(仮)impression

試写会、ラブコメ、B級アクション、ゲイムービーが好き。

向かいの窓

2011-01-23 16:17:06 | DVD
【原題】 la finestra di fronte

【2003年】  イタリア、イギリス、トルコ、ポルトガル


第5弾です。



初めに“マッシモ・ジロッティに捧ぐ”とあり、
(マッシモ・ジロッティの遺作になってしまったのだ)
彼は誰??


この老人なのだが、

私はまったく知りませんでした。(ホントに勉強不足で…トホッ)

なんとこの人

ヴィスコンティの処女作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」


ヴィスコンティのお気に入りだった



しばらくぶりの出演だったようで、よっぽどこの役が気に入ったのだろう……。
となると、やはり、彼を中心に見なくちゃね。


    

      ―○―○―○―




お話は1943年のローマから始まる。

そして現在、ジョヴァンナは夫と街を歩いているとき、記憶をなくした老人に出会う。 

      

夫は老人を家に連れてきてしまい、彼女はよりいっそう夫への不満を募らせる。        
老人はシモーネと名乗り、子ども達と打ち解けるが、身元が分からず


なかなか警察に連れて行こうとしない夫に代わり、老人を警察に連れて行こうとした途中、向かいの窓の住人、ロレンツォと出会い(彼は老人から恋人に間違えられ)、お互い窓から見ていたことを知り、老人の身元を捜すうちに、急速に近づいていくのだった。


ジョヴァンナ役はジョヴァンナ・メッゾジェルノ

さびしげな表情がとてもよく似合う女優さん



夫はフィリッポ・ニグロ
脱いでいる場面も多いので、多分それも売り??の肉体派
リストラで、今はどこかで夜勤の仕事








ロレンツォはラウル・ボヴァ
端整なイケメンのエリート銀行員

ほんとにカッコイイのだ!!


私はこのくらいのが好みだけど。



これはダメだね。



老人は服と手紙を残していなくなってしまい、

ふたりは老人ダヴィデが恋人シモーネに宛てた、出すことのなかったラブレターを一緒に読む
(その手紙を読んだ後で、自分の気持ちをうちあけるロレンツォ、反則だよ)




ダヴイデとシモーネは人目を偲んで恋をしていて、その後ダヴィデを訪ねたジョヴァンナは彼が有名なケーキ職人でその恋の悲しい結末を知ることになる。




ヤング・ダヴィデはマッシモ・ポッジョ(massimo poggio)





役柄によって、いろんな表情をみせる俳優さん??

演技力あるのだろうね。

役作りに凝りそうなタイプ??

この映画の監督さんフェルザン・オズペテクの「聖なる心」や

marco feliberti(この人)の
 2008年2月25日号

「il compleanno」
 にも出演している。



シモーネはivan bacchi


この映画の画像検索をしてるとき、あんまりいい男ばかり出てるので調子にのって保存してたら、どれが誰のフォトだかわからなくなり、もう一度保存しなおす、というアクシデントにみまわれてしまい、

こちらロレンツォ



そもそもロレンチォがシモーネに間違えられるのだし…
右はラウル・ボヴァ

  

  


ジョヴァンナはロレンツォの家に行くのだが、窓から夫や子ども達の姿をみてしまい、決心がつかなくなる。






そして、夫に仕事を辞めてパティシエになりたいと告げる。



その夜ひとり号泣する夫は、彼女が去っていくと感じたのだろうか…







ジョヴァンナが選んだ「よいよい世界を求め続ける道」は家族の元に残るということだった…






この作品はイタリア・アカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロショウの最優秀作品賞を受賞しています。



監督はトルコ出身のフェルザン・オズペテク
(オープンリーゲイ)


ちょっと照れてる??





最後にマッシモ・ジロッティ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベルリン国立バレエ  チャ... | トップ | 気になる関係 »

コメントを投稿

DVD」カテゴリの最新記事