ダリダ～甘い囁き～

【DALIDA】

【2017年】

54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えたフランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた伝記ドラマ『ダリダ～甘い囁き～』です。

ダリダのプロデューサー兼マネージャーだった弟オルランド（ブルーノ・ジリオッティ）全面協力の下、彼が綴ったダリダについての回顧録をリサ・アズエロス監督で映画化。
主演はモデル出身のイタリア人女優スヴェヴァ・アルヴィティ。


左から監督さん、オルランド、スヴェヴァ・アルヴィティ


オルランド役はリッカルド・スカマルチョ　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　≪こんなお話≫



イタリア移民の両親のもと、エジプトのカイロに生まれたダリダは、幼少期は眼鏡のせいでいじめに苦しむ。やがて眼鏡と決別し美しい女性へと成長した彼女は、ミス・エジプトの栄冠を手にする。その後、単身パリへ渡ったダリダは、ラジオ局の芸術監督ルシアンに見出され、レコード・デビューするや瞬く間に国民的スターへと上りつめるのだったが…。


ダリダがそういう人を引き寄せるのか、はたまた彼女の影響でそうなるのか、
彼女が付き合う男たちは破滅的な人が多い。

彼らはダリダと付き合っているとき、または別れてから自ら死を選ぶのだ。

歌手のルイジ・テンコ。彼はもともと破滅的




前夫ルシアン




リチャード・シャンフレー。彼はいったい何者だったのか？？？




一緒にいて穏やかでいられた年下の彼、ルチオと俳優のジャン・ソビエスキーとの時間は短い。

こちらルチオのBrenno Placido


ジャン・ソビエスキーは美形のニールス・シュナイダー



リリー・ソビエスキーのパパ



彼らのほかにもアラン・ドロンなどとも噂になりました。




どんなことがあってもファミリーを大事にするイタリア人、そんな家族の中でも、弟オルランドの(回顧録をもとにしているから、というのを考慮しても)
ダリダの成功に占める彼の功績は相当大きなものだったのでしょう。



スヴェヴァ・アルヴィティもよかったです