
17世紀の初めに、ほぼ現在のかたちに
なったといわれる 津和野城下町。

『殿町通り』の南を流れる津和野川は、
きっと要塞の役割を果たしたのでしょう。

こちらは、
殿町通りから続き北へ伸びる本町通り。

商家の賑わいが途絶えるあたりで、
本町通りはS字に曲がっています。

これは、日本各地に見られる
桝形(ますがた) と同様、
敵が一気に侵入してくることを
防ぐためのもの。

バス停には『祇園町』 ・・・と。

バスを待っていた老夫婦との会話 ・・・
『なぜ祇園という名前なのですか?』
『昔から京都に憧れていたのでしょう』

また、

S字の近くにこんな店 ・・・

『鯉の米屋』

津和野こしひかりなどを販売する傍ら、

掘割の水を引き込んで立派な鯉を飼い、
無料で観光客に見せています。

『皆さん鯉を見に津和野に来られるから』
と店主はおっしゃっていました。

津和野メインストリートの
北のはずれには、

SLやまぐち号(ウィキペディア) が
発着する津和野駅。

駅前には、

昭和48年まで山口線を走っていた
SLが展示されています。

いわゆる ”デコイチ” ・・・

これは、

運転席に座り、

体感できるSLです。
The Doobie Brothers
Long Train Running
SLへの想いも様々ですね。
JFK-World
京都より京都らしさが、残っているような気がします。
凛とした佇まいが良いですね。
一度、行ってみたくなりました。
では、また。
津和野は、かつての賑わいは失いましたが、しっとりと落ち着いた素敵な町です。
いい時間が流れています。