JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

London Eye ロンドンアイ

2011年03月02日 | ヨーロッパ

テムズ川を挟んで 「ウェストミンスター宮殿」 の向かい側に、
ひときわ目を引く新旧対比の光景 ・・
(2月24日のブログ参照 )



London Eye
ロンドンアイ

ミレニアム記念事業の一環で、2000年に開業した大観覧車です。
20世紀から新たな千年紀 = 21世紀へ向けて、
時が回り続けることをイメージしたデザインだそうです。

開業以来、
イギリスのフラッグ・キャリア = ブリティッシュ・エアウェイズが
スポンサーとなっていて、
『B.A.London Eye』 と呼ばれていましたが、
現在は、イギリスを代表する電気やガスなどの
エネルギー供給企業 = EDF Energy が新たなスポンサーとなり、
『EDF Energy London Eye』 と呼ばれています。



「ロンドンアイ」 と並んで建つ格式ある建物は、
1986年まで使われていた 『Country Hall 旧市庁舎』 です。
ここでロンドン市議会が行われていました。

現在は、1階は水族館、
その他はホテルやビジネス エリアになっています。



ロンドンアイは、
開業以来高さ135メートルの世界一を誇っていましたが、
2006年に中国 江西省南昌市 (なんしょうし) の
『南昌之星 (なんしょうのほし) 』 にその座を奪われました。
なお、現在の世界一は、高さ165メートル ・・
シンガポールの 『シンガポール・フライヤー』 です。

ロンドンアイは、テムズ川に巨大なプラットホームをつくり、
その上で組み立てられたそうです。

建設には、多くの国が関わりました。
イギリスの鋼鉄をオランダでフレームにし、
ハブ部分はチェコ共和国で鋳造 ・・
ベアリングはドイツ製 ・・
イタリア製のガラスを使って
フランスが32個のカプセルをつくった ・・ など ・・



ひとつのカプセルには25人が乗れます。
中では自由に動き回ることができ、
360度のパノラマを満喫することができます。
(写真はロンドンアイ公式HPより借用)



回転の速度は1秒間に10インチ (約25セメンチメートル) ・・
1周するのに30分をかけてゆっくりと回ります。

『ロンドンアイは、同時に800人を乗せることができます ・・
 これは、ロンドン名物の2階建てバス11台分に匹敵します ・・』

公式HPではこんなふうに表現しています。



2008年6月、
ロンドンアイは搭乗者数3000万人突破を記録しました。

2012年のロンドン オリンピック開催時には、
巨大なホイールにオリンピックのシンボルマークが
掲げられるそうです。

jfk-world

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