てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 近鉄80000系 「ひのとり」

2020年12月21日 | 鉄道模型

■実車について  本年(2020年)3月14日のダイヤ改正から運用を開始した、名阪特急専用車両です。  従来は、21000系アーバンライナーPLUS、21020系アーバンライナーNEXTにより運用されていた名阪特急はデビューから30年を超え、時代にマッチした車両に置き換えられました。  外観は、21000・21020系と一線を画し、メタリック調のマルーンとなり落ち着いた外観で、先頭車はハイデッカーのプレミアムカーとなっています。6両固定編成8本と8両固定編成3本合計11編成になる予定ですが、現時点では10編成が運用されています。今年度中には全編成が揃い、名阪ノンストップ特急は全列車ひのとりに置き換わる予定です。なお、ひのとりの登場で、12200系スナックカーは全車退役する予定です。

■模型について  本日(2020年12月18日)TOMIXより発売となり、自宅に到着しました。最近の鉄道模型の精密さ、塗装のクオリティーは昔に比べ格段に向上しました。Nゲージとは思えぬ出来栄えですね。

ク80100

モ80200

サ80300

モ80400

モ80500

ク80600

 

 

 

ク80600

モ80500

モ80400

サ80300

モ80200

ク80100

 

 80000系の登場で12200系は引退します。実車が見れるのもあとわずか、ということで模型でも両形式のコラボを撮影しました。

 

2020.12.21 N-0156

2021.01.02 80000系と12200系の協走写真を追加。 


Nゲージ 近鉄 2610系

2020年11月14日 | 鉄道模型

■実車について

大阪専用、長距離用クロスシート車として2600系が登場しましたが、この頃には新製車両は冷房車両に移行してきた時期にあたり、ラインデリア車から冷房車に仕様変更され登場したのが2610系です。大別して、前期車と後期車に分かれます。前期車は、8500kcal/hのクーラーを5台、ロスナイを1台屋根に搭載し、クーラーキセは分割されています。Mc車のヒューズBOX位置は車体前部に配置されていました。後期車は10500kcal/hのクーラーを4台、ロスナイを1台や年に搭載し、クーラーキセは連続タイプに変更され屋根上が幾分すっきりとした印象を受けます。Mc車のヒューズはパンタ後部に移っています。車両の性能は、2410系から歴代に渡り継承され変化はありません。

■模型について

2610系・2800系用キットとして、4両セットで販売されています。また、完成品としてグリーンマックスから前期・後期車がそれぞれ販売されています。

2616F

前期型の最終ナンバー車です。グリーンマックスのキットをくみ上げたものです。キットは、そのまま組み立てると後期型になりますが、前期型にするため屋根上のモールドを削り新たにヒューズボックス台や配管を作りました。

 

伊勢側より(Mc車)

 

大阪側より(Tc車)

 

2613F

グリーンマックスの完成車です。現行の塗装で模型化されたものを購入しました。

 

2020.11.14 N-0155


Nゲージ 近鉄 2600系

2020年11月13日 | 鉄道模型

■実車について  

近鉄高性能通勤車は、1450系を皮切りに各線の性質に合わせて、試行錯誤を繰り返して標準的な形に集約され、大阪線ではラインデリアを装備した2410系、2430系が増備されました。一方で、大阪線では長距離を走行する急行車は吊掛式の旧性能車が幅を利かせており、置き換えが急務でした。そして登場した急行用高性能車は、通勤車2410系、2430系と同じくラインデリア装備の4ドア車として設計され、客ドア間に向い合せのクロスシートを上手に2ボックス配置されました。製造は、わずか4連×2、2連×2の合計12両に留まりましたが、以降は冷房化された2610系に引き継がれた。なお、旧ビスタカー10000系の廃車に伴い電装機器を流用した冷房車として2680系が3連×2製造されています。

 

■模型について

グリーンマックスから4両編成キットが発売されています。車体の形状では2410系・2430系と同じ(細かな点に違いはあります)です。

2602F

このキットを使用して登場時の姿で組み立てました。ただし、先頭車のラインデリア前部にはカバーが付けられていましたが、詳しい資料がなく対応していません。4連車です。   

伊勢方より(Mc側)

 

大阪方より(Tc車側)

←宇治山田 上本町→ 編成:2602-2752-2652-2702

 

2604F

2604Fは、Mc-Tcの2両編成です。キットを使用して登場時の姿で組み立てました。   

伊勢方より

 

大阪方より

 

 

2020.11.13 N-0154


Nゲージ 近鉄 2430系

2020年11月12日 | 鉄道模型

■実車について
 大阪専用として、ラインデリア搭載の2410系が登場しました。この車両は、大阪専用2400系にラインデリアを搭載した仕様として、2両編編成 Mc+Tcで製作されました。
 このころから、大阪線の乗客も増加の一途をたどり、3連車や4連車の需要が高まり2410系をベースとしてTcのMG・CPを増強して3連・4連に対応したのが2430系です。
 2430系は、デビュー当時Mc-M-Tcの3連車と、Mc-T-Tcの3連車が登場するとともに、2410系にM-T車を組み込んだ4連車が登場しました。

■模型について
 唯一グリーマックスよりキットが発売されました。そのキットを組み立てて、いくつかのバリエーションを組み立てました。連結器は、基本的に先頭車にはTOMIX製TN密連(電連付き)を取り付け、中間部分はKATO密連を取り付けています。

2431F

2430系のトップナンバーの編成です。Mc+M-Tc編成で最もオーソドックスな編成です。デビュー当時を模型化しました。

 

2437F

2437Fは2438Fと共に2編成のみ、Mc-T+Tcで登場した編成です。国分までの平坦線専用に運用するため製造されました。しかし、運用上不便であるので後に、Mc+M-Tc編成と組替を行い、4連車と2連車が各2編成となりました。模型は、登場時として組み立てました。

 

2438F

こちらは、2438Fと同じく、Mc-T+Tcで登場した編成の組替後の編成として製作途中です。2438Fは2432Fと組替を行いましたが、2432Fを ①Mc(2432)+ と ②+M(2452)-Tc(2532) 、2438Fを ③Mc(2438)-T(2552)+ と ④+Tc(2532) に分割し、①+④と②+③に組み替えられました。2438Fは、Mc(2438)-T(2552)+M(2452)-Tc(2532)の4連車ですが、模型は、Mc-Tcのみ製作され中間車の増備はこれからです。

 

 

2020.11.12 N-0153

2021.01.02 写真を入れ替え


Nゲージ 近鉄 2410系

2020年11月11日 | 鉄道模型

■実車について  2410系は、大阪線の通勤用電車としてMc-Tcの2両編成として製造されました。高度成長期の真っただ中で新しい技術が次々に開発され車両の形が日々変わっていった時期でした。2410系の前身は2400系。大阪線では、1C8M制御を採用し1450系の試作的車両から2470系までこの形態が続きまいた。一方、奈良線では単独M(1C4M)制御の900系が登場し8000系へと引き継がれてゆきました。大阪線の車両もこれに影響されたのかどうかはわかりませんが、単独Mの2400系が登場し以後の2600系、2610系、2800系へと引き継がれていきました。少し脱線しましたが、2410系に限ると登場当初はラインデリアを装備し、2400系に比べ屋根のアールが大きくなり車体の断面は扁平した形となりました。これは、奈良線では8000系60番台以降、名古屋線は1810系、南大阪線は6020系に当たります。2410系登場時は、スカートなし、列車無線のアンテナなし、側面の種別表示装置も装備されていませんでした。しかし、その後3両編成、4両編成が組める2430系の登場も含め、列車無線アンテナ、スカート、種別表示装置を装備した編成が登場するなど設計変更が加えられていきました。  その後、冷房改造や正面の行き先表示器、側面にも行き先表示器の装着など施され、組成の複雑な組替など経て、ほとんどの編成が今も活躍してます。車齢が50年に迫ってきており、去就が注目される系列です。

 2410系は、Mc-Tc編成が基本ですが、一部の編成は中間に2430系を組み込んだ4両編成が存在します。


■模型について  

GMから唯一2410系(1810系)と2600系のキットが発売されています。2410系のキットは、Mc+Tcが2セット入っており、2600系のキットは、Mc・T・M・Tcの4両が入っています。この2種のキットを使用して、2連車・4連車を製作できます。その昔は、2410系の旧キットも発売されていました。こちらは、Mc+Tcの2両が1セットとして発売されていました。

このキットを使用して、複数の編成を模型化しました。

 

2411F

2410系のトップバッターとして登場した車両です。登場時の姿として製作したので、列車アンテナ、スカート、側面の種別表示、前面の行き先表示は未装備です。塗色はマルーン色でデビューしていました。

写真は、床下機器が取り付いていません。


 



 

2412F

2411Fの次の編成。連番で製作しました。模型化の時代は2411Fと同じデビュー時としました。

塗色は、2411Fより明るめとしています。

 

 

2413F

こちらは、グリーンマックスの旧キットを組み立てたものです。旧キットは屋根上のラインデリアは一体モールドとなっており、車体断面も現在のキットより一回り大きくできています。このキットは、床下機器はダイカストでウエイトを兼ねていて、実車に似ても似つかぬものでしたが、現在のキットの床板を使用して、現在のキットと同程度の床下に組み替えてあります。

同じキットを使用して、2414Fも製作中です。

2420F

冷房化、前面の行先表示器を取り付けた後の姿を模型化しました。 床下機器は実車に近い状態で配列しています。2410系のMc車の抵抗器は独特の形状をしており、GM製12200系の抵抗器を切り継いでそれらしく見せています。前面の行き先表示器もスカートもついているので、前面はデビュー当時車に比べ重圧感が増していますね。

並んで写る奥の車両は、2410系トップナンバーの2411Fです。

 

Mc側からの写真です。

 

Tc側からの写真です。

 

2429F

この編成は、中間車に2430系を組み込んだ4両編成として登場し現在に至ります。

 

2410F

2410Fは、一見2410系のトップナンバー車と思うやいかに、近鉄では、何々系というとトップバッターは”0”からではなく、"1"から順に数字が大きくなります。そのルールでいうと、2410系は2411・2412・2413・・・・・2429・2430となります。ここで問題が出てきました。本来2430の次は2431となるはずですが、すでに2430系2431が登場しており、やむなく2410を名乗ることになりました。よって、2410系のラストを飾る車両です。

写真は床下機器が取り付いていません。

 

 

2020.11.11 N-0152

2021.01.02 2511F・2410Fの写真を入れ替え。


南海 12000系 サザンプレミアム

2020年05月24日 | 鉄道模型

10000系車両(特急サザン)の置き換え用として、2017年に登場したのが12000系です。「サザンプレミアム」の愛称が与えられています。8000系、9000系と併結して、難波-和歌山間を結んでいます。

 

模型は、トミーテック製で鉄道コレクションとして南海電鉄より発売されました。

モハ12001

 

サハ12801

 

サハ12851

 

モハ12101

 

2020.05.24 N-0151

 


大阪市交通局 30系

2020年05月23日 | 鉄道模型

 半世紀前に開催された万国博覧会への輸送力を確保し、釣りかけ駆動の旧型車を淘汰する目的で、18m・4ドア両開き車として、最終的には363両の総数となり当時は最大の勢力を誇っていたのが、30系です。

 車体は、アルミ製とステンレス製が製造されました。

 万博終了後に御堂筋線以外にも配属され長きにわたり運用されてきましたが、2013年に全車引退しました。3008と3062が保存されています。

 

 模型は、トミーテック社より発売された鉄道コレクションで、ステンレス車体とアルミ車体の両方が模型化されています。動力を組み込み、その他の車両もウエイトと金属車輪装着、カプラーを組替しNゲージ化を図っています。

 

ステンレス車体

3001

 

3101

 

3201

 

3301

 

3601

 

3701

 

3401

 

3501

 


アルミ車

3008

 

3108

 

3208

 

3308

 

3608

 

3708

 

3408

 

3508

 

 

2020.05.23 N-0150


近鉄 12200系 32F 4両編成

2020年05月17日 | 鉄道模型

12200系は。2両編成から6両編成まで存在し、改造、更新が加えられ半世紀近くにわたって活躍して言いました。このうち最も多く在籍していたのが4両編成でした。Mc-T-M-Tcで組成されています。

模型は、GMのKITを4両編成(32F)として制作しました。GMからは完成品も発売されていますが、20年ほど前に購入したKITを組み上げました。

 

モ12232

 

サ12132

 

モ12032

 

ク12332

 

2020.05.17 N-0149

 


クモヤ143

2020年05月06日 | 鉄道模型

牽引車として主に使用する車両です。
GMのKITを組み立てたものです。

クモヤ143-18

 

2020.05.06 N-0148


近鉄 12200系 6両編成

2020年05月06日 | 鉄道模型

12000系の後を引き継ぎ、若干の改良を加え近鉄特急の決定版として、大量に製造された車両です。2両編成から6両編成まで存在し、改造、更新が加えられ半世紀近くにわたって活躍して言いました。しかし、来年春までに全廃が発表され最後の活躍をカメラに留めようと思いますが、」コロナウイルスの感染防止から、残る10か月の動向が気になります。

模型は、GMのKITを6両編成(50F)として制作しました。GMからは完成品も発売されていますが、20年ほど前に購入したKITを組み上げました。

モ12250

 

サ12150

 

モ12030

 

サ12130

 

モ12050

 

ク12350

 

2020.05.06 N-0147