
高木松寿 さんから
たくさんの作品集を頂きました。

無造作に、

プラスチックボックスに収まって。

その中の一冊、"Paris 1995"

パリの写真集といえば、

私の所蔵は 木村 伊兵衛 ・・・

新たに 高木松寿さんが加わりました。

この作品集に、

高木さんは
こんな言葉を寄せています。

その春、
私は東京からパリに向かった。

1月に起きた
阪神大震災に心を残しながら。

パリで二人の少年に出会い
共に街を彷徨った。

パリの薄暗い街並みは
モノクロームに沈む
深い海に似ていた。

そこには深海魚のような
さまざまなクルマが潜んでいた。

少年たちは愛するものに纏わりつき

嬉々として走り回った。

パリを発つ
テレビは東京の異変を映していた。
注:地下鉄サリン事件でしょう。

Paris ・・・

木村 伊兵衛のパリには
エディット・ピアフ が似合います。

高木さんのパリには ・・・

フランソワーズ・アルディ か、

ミシェル・ポルナレフ ・・・ かな。
Michel Polnareff
'ai du chagrin Marie
邦題は ♪悲しきマリー♪
サングラスを外した
ミシェル・ポルナレフです。
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