行楽にはいい季節になりました。4月に入りますと新生活とかで、いろいろとスケジュールが立て込んでしまいますので、遊びに行くには今がちょうどいいかも知れません。
プロ野球の試合など自宅から遠い場所で開催されるイベントに行く場合に、いつも頭を悩ますのは交通手段になります。
私の場合、それがあまりにも遠い場所であり、終了時間が読めない場合、公的交通手段+現地宿泊ということもありますが、片道300kmくらいの範囲で、駐車場が確保できるならば車で移動が常套手段になります。
過去に主なイベントと交通手段
・阪神甲子園球場:基本的に大阪市内まで車+市内宿泊。球場までは阪神電車:いかんせん、遠い。大阪まで車は遠い
・京セラドーム大阪:電車+現地宿泊(ナイター):やっぱり、大阪まで車は遠い
・ナゴヤドーム:車で日帰り(ナイター):ドーム内駐車場(2500円/回)
・ナゴヤ球場:車で日帰り(デーゲーム):近くの駐車場(500円/回)
・東京ドーム:車で日帰り(ナイター):近くの駐車場(下記、本題)
・ZOZOタウンスタジアム(千葉マリン):車で日帰り(デーゲーム):球場内駐車場(2000円/回)
・明治神宮球場:車で日帰り(ナイター):絵画館駐車場(500円/回)
・豊田市民球場:車で日帰り(デーゲーム):球場内駐車場(無料)
・松本市野球場:車で日帰り(ナイター):球場内駐車場(無料)
・長野オリンピックスタジアム:車で日帰り(ナイター)。ちょっと遠くの駐車場(無料)でシャトルバス
プロ野球など、夜に開催されるイベントへ公的交通機関で行った場合、どうしても帰りの時間が気になってしまいます。東京方面からの最終特急は21時発、名古屋方面からの最終特急は19時40分発であり、落ち着いていられません。この間のレッスルキングダム12は最終試合が終わったのが22時過ぎでしたから。
ナゴヤドームの場合にはドーム内駐車場が1回2500円でそこそこリーズナブルであり、事前に購入することもできるので安心できるのですが、東京ドームの場合は、ドーム関連の駐車場はイベント開催時には時間制になってしまい、非常に割高です。
よって、いつもお世話になっているのが「24時間最大○○円」と書かれたコインパーキングです。私が使うコインパーキングは、やっぱり東京ドームでイベントがある場合には、この最大料金制はなくなります。ただ、裏技的なものはあります。それは後ほどということで。
最近、「24時間最大○○円」などと書かれたコインパーキングの料金表示をめぐり、トラブルが多発しているそうです。24時間経過後は通常料金になるのにその表示がなかったり、不明瞭だったりして、高額の支払いを求められるケースとのことです。中には、数千円と予想していたのに数万円を請求された、といったトラブルもあるようです。
全国の消費生活センターには最近、こうしたコインパーキングの最大料金に関する苦情や相談が相次いでいるとのことで、2016年の相談件数は、確認できたもので151件だったそうです。多いのは「24時間最大○○円」などと書かれた表示に関する相談で、コインパーキングの中には、最大料金の適用が「1度限りなのか」「24時間以降も繰り返されるのか」を表示していないケースもあり、知らないまま長期間利用して高額請求を受けるトラブルが目立つそうです。
例えば、「24時間最大3500円」「8~22時は30分ごとに500円 / 22~8時は60分ごとに200円」とだけ書かれた看板があるとします。最大料金は繰り返し適用されるものと考えた利用者が、月曜の午前8時に入庫し、水曜の午前8時に出庫したとすると、「計48時間だから7000円」と思っていた支払いは、1万9500円になる計算になります。
実際、最大料金の適用条件が書かれていても、小さな文字だったり、看板の隅に書かれていたりするなど分かりにくい表示も少なくありません。ですから、初めてのコインパーキングだったりすると、見落としはないか、高額請求が来ないかとドキドキします。
実際の相談では、「1日最大500円」と大きく表示され、「最大料金は当日限り」と小さく書かれた注意書きを見落とした消費者が5日利用したところ、想定額(2500円)を大幅に超える2万円以上を請求されたことがあるそうです。
別の消費者は「最大料金は24時間まで」とする小文字の利用規約に気づかず、「1日最大料金 平日3700円・日祝1800円」のコインパーキングを3日利用。1万円程度で済むと思っていたのに、4万6100円を請求されたそうです。
年末年始やイベント開催時などは最大料金の適用を行わないなど特別料金を設定しているコインパーキングもあります。ただ、貼り紙などで小さく表示しているだけといったケースもあります。だから、余計なお世話なのですが、イベント開始前からドキドキさせてくれるのです。
一方、間違いやすい表示もあり、「当日最大料金○○円」の表示とともに、当日を「入庫から24時まで」と明記してある看板などは、日付の変わる午前零時からは通常料金となるのですが、利用者の中には「24時まで」を「入庫から24時間以内」と勘違いし、トラブルになるケースもあるそうです。
また「デイタイム最大料金」「ナイトタイム最大料金」などと大きく表示されている看板の場合、最大料金が設定されていない曜日や時間帯があることがあり、それを利用者が見落とすケースもあるそうです。
何はともあれ、コインパーキング利用に当たっては表示をよく読むことが何より重要だと思います。分かりにくい場合は業者に問い合わせるほか、最大料金については「繰り返し適用されるのか」「1度限りなのか」などをよく確認してから利用しませんと、あとで泣きをみることになってしまいます。
さて、私が東京ドームに行く場合ですが、やはりイベント開催時には1日の最大料金がなくなるコインパーキングですが、ある時間よりも前に駐車すれば、イベント開催時であったとしても、1日の最大料金で済みます。実際にそれを知ってかどうかですが、県外車が多く、しかも、時間前には行列が出来ている時もあります。時間は早く、もちろん、朝早く出発することになりますが、到着後に車の中でしっかりと寝ています。