
願いはろうそくの小さな炎に ・・・

長い歴史の中、多くの人々が祈りを捧げた大聖堂には
気持ちを引き締めてくれるパワーがあります。

神々しい光を祈りの場に届けるステンドグラス ・・・
第2次世界大戦の戦禍は
サンモーリス大聖堂にもおよびました。
(8月23日のブログ参照 )

現在私たちが見ることが出来るステンドグラスは、
Jacques Le Chevallier ジャック・ル・シュヴァリエ
(1896年ー1987年 ) の作品です。
ちなみに、ノートルダム寺院 (パリ ) のステンドグラスも
彼の作品です。

見上げれば、
天からの啓示に情感を添えるパイプオルガン ・・・
ある名匠の作品です。

Aristide Cavaille-Coll
アリスティド・カヴァイエ=コル (1811年ー1899年 )
名匠と呼ばれたオルガン製作者。
(ノートルダム寺院や
シャイヨ宮のパイプオルガンも彼の作品 )
彼の手になるオルガンには
交響楽団のような響きがあるといわれています。

大聖堂を出ると、

目の前に美しいアンジェの街が広がっていました。

噴水がつくり出した

おもしろい光景 ・・・

メーヌ川を挟んで向こうに見えるのは
『Eglise de la Trinite d'Angers
アンジェの三位一体教会堂 』 の鐘楼です。

やがて噴水は、

たそがれの中に消えていきました。
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