
Ainola アイノラ
ヘルシンキ郊外の小さな村にある
シベリウスが半生を過ごした家 ・・

シベリウスがここに暮らし始めたのは1904年 ・・
彼の死後 1972年に 「アイノラ」 はフィンランドの所有となり
一般に公開されるようになりました。

「アイノラ」 とは、
1892年に結婚した夫人の名前 「アイノ」 に因んでいます。
Aino Sibelius アイノ・シベリウス (1871年ー1969年)

「フィンランディア」で大成功をおさめたシベリウスが選んだのは、
贅沢な豪邸ではなく森に囲まれたこの家でした。
湖畔に立つこの家にシベリウスが求めたものは 「静寂」 です。

ちなみに、昭和天皇がはじめてフィンランドを訪問されたとき、
「アイノラ」 に5日間お泊りになられたそうです。


シベリウスは大変な愛妻家で、
部屋のデザイン、そして家具に至るまで、
アイノの意向が強く反映されています。


2人は、この家で5人の娘たちとともに暮らしました。
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