私のブログにお越しいただいてありがとうございます。新型コロナウイルスによってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、どうか、みなさまとご家族、関係者の方がご健康であっていただければと思っております。1日でも早く流行が終息の方向に向かうことを願っております。
以前、「疫病 退散!!」で、「アビマエ」の話を書きました。この信州では、あまり縁のない話かなと思っていましたが、長野県松本市本庄1の「ホテルブエナビスタ」の売店「パセオ」が、「アマビエ」をかたどったメロンパンを販売しています。
ちなみに私が購入したのは、緊急事態宣言が発令される以前の4月4日になります。もちろん、その時も、マスクをしてここで購入する以外はどこにも立ち寄っていません。
アマビエのおさらいですが、江戸時代に肥後国(現;熊本県)に出現したとされる半人半魚の妖怪で、「疫病が流行したときは私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と言い残して海に消えたとされています。
SNSなどでは、新型コロナウイルスの終息を願い「#アマビエチャレンジ」のハッシュタグとともに絵や人形などの画像投稿する増えています。最近では、山梨県立美術館の「ヨゲンノトリ」(江戸時代末期にコレラ流行を予言したとされ、「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができるぞ」と語った)が話題になっています。
さらには、4月9日には厚生労働省が新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、アマビエを描いた若者向けの啓発用アイコンをWeb上で公開しました。今やアマビエは「日本政府公認」となっています。そういえば、少し前に神奈川県が新型コロナウイルス感染者の治療に携わる医療従事者らを「コロナファイター」と命名し、応援するキャンペーンを始めたところ、「必死に感染症と向き合っている医療従事者に対し、名称が軽はずみ過ぎる」と批判があり、県は県庁内で複数のロゴマークを掲示していたものの、3月31日に「掲示期間が終わったため撤去した」としています。
パセオでは、ベーカリー厨房の課長が3月上旬にネット上でアマビエの存在を知り発案。子どもたちにも親しみのあるパンを採用したとのことです。なお、アマビエパンの購入者には、アマビエの姿を刷り込んだクッキーももらえます。
大きさ約15cmでメロンパンをベースに目や髪などは竹炭パウダーで表現。外はサクッと中はふんわりとした食感が楽しめるそうです。「そうです」というのは、私が購入したアマビエパンは、当日中に義母へと渡しておいてもらって、私は食べていないので、わからないからなのです。
価格は200円で数量限定販売。私が買いに行った日は、午前11時にも関わらず最後の1つでした。
パセオでは、「暗いニュースが多いなか、少しでも明るい話題になればと思って作った。これを食べて笑顔になってほしい」とのことです。
なお、電話で購入予約も可能とのことですが、発送などはされていないと思います。
二度と来ない今日のために、大切に過ごしましょう。そして、また、明日、ここで、お会いしましょう。