『老人老女 』 に次いで演目は
『若衆踊 』 の中から 『若衆ぜい 』 ・・・
中性的な美しさが印象的でした。
(5月18日のブログ参照 )
演者は、琉球古典舞踊の担い手として将来を嘱望される
宮城茂雄 琉球舞踊教師 ・・・
(5月17日のブログ参照 )
『ぜい 』 とは 『麾 』 ・・・
小道具として使っている
旗のような二本の棒のことだそうです。
続いて、野村流音楽協会
仲村渠 達也 (なかんだかり たつや ) 教師による
古典音楽独唱 『真福池のはいちゃう節 』 ・・・
琉球の言葉では 『まふくじぬふぇーちょーうぶし 』 ・・・
縁起物の歌です。
その後、
宮城流二代目 宮城能造 (のうぞう ) 家元による
『浜千鳥 (はまちじゅやー ) 』 ・・・
琉球舞踊の中では 『雑踊 』 として分類され、
絣 (かすり ) などの庶民的ないでたちが特徴です。
最後にもう一度 宮城茂雄 教師 ・・・
演目は 『稲真積 (いにぃまづぃん ) 』 ・・・
琉球舞踊は、王家の品格を重んじ、
士族自らが演じた男性芸能でした。
王族、士族の衣装として発達した 『紅型 (びんがた ) 』
に身を包み、五穀豊穣を祝う艶やかな舞踊 ・・・
これは 『女踊 』 と呼ばれます。
右手に持っているのは稲穂です。
奉納を終えた演者の方々 ・・・
満足気な表情でした。
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