FREIER FALL フリー・フォール

【英語題】　FREE FALL

【2013年】　ドイツ

ドイツ映画『FREIER FALL(FREE FALL)』(フリー・フォール)です。

監督さんは Stephan Lacant

主演はHanno Kofflerハンノ・コフラーとMax Riemeltマックス・リーメルト

左がMax Riemeltマックス・リーメルト。いかにもゲルマン
右がHanno Kofflerハンノ・コフラー
ふたりともドイツではかなりの人気俳優らしく、若いころはというと……

下の中央の男の子
わたしはこの名作「summer storm」観ていないのだ…残念……

共演も多い
2005年作
2012年作




　　　　　　　　　　　≪だいたいこんなお話≫



機動隊員のマーク(Hanno Koffler)とカイ(Max Riemelt)は訓練所で同室になる。
どこか打ち解けない雰囲気のカイに対してマークは闘志むきだし。



もめて上官に呼ばれてしまったふたりはそれをきっかけに打ち解けた。

いつも初めに飛ばしてしまうのでジョギングが苦手なマルクのために、ふたりは一緒に走るようになり、
カイがマークにキスするようなそぶりをみせたので、ふたりは微妙な雰囲気になってしまうが……

週末家に帰るマークには妊娠中の彼女が待っていて、彼の両親の家の近くに住むことになっている。
ただし結婚するかどうかはしばらく考えてから、とまだ未定。


ある日ふたりは激しいキスをしてしまい、おまけにマークはカイにイかされてしまった

そんな自分にショックを受けたマークはトレーニングを切り上げて家に帰ってしまう。



後を追って、マークの所属する隊にカイが移動してきた。
動揺するマーク。
カイもマークの彼女ベッチーナの妊娠を知って、追ってきたことを後悔するが、

あふれる思いは抑えられず
　
ふたりは外で、しかも降りしきる雨の中でとうとうえっちをしてしまい……
間の悪いことに、そのためマークは出産準備教室に遅刻


シフトの合間をぬって会い続ける2人の関係は
それが秘密であるために辛いものになっていく。
ベッチーナもマークの心が微妙に変化していることに気が付き、携帯履歴をのぞいたりするが…


ベッチーナに男の子が生まれる。


同僚に祝福されているマークと、それを喜べないカイ。
カイは自分たちの関係をベッチーナに知らせるべきだと思っていて、
「ゲイなんだから」と言うのだけれど、
マークは
「自分はゲイじゃない。男とはカイだけなんだから」と答えた。そしてさらに、
「子供もできた自分から離れてくれ」と言う。


カイがゲイバーで逮捕されるという事件が発生。
彼がゲイであることが同僚に知れ、自分はカイの彼女だと思っていた女性隊員はショック！！
でも、実は、カイはそのバーに捜査が入ることを知っていた！！
彼は捕まるためにそこにいたのだった！！

カイの苦しみを知っても、マークにはどうすることもできない。

ホモフォビアのグレゴールのカイに対するいやがらせの言動もエスカレート
ふたりのケンカに仲裁にはいったマークがケガをしてしまい、
手当した病院で、マークとカイがキスをしているところをマークの母に見られてしまうのだ。



マークの子供の誕生会に訪れたカイは、マークの両親から息子には合わないでくれ、と言われ、
それを聞いてしまったマークが次の日カイの家を訪ねると、彼は前日グレゴールにボコボコにされていて…

マークが家に帰ると、ベッチーナが家を出る準備をしていた……
彼女はマークとカイの関係を知ってしまった。



自分の気持ちを見つめなおすマークだったが……もはやすべては手遅れで……

カイをどんなに愛しているか知ってしまったマークは、もうベッチーナと暮らすことはできない。
彼女もマークの気持ちを知ってしまって耐えることはできない。


カイのアパートを訪ねたマークは彼が去ってしまったことを知った…


マークは訓練所にもどる……





ふたりがイケメンなのがなんといってもイイ見た目は大事
マックス・リーメルトは横顔がライゴズ似


うまくいかなかったふたりだけれど、セカンドチャンス希望！！
マイベストゲイムービーのベスト10に入れようと思います。



2013年ベルリン国際映画祭テディ賞審査委員賞の次点作