
中庭 を望む12畳。

川本楼 の経営者 川本家の大広間 ・・・
どこか京都の花街 島原の
角屋(すみや) を思わせます。

主に地元の名士たちとの会合や会食に
使われたというこの部屋からは、

川本家の豊かな暮らしぶりが
伝わってきます。

書院と床の間。

書院欄間には家紋 ・・・
細工が凝っています。
注: この家紋は土佐柏(とさかしわ)
土佐藩主山内一豊の家紋でもある。

床框(とこがまち)に使われているのは
鉄刀木(たがやさん) ・・・
腐りにくい木材で
末長い繁栄を願う縁起物です。

床柱には
『コブ洗い』という技法が見られます。
現在、このコブが彫れる職人は
ほとんどいないそうです。

木は槐(えんじゅ) ・・・
木偏に鬼と書くことから、
魔除けの木といわれています。

長さ3間(約5.4m)の
長押(なげし) は、

桧(ひのき)の一枚板です。

欄間の装飾は竹と木の組み合わせ ・・・
これは熟練の職人技なのだとか。

雪見障子にもこだわりが ・・・

左右のスライド式です。
(一般的な雪見障子は上下)

また、夏場は上半分が竹 ・・・

冬場には全面障子に変わります。

ちなみに、天井は屋久杉です。

さて、
大広間には中庭の反対側にもうひとつ、

裏庭が ・・・
The Petersens
Top of the World
アメリカ ミズーリ州出身の
ファミリーバンド。
ベースのお母さんが微笑ましい。
JFK-World
日本家屋。心癒される建造物
ですね。私は大好きです。
いつも素敵なUPに感謝です♫
それでは!本日も宜しくです😊😊😊
そして、コメントをありがとうございます。
私のほうも西風さんのブログを楽しみにしています。
ちょっとおもしろい視点 ・・・
猫の表情はいつも最高ですね!
周りの人のおぜん立てで、宿泊したところは、「柊や」。
若造の私たちには、あの建築の良さも、半分もわからず、勿体ないことをしたと思います。
今なら…。 と、残念でなりません。(笑)
此処の部屋のつくりも、贅を尽くした素晴しいものですね❣
2015年7月4日と5日、このブログで『柊や』を紹介しています。
よかったら覗いてみてください。