[投稿日時] 2008年12月28日(日)11時29分28秒
[題名] 後藤ヨコハマ -①-
[投稿者] 生々流転
'08年の練習最終日でもあり、「ユース後藤横濱」の最終日。
万感の想いで、練習場に着くと…昨年末と同様のミニ・ゲーム中。
しんよこFPの半面を、3分割したフットサル形式。
ただし、半端で無い人数が来ている。
「7チームある!?」
監督・コーチ・スタッフのチーム。
昨年までに卒業した、OBチーム。
新一年生(現:中三生)のチーム
~は、'08年に在席した選手達…今秋引退した、三年生を含め…(概ね)学年別のチーム。
試合は 6チームなので、1チームは見学の、「総あたり戦」。
試合が進むにつれ、ローテーションがアヤしくなって来るのは、ご愛敬。(笑)
→へ続く。
後藤ヨコハマ -②- 投稿者:生々流転 投稿日:2008年12月28日(日)12時18分25秒
→続き
観ていると、各チーム毎にカラーが出ていて、面白いんですよ♪(^^)
一番薄かったのは、現一年生チームかな。
連携はあるけど、まだx2押しが弱かった。
(;^_^A
新一年生は、テクニカル&回復力。(笑)
フィジカルでは、先輩方に及ばないものの…狭いコートでは、機敏性と共に有利になっていた。
(足元のパスの精度は、一番だった気が…)
で、上の学年と違って、ちょっと休むと充電完了しちゃう辺りが、スゴい。(^_-)
今年の全国大会出場の主軸組、2,3年生達の試合は、「競技として」見応え充分☆
引退したばかりの三年生達は。
しばらく見ない間に、色々充電されたのか(?)…何やら、「妙にパワフル」(爆)で。
大技・小技・小ネタも混ぜつつ、貫禄の試合運び。
良い意味での「図太さ」が、この学年の強みかもしれない。
対して、二年生達は「柔」かな。
パス・ワークや、連携のとり方が、他の選手チームに比べて「しなやか」な気がする。
TOPに交じってのトレーニングや試合で、(荒削りながらも)彼等の本質が、研かれて来ているからかな。
もう少し、「したたかさ」が加味されると、化けそうな気もしましたね。(^^;
スタッフ・チームとの試合でも、監督・コーチ達の本気度が、上がっていたのは…間違いないですよ☆
→に続く
後藤ヨコハマ -③- 投稿者:生々流転 投稿日:2008年12月29日(月)01時28分57秒
→続き
で、ここからは「エンターテイメント」(笑)
今年は、急遽駆け付けてくれた(?)、OBチーム。
それぞれの学年を、代表する様な顔ぶれが、並ぶ。(笑)
一番賑やかなのも、このチーム。(^^;
混成軍らしく、はしばしで、イレギュラーなプレイで盛り上げつつも。
荒井君・春日君は、最高のDFコンビネーションを魅せ。
サイド攻撃では、これまた歴代屈指のアタッカー、原口君や翔君がエグる。
個性派揃いのOBチームを、巧く支えていた荒木君・タクヤ君は、大学で鍛えられ…フィジカルでも、成長を見せていましたよ。
今回最高のムードメーカー塚越君は、気持ちでひっぱる後藤サッカーの、一番の体現者だったかも!?
OBチームとの対戦での、スタッフ・チームは。
以前と同じ注意をしていたり、成長ぶりに目をみはって…でも、負けじと張り合ったり。(爆)
特に、後藤監督・眞中コーチは、楽しそうでしたね☆彡
そして、この日一番充実していた、スタッフ・チーム。
フィジカル・コーチやマッサーさん、TOPの眞中コーチも入っての…スペシャル・チーム☆
なんだけど。
長引くと、体力的にキツいのは…ベテラン・チームの辛いトコ。
そこは、頭と技術でカバー。(笑)
遠めからの、一発・必中の得点は、流石!
セットプレイでは、体格差を活かして、(文字通り)鉄壁をつくり、ゴール前を「埋めつくす」は。
心理戦に持ち込んで、無言のプレッシャーかけるは。
ライン際の攻防では、微妙な判定に、口で言い負かすはで。(^^;
実に、大人げ無い(ある意味、大人な)プレイの連続に。
見ていたサポも、ついx2物言いを、つけたりして。(;^_^A
それでも。
元Jリーガー組は、やっぱり違うんです。
吉田コーチのダイレクト・ボレーは、技・タイミング共に抜群で…あの破壊力は、間近で受けたく無いよねっ!!
眞中コーチも、実践で教えながら。
三年生やOBチームには、何気に手を使ったり…プロ仕様のワザが、のぞいて。(笑)
それに、後藤監督とのコンビは、やはり燻し銀の輝き☆彡
ジェフ時代や、横浜FC(4番・7番)で、繰り返し行なわれた幾多のプレイの一つでも。
やはり、選手達とは違うんです。
そして、後藤監督。
誰よりも走って、誰よりも楽しんで。
城選手の引退試合時にも、負けず劣らずのパフォーマンス♪
足元を抜かれると、特有の表情で切り替え、奪い返しに行く。
時に笑い、真剣にプレイ。
監督の背中から、プレイから。
口で言わなく共、伝わる物はあるんだよね。
システマチックに、指揮者の筋書き通りのサッカーをしなければならない…そんなチームも、あるかもしれない。
でも、後藤監督の横浜FCユースには、そんなサッカーは在り得ません。
自分で考え、仲間達と考え…一丸となって作りあげた、チームです。
泥臭くても、人と人が創り出すサッカーは。
時に、理論だけでは為しえない結果を、見せてくれました。
選手達の本来持っている…潜在的な力を、引き出しつつ、個性を尊重した指導は。
我の強い選手達の、バラバラの個性をまとめあげた、プロ生活の経験が生きていたのではないでしょうか。
サッカーだけで無く、これから生きて行く上で大切な事も…さりげなく、教えてくれていたと思います。
選手達が、それぞれの場所で、自らの道を進む時。
後藤監督の教えが、本当の意味で生きるのは、何年か経ってからかもしれない。