
18世紀に建てられた重厚な建物 ・・

豊かな緑を湛える 「シャンティイ競馬場 」 を望むこの建物は、
(6月16日のブログ参照 )

「Les Grandes Ecuries 大厩舎 」 です。

およそ6~7000年前、
それまで食用のために狩りの対象であった野生の馬は、
労役などのために家畜化されるようになりました。
3~4000年前になると騎馬隊が構成されるようになり、
馬を戦力として活用することが画期的に有利な戦術となりました。

その後、乗馬そして競馬へと進化していった人と馬の歴史 ・・

「大厩舎 」 は、

文字通り多くの馬が飼育されている厩舎であり、

また、模型の馬によって、
人と馬の長い歴史や深い関わりを紹介する
博物館になっています。

思えば、
馬ほど人の暮らしと
様々な関係を保っている動物は他にはいません。


乗馬のためにつくられたかのような木立の道 ・・

風に漂うかすかな干草の香り ・・

シャンティイには、他にも見どころがたくさんあります。
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