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荒くれKNIGHT 最終章

2006-09-22 | BOOKS
荒くれKNIGHTを待っている。

少年画報社の「ヤングキング」誌で連載から今年1月から一本立ち?!
「月刊 荒くれKNIGHTマガジン」という増刊誌の創刊で
装いを新たにして「荒くれKNIGHT」最終章が発表され始めた。



現在、単行本が荒くれKNIGHT 28巻荒くれKNIGHT 高校爆走編 9巻まで出ている。

「荒くれKNIGHT」はあの「湘南爆走族」吉田聡の作品。

凶悪暴走族グループ輪蛇(リンダ)3代目リーダーの
善波七五十を中心に多彩なキャラクターが登場。
暴走族の抗争というより情報戦を交えた一種の戦争を展開するエピソードもある。

作品世界の時系列で説明すると
史上最悪最低の暴走族「がらがら蛇」が輪蛇の母体。
初代リーダー赤蛇が、眼に障害がある外国人少女に出会った。
その出会いをきっかけに赤蛇が走り屋たちを集めて「がらがら蛇」を割って出る。

元仲間同士の文字通り血で血を洗う抗争の末に「輪蛇」が成立する。
赤蛇が出合った少女の名はリンダ。
十字架と蛇のからまるエンブレム。

赤蛇のライバル、青蛇を中心に「がらがら蛇」達は闇に潜り、
傀儡の組織を操って、または影となって「輪蛇」を害することになる。

旅立つ赤蛇の跡を継ぐ二代目リーダー木原
その木原から教えられ殴られながら鍛えられた三代目リーダー善波七五十
読者との距離縮めるためか、出来ちゃった婚で学校を中退した善波
高校に復学させて、作品の雰囲気を明るくしていったが
いよいよ四代目世代の始動のエピソードが。
「ヤングキング」誌上と「月刊 荒くれKNIGHTマガジン」誌で
掲載された「ロード・トゥ・スターダスト」。
そして最終章「黒い残響」。
今は輪蛇の各世代のミッシングリング的エピソード。

仲間達の楽しい時間と友情。純な恋愛模様。
そしてハードな抗争。男達のぶつかり合い。
このバランスを絶妙に取っていたのが
「湘南爆走族」であり「荒くれKNIGHT」だろう。
吉田聡のこの辺りのバランス感覚は優れたものがある。

吉田聡輪蛇「荒くれKNIGHT」をどこへ運んでいくのか?
楽しみだが、ちょっと寂しい。

早く単行本出してくれ!

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