「歴史は繰り返す」と言われますが、「希望」の持てる「うさぎ年」のいいことをあえて掘り起こしてみました。

(画像は本文とは関係ありません・・・)
2023年は12年ぶりのリーグ優勝を狙う中日ドラゴンズが、1月4日に球団事務所で年賀式を行いました。
集まった職員を前に大島宇一郎オーナーは、「うさぎ年のドラゴンズは強いんです。前回11年(2011年)の優勝も、うさぎ年。うさぎのように、ぴょんぴょん、ぐんぐん成績を伸ばして暴れ回ってもらいたい」とあいさつしています。
1950年にセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制になった以降、6度あった「うさぎ年」ではリーグ優勝2回、2位4回とAクラス100%。
名古屋軍(1リーグ制)
1939年:38勝53敗5分(勝率.418) / 6位
名古屋ドラゴンズ
1951年:62勝48敗3分(勝率.564) / 2位
中日ドラゴンズ
1963年:80勝57敗3分(勝率.584) / 2位
1975年:69勝53敗8分(勝率.566) / 2位
1987年:68勝51敗11分(勝率.571) / 2位
1999年:81勝54敗0分(勝率.600) / 優勝
2011年:75勝59敗10分(勝率.560) / 優勝
しかも、現在は2011年と1999年と2連覇中と抜群の相性です。決して、東京・水道橋にあるドーム球場を本拠地にしている球団の年ではありません。
2022年は立浪和義監督に就任して挑んだシーズンでしたが、打撃陣の低迷により、リーグワーストの得点数で最下位。2年めとなる2023年は最下位からの巻き返しへ、シーズン終了後にチーム改革。2022年開幕時のレギュラーであった、京田陽太選手と阿部寿樹選手をトレードで放出し、涌井秀章選手、砂田毅樹選手を獲得。外国人選手もMLB通算ホームラン41本のアリスティデス・アキーノ選手、3年ぶり出戻りのソイロ・アルモンテ選手を獲得。アキーノ選手の外野守備はまったく不安はなさそうですが、打つ方はどこまで日本野球に順応できるか未知数ではありますが期待しておきませんと話にはなりません。レフト・大島洋平選手、センター・岡林勇希選手、ライト・アキーノ選手の外野陣はこれで固まります。
阿部選手のトレードにより空いたセカンドには新人の村松開人選手でしょうね。立浪監督は、「プロでも通用するバッティング」と評価しているくらいですので、順調にいけば即戦力選手として起用されるでしょう。ショートには2022シーズン後半からスタメンに定着した土田龍空選手、サードは石川昂弥選手のケガからの復帰予定が微妙な状況ですので、高橋周平選手の奮起を期待です。不動の4番のダヤン・ビシエド選手は近年の成績の低下ぶりに立浪監督がレギュラーを白紙にすると明言しており、アルモンテ選手の外野守備はともかく打つ方は心配なさそうなこともあり、ファーストでビシエド選手と競わせ、お互いの刺激にもなってくれるでしょう。
先発投手陣は大野雄大選手、柳裕也選手、小笠原慎之介選手の3本柱に2022年ブレイクした高橋宏斗選手、FA権を行使せず残留した松葉貴大選手にトレードで涌井秀章選手が加わり、懸案だった5・6番手まで層が厚くなりました。そこへ、新人の仲地礼亜選手、鈴木博志選手、勝野昌慶選手、上田洸太朗選手がポイントポイントで登板してくるでしょう。
12球団トップレベルのリリーフ陣は、勝ちパターンの清水達也選手、藤嶋健人選手、祖父江大輔選手、ロドリゲス選手、R・マルティネス選手。ここへ投手転向した根尾昂選手が先発なのか、リリーフなのか割って入ってくることをそろそろ期待します。左のリリーフとしては福敬登選手の手術明けとなる部分を砂田毅樹選手を獲得し、福島章太選手やサイドスローに改造中の岡田俊哉選手も控え万全の体制が整っています。
立浪監督は就任2年目を迎え、オフには思い切った血の入れ替えを断行。自分の意向を反映させた作りたいチームでどう戦うか。キャンプやオープン戦での戦力変動はあるでしょうけど、2023年は間違いなく結果を出さなければならないですね。
2023年開幕3連勝で始まるのは3月31日の水道橋戦からです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

(画像は本文とは関係ありません・・・)
2023年は12年ぶりのリーグ優勝を狙う中日ドラゴンズが、1月4日に球団事務所で年賀式を行いました。
集まった職員を前に大島宇一郎オーナーは、「うさぎ年のドラゴンズは強いんです。前回11年(2011年)の優勝も、うさぎ年。うさぎのように、ぴょんぴょん、ぐんぐん成績を伸ばして暴れ回ってもらいたい」とあいさつしています。
1950年にセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制になった以降、6度あった「うさぎ年」ではリーグ優勝2回、2位4回とAクラス100%。
名古屋軍(1リーグ制)
1939年:38勝53敗5分(勝率.418) / 6位
名古屋ドラゴンズ
1951年:62勝48敗3分(勝率.564) / 2位
中日ドラゴンズ
1963年:80勝57敗3分(勝率.584) / 2位
1975年:69勝53敗8分(勝率.566) / 2位
1987年:68勝51敗11分(勝率.571) / 2位
1999年:81勝54敗0分(勝率.600) / 優勝
2011年:75勝59敗10分(勝率.560) / 優勝
しかも、現在は2011年と1999年と2連覇中と抜群の相性です。決して、東京・水道橋にあるドーム球場を本拠地にしている球団の年ではありません。
2022年は立浪和義監督に就任して挑んだシーズンでしたが、打撃陣の低迷により、リーグワーストの得点数で最下位。2年めとなる2023年は最下位からの巻き返しへ、シーズン終了後にチーム改革。2022年開幕時のレギュラーであった、京田陽太選手と阿部寿樹選手をトレードで放出し、涌井秀章選手、砂田毅樹選手を獲得。外国人選手もMLB通算ホームラン41本のアリスティデス・アキーノ選手、3年ぶり出戻りのソイロ・アルモンテ選手を獲得。アキーノ選手の外野守備はまったく不安はなさそうですが、打つ方はどこまで日本野球に順応できるか未知数ではありますが期待しておきませんと話にはなりません。レフト・大島洋平選手、センター・岡林勇希選手、ライト・アキーノ選手の外野陣はこれで固まります。
阿部選手のトレードにより空いたセカンドには新人の村松開人選手でしょうね。立浪監督は、「プロでも通用するバッティング」と評価しているくらいですので、順調にいけば即戦力選手として起用されるでしょう。ショートには2022シーズン後半からスタメンに定着した土田龍空選手、サードは石川昂弥選手のケガからの復帰予定が微妙な状況ですので、高橋周平選手の奮起を期待です。不動の4番のダヤン・ビシエド選手は近年の成績の低下ぶりに立浪監督がレギュラーを白紙にすると明言しており、アルモンテ選手の外野守備はともかく打つ方は心配なさそうなこともあり、ファーストでビシエド選手と競わせ、お互いの刺激にもなってくれるでしょう。
先発投手陣は大野雄大選手、柳裕也選手、小笠原慎之介選手の3本柱に2022年ブレイクした高橋宏斗選手、FA権を行使せず残留した松葉貴大選手にトレードで涌井秀章選手が加わり、懸案だった5・6番手まで層が厚くなりました。そこへ、新人の仲地礼亜選手、鈴木博志選手、勝野昌慶選手、上田洸太朗選手がポイントポイントで登板してくるでしょう。
12球団トップレベルのリリーフ陣は、勝ちパターンの清水達也選手、藤嶋健人選手、祖父江大輔選手、ロドリゲス選手、R・マルティネス選手。ここへ投手転向した根尾昂選手が先発なのか、リリーフなのか割って入ってくることをそろそろ期待します。左のリリーフとしては福敬登選手の手術明けとなる部分を砂田毅樹選手を獲得し、福島章太選手やサイドスローに改造中の岡田俊哉選手も控え万全の体制が整っています。
立浪監督は就任2年目を迎え、オフには思い切った血の入れ替えを断行。自分の意向を反映させた作りたいチームでどう戦うか。キャンプやオープン戦での戦力変動はあるでしょうけど、2023年は間違いなく結果を出さなければならないですね。
2023年開幕3連勝で始まるのは3月31日の水道橋戦からです。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。