大都会 / クリスタルキング

「大都会」は、1979年11月21日にリリースされたクリスタルキングのメジャー･デビューシングル楽曲です。作詞は田中昌之さん、山下三智夫さん、友永ゆかりさん、作曲は山下三智夫さん、編曲は船山基紀さんです。

なお、歌手･女優で活躍している、クリスタル･ケイ（本名；クリスタル･ケイ･ウイリアムズ）さんとは関係はありません。

また、タイトルの「大都会」は東京や大阪を連想されることもありますが、富山県富山市に所在するシネマコンプレックス「富山シアター大都会」の略称や、岡山市、ましてや鳥取市のことではなく、博多（福岡市）を歌った曲です。とは言え、田中昌之さんは当時、石原プロモーションが制作し、日本テレビ系で放送されたTVドラマ「大都会」シリーズからヒントを得たとのことです。

43年前の今日（11月21日）のリリースですが、今、聴いてもかっこいい楽曲だと思います（個人の感想）。

♫ああ果てしない
　夢を追い続け
　ああいつの日か
　大空かけめぐる

この楽曲は1979年10月に開催された「第18回 ポピュラーソングコンテスト（略称；ポプコンなど）」でグランプリを獲得。続いて11月に開催された「第10回 世界歌謡祭」でもグランプリと優秀歌唱賞をダブル受賞して話題となりました。

ちなみに、ポピュラーソングコンテストとは、ヤマハ音楽振興会の主催で1969年～1986年まで行われていたフォーク、ポップス、ロックの音楽コンテストで、 「世界歌謡祭」もヤマハが主催し、1970年～1989年まで開催されていました。なお、ポプコンでは1969年に「ジ･オフ･コース（のちのオフコース）」、1975年には中島みゆきさんが「時代」でグランプリを受賞しています。

1978年のポプコンで入賞に終わり、「審査基準に納得がいかない」と言っていたところ、ポプコンのスタッフから、「お前ら、九州の男やったらもう一回勝負するよね？」と言われ、それをきっかけに「次の大会でグランプリを取る曲を作ろう」となり制作されたものです。

♫裏切りの街でも
　俺の心に灯をともす
　わずかな愛があればいい
　こんな俺でも いつか光をあびながら
　きっと笑える日が来るさ


♫朝やけ静かに空を染めて
　輝く陽をうけ 生きてゆくのさ
　あふれる熱い心 とき放し
　Run Away Run Away
　今 駆けてゆく

「大都会」とは、夢、希望や目標のことなのかなと。その描いたものがたとえ上手く行かなくても、いつかはきっといいことがあり、笑えるような日が来るように･･･朝が来て、輝く陽をうけながら･･･、少しずつ前向きに進んで行こうという気持ちになれたらいいかなと思います。

本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。

その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。

それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。