3両編成のVSOEのダイニング カー ・・
（1月20日のブログ参照 ）
もう 1両は 「Pullman Car プルマン カー 」 です。
この車両は、オリエント急行の時代には
一等 サロン カーとして使われていました。
ちなみに、『Pullman プルマン 』 という言葉は、ヨーロッパでは
食堂客車など豪華な車両の代名詞になっています。
『コート ダジュール 』 と名付けられたVSOEのプルマン カー ・・
1931年にフランスで製造された車両です。
車内にはゴージャスで官能的なガラス工芸 ・・
インテリア デザインは、ルネ・ラリックの手によるものです。
Rene Lalique
ルネ・ラリック （1860年ー1945年 ）
フランス シャンパーニュ地方の生まれ。
アール ヌーボー、アール デコの時代を彩ったガラス工芸家です。
（ラリックについては再度詳しく紹介 ）
神奈川県にある 『箱根ラリック美術館 』 では、
彼の足跡を知ることが出来ます。
また、箱根ラリック美術館では、VSOEのコート ダジュールと
同時期に製造された本物のプルマン カーを見ることが出来ます。
このプルマン カーは、1988年 期間限定で
日本全国 （JRの路線 ） を実際に走った車両です。
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