今シーズンオフのスピンオフは“野球中国語”です。
前回のWBCで日本代表を苦しめた台湾野球。一時は存亡の危機を迎えましたが、台湾国内の野球人気が再燃しました。日本プロ野球との交流も古くからあり、選手、コーチ、監督として、日本人も多く関わっています。
闘志を前面に出す気迫溢れる投球スタイルが持ち味で、マウンドで見せたガッツポーズは「郭ダンス」と称された元中日ドラゴンズの 郭源治さん、現在MLBボルチモア・オリールズで活躍している元中日ドラゴンズの陳偉殷(チェン・ウェイン)選手など、台湾出身の選手が活躍しています。
特に、これから中学を卒業して高校、大学…そして世界へと飛び出す若者たち。
しっかり、野球中国語を学んでいきましょう。
今回は基本編です。
「日本語→英語→中国語」 の順で表記しています。
野球 → baseball → 棒球
プロ野球 → professional baseball → 職業棒球
この2つは基本中の基本です。バットとボールで棒球。判りやすいです。
球団 → team → 球隊
選手 → player → 球員
選手は球員です。球団が球隊ですから、隊員でもいいような気もしますが。
試合 → game → 比賽
回 → inning → 局
得点 → run → 得分
局。囲碁将棋と同じです。勝負の数の単位を意味しますので、意味が分かれば納得です。
監督 → manager → 總教練
コーチ → coach → 教練
教練とは英語でいうドリルのことです。動作を統制する一定の動作様式ですので、言われてみればなるほどです。
投手 → pitcher → 投手
捕手 → catcher → 捕手
一塁手 → first baseman → 一壘手
二塁手 → second baseman → 二壘手
三塁手 → third baseman → 三壘手
遊撃手 → shortstop → 游撃手
左翼手 → left fielder → 左外野手
中堅手 → center fielder → 中外野手
右翼手 → right fielder → 右外野手
これらは大差ありません。確かに日本語の左翼手~右翼手よりも、左外野手~右外野手の方がズバリです。
今回の中国的巨大衝撃野球用語です。
審判 → umpire → 裁判
裁判員に比賽中に判断してもらうのです。
とすると、主審は裁判長という感じなのでしょうね。