鼻水・鼻づまり・くしゃみなどがある場合、アレルギー性鼻炎(花粉症)なのか、風邪なのか、インフルエンザなのか、はたまた新型コロナウイルスなのか、原因にはいろいろとあります。また、その対処法も違います。
個人差はあるものの、一般的には次のような感じです。
■アレルギー性鼻炎
鼻水:透明でサラッとしている
鼻づまり:よくある
くしゃみ:連続してでる
■風邪
鼻水:粘り化があり黄色い
鼻づまり:よくある
くしゃみ:よくある
■インフルエンザ
鼻水:まれ
鼻づまり:まれ
くしゃみ:まれ
■新型コロナウイルス感染症
鼻水:ときにある
鼻づまり:ときにある
くしゃみ:ときにある
いずれにしても、あまりにもひどい場合や、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合は、かかりつけのお医者さんや厚生労働省の指定する相談窓口に相談するのがいいと思います。
鼻水が出てくるメカニズムですが、これは鼻の内側の空間・鼻腔(びくう)に異物が侵入した時に鼻水が出てくる仕組みになっているからです。
異物といっても、野球やゴルフのボール、はたまたボーリングのボールのようなものではなく、「ほこり」「花粉」「ウイルス」などです。これらの異物が侵入すると身体が察知して、身体から追い出そうとして鼻水を出すのです。
特に風邪をひいている場合、ウイルスを排出しようとして、鼻の粘膜が炎症を起こしているため、いつも以上に敏感になっているからです。インフルエンザの場合は、ほかの症状が出始めて激しい熱や全身痛が出現してから鼻水が出てくることが多いといわれています。
ちなみに、一般的に風邪やインフルエンザが原因の鼻水であれば、「鼻の根元を適温に冷ました蒸しタオルで温める」ということで鼻水が止まりやすくなるようです。
さて、ラーメンなど熱いものを食べていると、鼻水が出てきます。鼻水が出てくるメカニズムを考えると、ラーメンを食べているときに、鼻にチャーシュー、メンマ、などがしているのではないのですが、鼻水が出てきます。
これは、ラーメンから立ち昇る湯気が原因で、鼻腔の粘膜が直接刺激されるため、鼻水を発生させてしまうのです。また、口の中に熱いものが入ってくると、鼻腔の粘膜付近にある血管が広がることも一因だそうです。
■ラーメン
鼻水:透明でサラッとしている一気にでる
鼻づまり:基本ない
くしゃみ:コショウをたくさん使うとでる
ですから、急性アレルギー性鼻炎や風邪にかかったわけではなく、自然現象なのです。試しに寒いときに、温かい飲み物を飲んだり、肉まんを食べても鼻水が出てくるはずです。
ちなみに、ラーメンを食べている時に出る鼻水は一気に出てきて、鼻をかめばすぐにとまりますが、風邪を引いた時などに出てくる鼻水はなかなか止まりません。
諸説ある場合と個人差があると思いますので、ご了承ください。
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。