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試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

シノニムズ

2019-06-27 21:47:33 | movie
【Synonymes】

【2018年】  フランス イスラエル ドイツ

フランス映画祭に行ってきました。
今年観たのは一本『シノニズム』です。

第69回ベルリン国際映画祭で最高賞に当たる金熊賞受賞。テディ賞はノミネートです。

イスラエル出身ナダヴ・ラピド監督のQ&Aがありました。

監督さんのナダヴ・ラピド


去年からフランス映画祭は会場が横浜(みなとみらい)に戻っています。
うちからけっこう遠い。




≪映画祭サイトより≫

パリ在住のイスラエル人・ヨアヴは、フランスに帰化しようと奮闘中。
フランスが自国の狂気から自分を救ってくれると信じて…。
他国へ移住することの難しさをシニカルにユーモアを交えて描く。



ナダヴ・ラピド監督の自伝的要素もあるということです。


イスラエルからフランスにやってきたヨアブはトム・メルシエール(Tom Mercier)



一泊と思って泊まったアパートで身ぐるみ盗まれ、
そのアパートの親切な住人エミールとキャロリーヌの世話になる。

こちらが裕福で親切なエミールのカンタン・ドルメール(Quentin Dolmaire)



このふたりが仲良くなるのか……と思っていたのだけれど、



ヨアブはなんとキャロリーヌ(ルイーズ・シュヴィヨットLouise Chevillotte)と結婚しちゃうんだよね。
それも、エミールのお膳立てで!!


お話はそれで終わりではありませんでした。


パリで暮らせることになったヨアブだけれど、
フランスにもいろいろ問題はありまして……


『彼が愛したケーキ職人』でも思ったけれど、イスラエルはほんとに遠い国。宗教が入るとさらに遠い。
宗教はなかったけれど、シオニストが出てきました。


フランスに移住したかったヨアブ。
今まで観た映画では不法滞在者等のお話が多かったけれど、彼は違う。
そして、現地採用者として大使館に職を得たりする。

それは個人としてのコネなのか、一般的にユダヤ人コミュニティー全体が強固なのか、ちょっと疑問でした。



ヨアブの写真を撮ってたオジサン
『湖の見知らぬ男』の人だった!!!びっくり!!!
この人です。
どこかで観た??と思いながら観ていたんだよね~~長髪でした。







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