼のパパと兄弟は「Botox Boys」というデュオで2010年にデビューしている。
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