![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b6/a44fa1f6c49e7a805825c9c6dbcbe171.jpg)
パリ シャンゼリゼ通りのゆるやかな傾斜をのぼりきり、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d8/5706789f4c160f4b24e1766f1754a3dd.jpg)
右に曲がってすぐ ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3f/4b44b42e7bdb918cc9f8fd8bcf3d2fcb.jpg)
凱旋門からわずか100メートルほどの距離なのに
意外なほど静かな場所 ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/fd/ad92394e748fe1855890ad0664c9a923.jpg)
そこに佇む “ ホテル ナポレオン パリ ”
昨年 (2018年 ) 6月に投宿したホテルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9d/185aae260c18fc263228ecf86ae43e9a.jpg)
実は、このホテルには思い出があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/2f/a5b9a9c6d9a2f92a6ededa2cd4a1859b.jpg)
Albert Kahn
アルベール・カーン (1860年ー1940年 )
20世紀初頭の様子を後世に遺すために、
私財を投じ世界中にカメラマンを派遣した人物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/19/824cee2074aca5099c6f0876f637fa26.jpg)
(アルベール・カーン博物館 )
アルベール・カーンの功績を日本に紹介するために、
2008年、私たちはパリにある
アルベール・カーン博物館を訪れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/04/ec174dcf7e9b61c81526eca1c8763cae.jpg)
その時のホテルがナポレオンでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8c/b2d32b790c890c29bfc814ef97954c54.jpg)
(2008年 アルベール・カーン博物館にて )
このプロジェクトのプロデューサーは
私の高校時代からの友人 ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/3c/1fd08f0335441c7a196e50f1eb22785d.jpg)
辣腕でわがままでおしゃれなヤツ ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/5d/1b984bcbe72c87497dedbc3357dd6a87.jpg)
しかし、2013年4月、
残念ながら彼は他界しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/0e/ada4d691c586511b60a29487de2003d9.jpg)
『ダッカへ帰る日 』
2003年 第1回開高健ノンフィクション賞
優秀賞受賞作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/8b/20622549757e1abb3568382c10c09571.jpg)
『煙る鯨影 』
2007年 第14回小学館ノンフィクション大賞
受賞作品
これらの作品の著者 駒村吉重君は、
亡くなった友人と私の共通の知人です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/70/b8b9430add9a81a4ea6853bb2742bf11.jpg)
これは、駒村君がスケッチした
友人の臨終です。
また、彼は、
友人の最期の様子をブログに綴っています。
作家らしい美しい描写です。
駒村吉重のおぼえ書き 茶房ちよちよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e8/0b842f1d5ce4e2bd025ba571283f8f69.jpg)
折に触れて思い出すことは
故人へのいちばんの供養です。
今年も4月が過ぎ早や薫風の頃 ・・・ 合掌
JFK-World
素敵な友人関係ですね・・・合掌
また、駒村君のブログを読んでいただき感謝いたします。
こんばんは!
駒村吉重さまの
茶房ちよちよの
貴重な記事「窓ごしの春」を、
拝読させていただきまして、
ありがとうございます。
駒村さまが描かれました、
ご友人の柔和な絵画も
脳裡に焼き付くといいますより、
染み入りましたけれど、
お写真を拝見していますと、やはり
グリーンの石の指輪をなさっいて♪
笑顔も素晴らしく、今も元気よく
活動なさっておられるように
感じられますが、ご縁極めて深きご友人、
今もこれからも、言葉を超越している
以心伝心の超電信で
語り合われるのでしょうね。
ご友人はどのような状況下でも、
状況を改善開拓なさる方だと思いますが、
平安を心よりお祈り申し上げます☆
合掌
真鹿子 拝
“グリーンの石の指輪” という言葉に涙があふれました。
彼の旅立ちから丸6年が経ちましたが、友であることの情けはいまも通っています。
いい供養になりました。