鳥のさえずりしか聞こえて来ないシャンティイの静かな朝 ・・
(6月15日のブログ参照 )
朝陽を受けて堂々とそびえる銅像 ・・
銅像の人物は、
Henri d'Orleans
アンリ・ドルレアン (1822年ー1897年 )
オマール公として知られるフランス王族のひとり。
シャンティイに広大な領地を所有。
また、多くの所蔵美術品をフランス学士院に寄贈したことで有名。
(6月6日のブログ参照 )
銅像のオマール公が見つめる先に、
「Hippodrome de Chantilly シャンティイ競馬場 」
1834年、ここでフランス最初の競馬が開催されました。
(フランスが主催する正式な競馬として最初 ・・
それ以前にいわゆる草競馬は行われていた )
競馬は、瞬く間に貴族たちを虜にしました。
やがて競馬は広く庶民に浸透し、
なくてはならない娯楽のひとつとなりました。
(イギリス、イタリア、ドイツなどでも同様の歴史と経緯 )
以来、「シャンティイ競馬場 」 は、
名門競馬場として今日に至っています。
世界的に有名な重賞レース 『凱旋門賞 』 は、
毎年パリ郊外の 『ロンシャン競馬場 』 で開催されます。
しかし、来年2014年からロンシャン競馬場が改築工事に入るため、
「シャンティイ競馬場 」 で開催されると噂されています。
ちなみに、
2006年 凱旋門賞に挑戦した日本の名馬 ディープインパクトは、
レースまでの期間 「シャンティイ競馬場 」 で調教を行いました。
恵まれた自然環境 ・・
シャンティイは、馬の調教でも長く輝かしい歴史を誇っています。
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