テレビ朝日系「ファン1万人がガチで投票! プロ野球総選挙」を観たついでに、2017年3月12日放送の「現役・OBレスラー200人&ファン1万人がガチで投票! プロレス総選挙」を再評価(見直し)しました。
芸がありませんが結果からです。
1位 アントニオ猪木
2位 ジャイアント馬場
3位 初代タイガーマスク
4位 オカダ・カズチカ
5位 力道山
6位 棚橋弘至
7位 ジャンボ鶴田
8位 獣神サンダー・ライガー
9位 三沢光晴
10位 スタン・ハンセン
11位 長州力
12位 武藤敬司
13位 小橋建太
14位 天龍源一郎
15位 ケニー・オメガ
16位 橋本真也
17位 蝶野正洋
18位 ハルク・ホーガン
19位 真壁刀義
20位 アンドレ・ザ・ジャイアント
野球や相撲は個人記録が明確化されていますが、昔からプロレスは所属団体や王者も多く、絶対的に誰が強いということを含めて評価するのは難しいです。プロレスこそ「思い出は美しすぎて」なのです。ただ、トップ3のアントニオ猪木さん、ジャイアント馬場さん、初代タイガーマスクはともかく、平成時代プロレスラー中心に選出されている感じがします。
一方、同時期と言うか、おそらくこの番組に影響を受けてだと思うのですが、「『週刊実話』読者1000人アンケート 古今東西 好きなレスラー100!」(5月11・18日合併号)では、誌読者層のみ対象のアンケート結果で導き出されたランキングの上位30名を列挙しています。
1位 アントニオ猪木
2位 初代タイガーマスク
3位 スタン・ハンセン
4位 力道山
5位 ジャイアント馬場
6位 前田日明
7位 アブドーラ・ザ・ブッチャー
8位 天龍源一郎
9位 長州力
10位 テリー・ファンク
11位 ジャンボ鶴田
12位 ブルーザー・ブロディ
13位 タイガー・ジェット・シン
14位 ハルク・ホーガン
15位 アンドレ・ザ・ジャイアント
16位 三沢光晴
17位 小橋建太
18位 橋本真也
19位 ザ・デストロイヤー
20位 蝶野正洋
21位 武藤敬司
22位 ロード・ウォリアーズ
23位 藤波辰爾
24位 フリッツ・フォン・エリック
25位 ミル・マスカラス
26位 大仁田厚
27位 フレッド・ブラッシー
28位 カール・ゴッチ
29位 ダイナマイト・キッド
30位 小川直也
こちらはモロ昭和プロレスの匂いがします。まあ、週刊実話を愛読している方の年代が推し量れますが、両方のランキングで1位を獲得しているアントニオ猪木さんはさすがだと思います。でも、多少順位は変動する中で、トップ4アントニオ猪木、ジャイアント馬場さん、初代タイガー、力道山さんはレジェンド級とのことでしょう。
“テレ朝版”と“週刊実話版”とのランキング上位の順位はともかく、顔ぶれはほとんど変わりませんが、前田日明さんがランクインしているか、していないか。さすがに、ゴールデンでの全国テレビ放送は…ということなのかも知れません。
何にせよ、ファンが思う“最高のプロレスラー”は、人それぞれです。リアルタイムで考えるか、過去のスーパースターを呼び覚ますかで変わってしまいます。ですから、ランキング云々ではありません。ランキングは単なる整理するためのツールですから。
ちなみに、この番組のアンケート集計がもう半年ほど遅い昨年の9月以降であったならば、新日本プロレスの内藤哲也選手が上位にランクインしていたことは確かでしょう。それだけ、世論に流されやすいランキングであることも事実でしょう。
次回やってくれるのであれば、せめて「現役選手」と「引退選手」とか、いろんな切り口でのランキングをみてみたいものです。
なお、私の1位は後藤達俊選手です。
あのバックドロップは文字どおり一撃必殺です。