【De rouille et d'os】
【Rust and bone】
監督作『預言者』がカンヌ国際映画祭やセザール賞を席巻したジャック・オーディアール監督が、オスカー女優マリオン・コティヤールを主演に迎えた人間ドラマ。事故で両脚をなくし絶望し切ったヒロインが、粗野なシングルファーザーとの触れ合いを経て生きる希望を取り戻していく。マリオンの相手役には、『闇を生きる男』のマティアス・スーナールツ。
『君と歩く世界』を観てきました
≪こんなお話≫
南仏の観光施設でシャチの調教師をしているステファニー(マリオン・コティヤール)は、ショーの最中に事故に遭い、両脚の膝から下を失ってしまう。失意の彼女を支えたのは、不器用なシングルファーザーのアリ(マティアス・スーナールツ)だった。粗野だが哀れみの目を向けずフランクに接してくる彼と交流を重ねるうちに、ステファニーは次第に生きる希望を取り戻していく。
息子を育てていた母親が失踪してしまったらしく、息子を引き取ったホームレスのアリは姉を頼ってベルギーからフランスへやってくる。
息子サムが可愛すぎ
ふたりの出会いは、クラブでもめていたステファニーを、用心棒をしていたアリが助けて家まで送り届けたこと。
アリは手を怪我したという理由はあるものの、彼氏のいる家に図々しく上り込んで冷蔵庫を勝手にあけ、自分の電話番号まで残すという、とても粗野な男だったのだけれど…
そしてシャチの調教師だったステファニーは事故で両足を失ってしまう。
ある日、アリのもとにステファニーから電話がかかってくる。
ステファニーに会っても怖気づくこともなく自然体のアリは、部屋にこもっていた彼女を散歩に連れ出し、泳がないかと誘うのだった。
輝く太陽と海、そして泳ぐたくましい男を見て、彼女は再び生きることを決心する。
ここでのアリは「生」というものにもっとも近い男なのかも。
絶望のマリオン・コティヤールの慟哭の演技にも圧倒されるが、その後の微妙なステファニーの変化に注目!!
ステファニーは再び歩けるようにと義足を注文する。
一人で歩けるようになったステファニーがシャチに別れを告げにいく場面では思わず
クラブの用心棒から夜警に転職しているアリは先輩の勧めでストリートファイトに出ることにする。
お金のためじゃない、好きだから。
ビルドアップしたマティアス・スーナールツ
マティアスといえば『ロフト.』に出ていた人。
その時は彼がこんなにステキになると誰が予想しただろう
『ロフト.』のリメイク版にも出演する。
ステファニーは次第にアリに魅かれていくのだが、
アリはというと女はヤるだけ!!なのだ。しかも誰とでも!!
アリに子供がいると知ったときの戸惑い、
恋人は今はいないと答え、
家に帰って、じゃあヤるかとアリに言われたときの表情など。
そんなステファニーの気持ちをもちろんアリはまったく気づかないばかりか、ファイトの後当然のように女と消えたりする。
切ない女心
子供が自分の足を見てどう思うか、想像もつかない不安等
ところが、アリの姉も息子のサムも、そして近所の人たちも、ステファニーに対してまったく普通に接してくれたのだった。
彼らが移民ということで元々差別の対象だったりということもあるのかな。
先輩とアリが、店の経営者の依頼で従業員を見張るために設置していた隠しカメラが従業員に見つかってしまい、
身を隠すことになった先輩は、アリが一番信頼しているからと、留守の間のファイトのマネージャーをステファニーに頼む。
ふたりの関係はこのまま順調に進んでいくのか……
スーパーのレジ係だった姉が賞味期限切れ商品を持ち帰っていたことが、アリの仕掛けた隠しカメラによってバレてしまい、クビになってしまう。
家を出て行ってくれ、と言われ、自分のしてしまったことも思わぬ波紋に茫然とし、
彼の目からは涙……
サムを置いて消息を絶ったアリは自分の可能性にかけようとしていた。
そこにまた、大事故が起こってしまう。
アリに面会に来ていたサムが、湖に落ちてしまう。
必死の思いで氷を割ろうとするがなかなか割れなくて……
息子の手術中にステファニーからかかってきた電話で
彼は大切なものを失ってしまうかもしれないことがこんなに怖いものとは思わなかった。
さらに愛していると告白した。
そして3人はチャンプへの道を歩み始める
マティアス・スーナールツがすごくよいです。
彼ってこんなにテストステロン多そうだった
ホントはスマートな人
【Rust and bone】
監督作『預言者』がカンヌ国際映画祭やセザール賞を席巻したジャック・オーディアール監督が、オスカー女優マリオン・コティヤールを主演に迎えた人間ドラマ。事故で両脚をなくし絶望し切ったヒロインが、粗野なシングルファーザーとの触れ合いを経て生きる希望を取り戻していく。マリオンの相手役には、『闇を生きる男』のマティアス・スーナールツ。
『君と歩く世界』を観てきました
≪こんなお話≫
南仏の観光施設でシャチの調教師をしているステファニー(マリオン・コティヤール)は、ショーの最中に事故に遭い、両脚の膝から下を失ってしまう。失意の彼女を支えたのは、不器用なシングルファーザーのアリ(マティアス・スーナールツ)だった。粗野だが哀れみの目を向けずフランクに接してくる彼と交流を重ねるうちに、ステファニーは次第に生きる希望を取り戻していく。
息子を育てていた母親が失踪してしまったらしく、息子を引き取ったホームレスのアリは姉を頼ってベルギーからフランスへやってくる。
息子サムが可愛すぎ
ふたりの出会いは、クラブでもめていたステファニーを、用心棒をしていたアリが助けて家まで送り届けたこと。
アリは手を怪我したという理由はあるものの、彼氏のいる家に図々しく上り込んで冷蔵庫を勝手にあけ、自分の電話番号まで残すという、とても粗野な男だったのだけれど…
そしてシャチの調教師だったステファニーは事故で両足を失ってしまう。
ある日、アリのもとにステファニーから電話がかかってくる。
ステファニーに会っても怖気づくこともなく自然体のアリは、部屋にこもっていた彼女を散歩に連れ出し、泳がないかと誘うのだった。
輝く太陽と海、そして泳ぐたくましい男を見て、彼女は再び生きることを決心する。
ここでのアリは「生」というものにもっとも近い男なのかも。
絶望のマリオン・コティヤールの慟哭の演技にも圧倒されるが、その後の微妙なステファニーの変化に注目!!
ステファニーは再び歩けるようにと義足を注文する。
一人で歩けるようになったステファニーがシャチに別れを告げにいく場面では思わず
クラブの用心棒から夜警に転職しているアリは先輩の勧めでストリートファイトに出ることにする。
お金のためじゃない、好きだから。
ビルドアップしたマティアス・スーナールツ
マティアスといえば『ロフト.』に出ていた人。
その時は彼がこんなにステキになると誰が予想しただろう
『ロフト.』のリメイク版にも出演する。
ステファニーは次第にアリに魅かれていくのだが、
アリはというと女はヤるだけ!!なのだ。しかも誰とでも!!
アリに子供がいると知ったときの戸惑い、
恋人は今はいないと答え、
家に帰って、じゃあヤるかとアリに言われたときの表情など。
そんなステファニーの気持ちをもちろんアリはまったく気づかないばかりか、ファイトの後当然のように女と消えたりする。
切ない女心
子供が自分の足を見てどう思うか、想像もつかない不安等
ところが、アリの姉も息子のサムも、そして近所の人たちも、ステファニーに対してまったく普通に接してくれたのだった。
彼らが移民ということで元々差別の対象だったりということもあるのかな。
先輩とアリが、店の経営者の依頼で従業員を見張るために設置していた隠しカメラが従業員に見つかってしまい、
身を隠すことになった先輩は、アリが一番信頼しているからと、留守の間のファイトのマネージャーをステファニーに頼む。
ふたりの関係はこのまま順調に進んでいくのか……
スーパーのレジ係だった姉が賞味期限切れ商品を持ち帰っていたことが、アリの仕掛けた隠しカメラによってバレてしまい、クビになってしまう。
家を出て行ってくれ、と言われ、自分のしてしまったことも思わぬ波紋に茫然とし、
彼の目からは涙……
サムを置いて消息を絶ったアリは自分の可能性にかけようとしていた。
そこにまた、大事故が起こってしまう。
アリに面会に来ていたサムが、湖に落ちてしまう。
必死の思いで氷を割ろうとするがなかなか割れなくて……
息子の手術中にステファニーからかかってきた電話で
彼は大切なものを失ってしまうかもしれないことがこんなに怖いものとは思わなかった。
さらに愛していると告白した。
そして3人はチャンプへの道を歩み始める
マティアス・スーナールツがすごくよいです。
彼ってこんなにテストステロン多そうだった
ホントはスマートな人