私にはこのイラストが中身の美味しさと温かさの魅力を掻き立てるのですが、それ以外に、況してや卑猥な想像になるなんて有り得るのでしょうか。どう見たって単なる弁当ですよ。普通に販売している食べ物ですよ。近所のスーパーに昼飯買いに来たんですけど、絵師どなたでしょうか！ pic.twitter.com/45Ste1shqr
— 丘野境界@05/22『生活魔術師達、大聖堂に挑む』発売です！ (@hoshinewone) May 16, 2020
この御時世、価格だけでなく独自の手法を付加価値にして販売している訳です。これを販売している店舗さんも薄利ではあっても様々な企画を立てて固定客獲得に努力している訳です。それを一個人の勝手な思い込みで卑猥と決め付け販売を邪魔するなんて言語道断な話です。
いったいこれを卑猥と判断した人は如何なる人生を歩んできたのでしょう。これを卑猥と判断するなんて余程屈折した教育や躾を受けてこなければ有り得ないでしょう。
勿論、何らかの病気や障害を持っている影響で捉え方が歪んでしまう可能性も捨て切れませんが、だからといって勝手に決め付けるのは問題でしょう。もし仮に問題だと思うのであれば直接店舗に言うべきで、不特定多数が見ることができる場所に安易に書き込むのはフェアではありません。
例えばコンビニでの成年向けの出版物に対して“目に触れることが不快だ”という理由で一部のコンビニが完全に撤去したことがありましたが、この部分にしても一つの出版物には様々な人たちが関わっているというのに、その人たちの糧を得る手段を無視してまで撤去させることが本当に正しいのでしょうか。
俗に【エロ絡みはカネ払いが良い】と云われます。まず間違いなく一定量の需要があるのでカネ回りが良く、たとえ本音では好きになれないとはいっても糧を得る為に従事している人たちがいる訳です。
声高にエロを排除しろと言っている人たちの親の中にエロ絡みの仕事に従事している人たちがいないとは限りません。立派な子供になってほしい気持ちや学問を安心して受けさせたいが為に敢えて従事している場合だってある筈です。
第一、出版社や印刷関連会社から給与やボーナスを得る際の明細には大まかな項目と数字が並んでいるだけで何の仕事をやったのかなどは記載してありません。内容云々は企業側だけが必要なものなんですから記載する必要も意味もありません。
世の中の様々な仕事は見えない糸で互いが繋がっています。だからこそ個人の勝手な判断で断ち切ることはできないんです。そこを無視して断ち切れば、軈て他人は勿論のこと自分自身も泣く羽目になるのを忘れないで頂きたいものです😠 。