「終了」とは
1. 物事がすっかり終わること。物事を終わらせること
例:試合終了
2. (誇張的に)物事がすっかり駄目に成ること
例:人生終了

さて、おそらく大半の人が一度は経験したことがあると思いますが、お気に入りのTV番組が終了したときの「〇〇ロス」。いわゆる、何とも言えないような「喪失感」。
特に子どものころ、毎週のように見ていたTV番組が終了したときには、「来週から何を生きがいにすればいいのか?」と思ったものです。いまでこそ、Blu-ray/DVDやネット配信などで見ることができるものもありますが、なかには再放送すらされないものもあったりします。
オーストラリア・セントラルクイーンズランド大が同国内で37年間続いた長寿番組「ネイバーズ(Neighbours)」の終了に対する視聴者の反応を調べた研究結果を2024年6月に発表しました。
それによりますと、視聴者は長寿番組の終わりに対して、「まるで親しい友人を失ったのと同じような喪失感を経験していた」というそうです。
なるほど、なるほど。
「ネイバーズ」というTVドラマは1985年に放送開始した連続ドラマで、ラムゼイ・ストリートという架空の通りに住む人々の生活を描いたフィクション作品。主にオーストラリアや英国を中心に放送されていましたが、2022年7月22日に約37年の放送を終了(2023年9月18日から「Neighbours: A New Chapter」という新シリーズが放送中)。
研究では2022年の最終回が放送された直後に、視聴者がどのような感情体験をしたかを調べるオンライン調査を実施。
調査参加条件
シリーズのファン
過去12ヶ月間に平均して週に一回以上、同シリーズのエピソードを視聴
シリーズの最終回を見ている
回答数:1289名 / 英国(68.04%) オーストラリア(13.42%)
この回答数のうち、なんと512名がシリーズを放送開始から37年間見ていたとのこと。
調査では番組終了に対する、「悲しみや怒り」「喪失感」「キャラクターへの共感度」「番組への感謝の程度」を評価。
例えば、参加者は「ネイバーズが終了したことに腹が立つ」「ネイバーズの放送が恋しい」「ネイバーズが終わったことをまだ認めていない」「大好きなキャラクターと会えなくなることが寂しい」「番組が長く続いたことに感謝している」などの質問項目を評価しています。
調査結果として、全体的な傾向として、シリーズの終了に対し、深い悲しみや喪失感を経験。終了を受け入れるのが困難であると報告。
そのなかでも特に興味深いとされたのが、登場するキャラクターとの間で高レベルでの、「パラソーシャル関係」を築いていたこととのこと。
パラソーシャル関係とは、「個人的には面識のない有名人、インフルエンサー、あるいはドラマ、ゲーム、アニメなどにでてくる架空の人物に対して、親しみや友情、恋心を一方的に抱く関係」のこと。
これは異常心理ではなく、ほとんどの人が経験している健全な心の働きとのことで(心配しなくてもいいですから)、多くの場合は精神の安定や気分の向上といったプラスの作用を与えてくれるという。
調査では全72人のキャラクターがお気に入りの人物として選ばれており、現役のキャラクターや過去回でシリーズを去ったキャラクター、なかには1980年代の古いキャラクターもいたそうです。
そうした自分の好きなキャラクターに見られなくなることに対して、強い悲嘆や喪失感を感じていたという。
これについて心理学者は、「視聴者が現実の親しい友人と別れたり、恋愛関係が終わったりしたときに感じる悲嘆や苦痛と同じレベルの感情経験をしていることを意味する」と指摘。また、「ファンたちはまるで親友を失ったかのようにシリーズの終わりについて話していたのです」と述べています。
このこと自体、私もその感じはよくわかります。
私の場合はTVよりもマンガの方ですが、マンガの単行本自体は手元に残りますので(捨てられない限り)、それほどではありませんが、それでも初めて読んでいて、それが終わったときのなんともいえない感じ。小さいところでは、映画とかを見終わったあと。
たとえば、「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」を見終わったあととか・・・。
1. 物事がすっかり終わること。物事を終わらせること
例:試合終了
2. (誇張的に)物事がすっかり駄目に成ること
例:人生終了

さて、おそらく大半の人が一度は経験したことがあると思いますが、お気に入りのTV番組が終了したときの「〇〇ロス」。いわゆる、何とも言えないような「喪失感」。
特に子どものころ、毎週のように見ていたTV番組が終了したときには、「来週から何を生きがいにすればいいのか?」と思ったものです。いまでこそ、Blu-ray/DVDやネット配信などで見ることができるものもありますが、なかには再放送すらされないものもあったりします。
オーストラリア・セントラルクイーンズランド大が同国内で37年間続いた長寿番組「ネイバーズ(Neighbours)」の終了に対する視聴者の反応を調べた研究結果を2024年6月に発表しました。
それによりますと、視聴者は長寿番組の終わりに対して、「まるで親しい友人を失ったのと同じような喪失感を経験していた」というそうです。
なるほど、なるほど。
「ネイバーズ」というTVドラマは1985年に放送開始した連続ドラマで、ラムゼイ・ストリートという架空の通りに住む人々の生活を描いたフィクション作品。主にオーストラリアや英国を中心に放送されていましたが、2022年7月22日に約37年の放送を終了(2023年9月18日から「Neighbours: A New Chapter」という新シリーズが放送中)。
研究では2022年の最終回が放送された直後に、視聴者がどのような感情体験をしたかを調べるオンライン調査を実施。
調査参加条件
シリーズのファン
過去12ヶ月間に平均して週に一回以上、同シリーズのエピソードを視聴
シリーズの最終回を見ている
回答数:1289名 / 英国(68.04%) オーストラリア(13.42%)
この回答数のうち、なんと512名がシリーズを放送開始から37年間見ていたとのこと。
調査では番組終了に対する、「悲しみや怒り」「喪失感」「キャラクターへの共感度」「番組への感謝の程度」を評価。
例えば、参加者は「ネイバーズが終了したことに腹が立つ」「ネイバーズの放送が恋しい」「ネイバーズが終わったことをまだ認めていない」「大好きなキャラクターと会えなくなることが寂しい」「番組が長く続いたことに感謝している」などの質問項目を評価しています。
調査結果として、全体的な傾向として、シリーズの終了に対し、深い悲しみや喪失感を経験。終了を受け入れるのが困難であると報告。
そのなかでも特に興味深いとされたのが、登場するキャラクターとの間で高レベルでの、「パラソーシャル関係」を築いていたこととのこと。
パラソーシャル関係とは、「個人的には面識のない有名人、インフルエンサー、あるいはドラマ、ゲーム、アニメなどにでてくる架空の人物に対して、親しみや友情、恋心を一方的に抱く関係」のこと。
これは異常心理ではなく、ほとんどの人が経験している健全な心の働きとのことで(心配しなくてもいいですから)、多くの場合は精神の安定や気分の向上といったプラスの作用を与えてくれるという。
調査では全72人のキャラクターがお気に入りの人物として選ばれており、現役のキャラクターや過去回でシリーズを去ったキャラクター、なかには1980年代の古いキャラクターもいたそうです。
そうした自分の好きなキャラクターに見られなくなることに対して、強い悲嘆や喪失感を感じていたという。
これについて心理学者は、「視聴者が現実の親しい友人と別れたり、恋愛関係が終わったりしたときに感じる悲嘆や苦痛と同じレベルの感情経験をしていることを意味する」と指摘。また、「ファンたちはまるで親友を失ったかのようにシリーズの終わりについて話していたのです」と述べています。
このこと自体、私もその感じはよくわかります。
私の場合はTVよりもマンガの方ですが、マンガの単行本自体は手元に残りますので(捨てられない限り)、それほどではありませんが、それでも初めて読んでいて、それが終わったときのなんともいえない感じ。小さいところでは、映画とかを見終わったあと。
たとえば、「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」を見終わったあととか・・・。
「終了」とは
3. 東京都千代田区大手町に本社があるNPBセントラル・リーグの球団がシーズン優勝したらしいにもかかわらず、クライマックス・シリーズで3位の神奈川県横浜市中区の球団に敗れて、2024年のシーズンがおわること
例:ファンにとって何ごともなかったようにシーズン終了
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
3. 東京都千代田区大手町に本社があるNPBセントラル・リーグの球団がシーズン優勝したらしいにもかかわらず、クライマックス・シリーズで3位の神奈川県横浜市中区の球団に敗れて、2024年のシーズンがおわること
例:ファンにとって何ごともなかったようにシーズン終了
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。