峨眉山の万仏頂に次ぐ高さの頂は、
『千仏頂 』 と呼ばれます。
そこにそびえる金色の仏殿は 『金頂 』 ・・・
普賢菩薩が祀られています。
(普賢菩薩 )
普賢菩薩は、神獣 = 象に乗り、
普く (あまねく ) 生きるための知恵を授け、
衆生を救う菩薩です。
峨眉山は、唐の時代に仏教の聖地として確立しました。
(それ以前は道教の聖地だった時代も )
その後、『千仏頂 』 に普賢菩薩が降臨した、
という言い伝えが広まりました。
この四面十方普賢菩薩金像に象徴されるように、
峨眉山は、
「普賢菩薩の霊場 」 として崇められるようになりました。
その頂は、普賢菩薩が普く世界を見守る場所なのです。
少し離れて銀殿 ・・・
そして、金殿、銅殿、
四面十方普賢菩薩金像が並ぶ光景は壮観です。
どこか極楽を思わせる峨眉山の頂 ・・・
普賢菩薩に癒しと救いを求め、
年間、300万人がこの山頂を訪れるそうです。
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