標高3099メートルの山頂 『万仏頂 』 にそびえる鐘楼 ・・・
鐘の音は、四方の山々に木霊します。
かの李白が、
ふるさとの恋人を想い詩を詠んだ
峨眉山 (がびざん がびさん とも ) ・・・
女性の眉のようなかたちをした稜線から
その名前が付いたといわれています。
(画眉が峨眉になったと ・・・ )
早朝、3077メートルのもうひとつの頂で、
カメラを構える私たちの前に広がった雲海 ・・・
朝陽が峨眉山の頂を照らし始めました。
晩秋、身を切るような冷たい空気の中、
かすかに太陽の温かさが感じられました。
雲の上の神々しい光が、
銀色に輝く仏殿を浮かび上がらせました。
目を見張るほど美しい装飾です。
峨眉山の頂を包み込む雲海と澄んだ空 ・・・
古来、ここは仙境であると信じられてきました。
さらに、頂には銅の仏殿 ・・・
そして、金色の仏殿も ・・・
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