「想い出がいっぱい」は、1983年3月25日にリリースされた、中沢堅司さんと赤塩正樹さんによる音楽デュオ・H2Oの5枚目のシングル楽曲です。
フジテレビ系で放送された、あだち充さん原作のTVアニメ「みゆき」の主題歌に起用され、以降、中学校や高校の音楽の授業や合唱コンクールで選曲されたり、卒業ソングとして紹介されたりすることで、耳にすることがあると思います。また、1993年以後には中学校や高校の音楽の教科書にも何度か掲載されています。
私は今まで作詞・作曲はH2Oだとばかり思っていたのですが、作詞は阿木燿子さん、作曲は鈴木キサブローさん、編曲は萩田光雄さんというそうそうたるメンバーでした。
ただ、今までの楽曲を自分たちで製作をして来たのに対し、大ヒットしたこの楽曲がほかの人によるものであることに対して、素直に喜べなかったところがあったそうです。また、この楽曲の大ヒットによって、H2Oのイメージに「青春」「恋心」などが定着してしまったこともあり、2年後の1985年に解散してしまいました。
♫古いアルバムの中に
隠れて 想い出がいっぱい
無邪気な笑顔の下の
日付は遥かなメモリー
♫時は無限のつながりで
終わりを思いもしないね
手に届く宇宙は 限りなく澄んで
君を包んでいた
♫大人の階段上る 君はまだシンデレラさ
幸福(しあわせ)は誰かがきっと 運んでくれると信じてるね
少女だったと いつの日か 想う時がくるのさ
少女だったと 懐かしく 振り向く日があるのさ
歌詞とメロディーが印象深く、私は今でもこの楽曲を繰り返し聞くことがあります。今となっては忘れかけてしまった、なんとなく、淡くて、切ない気持ちを心の奥から引き出してきます。
大人となった自分を、子どものころだった自分思い出しながら、今までの人生の道のりを思い浮かべる・・・ちょうど、今日は成人の日です。
大人になった喜びの気持ちを忘れずに、それ以上に今まで歩んできた道のりと感謝を忘れずに、優しい大人になってほしいと願います。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。