三代にわたって白人王が統治したサラワク王国 ・・
1941年には、建国100周年を記念して憲法を制定しますが、
間もなく太平洋戦争が勃発 ・・
サラワク王国は日本軍に占領され、
第三代王 ＝ ヴァイナー・ブルックはオーストラリアに亡命します。
奇しくも建国からちょうど100年、サラワク王国は終焉を迎えます。
（3月25日のブログ参照 ）
少年時代から自分の国をつくることを夢見ていた
イギリス人 初代王 ＝ ジェームズ・ブルックが築いた理想郷 ・・
異国の地の王としてこの地に君臨して以来、
三代の王が守り続けた楽園の夢 ・・
白人王の熱き思いをいまも伝えるかのように、
赤く大きな夕陽が西の空に沈んでいきます。
ジェームズ、チャールズ、ヴァイナーという 3人の
白人王たちに共通する思いと夢の源泉 ・・
それは、
母国イギリスを超える素晴らしい国をボルネオ島につくろう ・・
そんな情熱であったと思います。
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