柴ワンコ・目指せ!旅犬

柴犬・Fuku-maru ー旅犬/旅行犬を目指す日々

柴わんこ、散歩で出逢う野鳥たち ( カラス )

2017年02月25日 | 1、2、散歩

 

今日も、お越しくださって、ありがとうございます。

 

【 けさの鳥 】 文:山岸 哲、写真:田中光常、久保敬親、金子 進、吉野俊幸 より
『 ハシブトガラスは、落ち葉や小石をひっくり返したりして餌を探すハシボソガラスと違い、木の上などからじっとあたりを見まわし、餌があると舞い下り、とりついて食べる。こうした習性が、都会でゴミ袋を破って食べ物をあさり、ゴミを散らかす問題を起こしているようだ。くちばしは太く強い。全長57cm ほど。』

 

散歩で出会う、身近なカラスの話です。
私たちの暮す場所では、ハシブトガラスとハシボソガラスの両方ともに観察できます。
ハシブトは最寄りの小学校の森で夜を明かし、芝生公園などではハシボソがよく見られます。

 

以下、【 カラスの常識 】 著者:柴田佳秀 より抜粋
『 日本でもっとも身近なカラスは、ハシブトガラスとハシボソガラスという二種類のカラスである。普通日本で 「 カラス 」 といえば、このどちらかであることがほとんどだ。』

 

 

『 ハシブトガラスは、基本的には樹木がある環境を好む。日本では、山間部で見るカラスはまちがいなくハシブトである。英名ジャングル・クローのとおり、ハシブトはルーツが熱帯のジャングルであるため、木がある環境を好むのだろう。だからハシブトガラスには 「 森のカラス 」 というキャッチフレーズがある。』

 

 

『 一方、ハシボソガラスがよく見られるのは農耕地である。冬、刈り取りが終わった広大な田んぼに群れているカラスは、まちがいなくハシボソである。また、河川敷のそばでもよく見られる。田んぼや畑、河川敷などの開けた環境に、ハシボソガラスは好んで棲んでいる。
ハシブトが 「 森のカラス 」 なのに対し、ハシボソは 「 草原のカラス 」 と呼ばれる。木がたくさんある山の中で、ハシボソガラスを見ることはまずない。』

 

 

『 ハシブトは、なぜか大都市のビル街にもたくさんいる。繁華街のゴミを荒らすのもハシブトである。また、繁華街のすぐ近くに大きな川が流れていたり、街のすぐ近くに田んぼや畑があったりすると、街中でもハシボソガラスが棲んでいると思われる。』

 

 

『 ハシブトガラスとハシボソガラスの違いは、嘴の太さ、頭頂部から嘴にかけての盛り上がり方、歩き方などがあげられるが、確実なのは鳴き声である。
ハシブトは 「 カァーカァー 」 と澄んだ声で鳴く。一方、ハシボソは 「 ガーガー 」 と濁った声で鳴く。鳴くときの姿勢もちがい、ハシボソは頭を上下させ、お辞儀のような決まった動作をする。』

 

 

                                 最寄りの散歩道にて ( 2017/02/23 撮影 )

 

 


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