2012年11月22日（木）、徳島北支部11月例会が、初めて
松茂町の月見ケ丘海浜公園ビジターセンターで行われました。
今回の例会報告者は、兵庫同友会 株式会社デジタルアライアンス
代表取締役 有本哲也氏でした。テーマは、「トイレの無い高架下から
年商36億円の企業へ」～同友会の先輩から学んだ組織作りの必要性～でした。
例会開催前の恒例の幹事会が行われました。今回は、幹事会終了後
企業変革支援プログラムステップⅠの 「経営者の責任」の章を高橋
支部長のリードで、幹事のみなさんで勉強をしました。
今回の参加者は、56名と県外報告者をお招きするにはまずまずの
参加人数になりました。
今回は、座長が私で、室長が阿部君と鳴門メンバーが始めて担当する
例会です。 頑張ってまいりましょう！！
さて、報告者の有本さんの報告ですが、大変インパクトのあるテーマでしたがすばらしい
報告であったことはもちろんでした。報告終了後、感嘆の声がたくさん聞こえました。
報告者の有本さんの、①阪神大震災、②継承したお父様の家業が債務超過で家まで追い出される状態、③会社を興して、 やっと軌道に乗り出したインターネットのニュースフィールド配信サービスがその当時のＧｏｏｇｌｅ日本上陸で、過敏になっているマスコミ業界の標的になり、大手、読売新聞から著作権法違反で訴訟をおこされます。この訴訟は、4年に及ぶ訴訟期間で、会社経営をして、12年間の間に、4年間何も裁判以外出来ない状態でした。
結局、あの読売新聞から訴訟を起こされましたが、和解金数十万円で結審をするという
事実上、有本さんの完全勝訴でありましたが、身も心もボロボロになりました。
このような、10年余りで極限の状態を3度も経験するような窮地に会いながらも
気負わず、飄々とした好感を誰にももたれるような人柄で、大変、周りの仲間にも
恵まれて、次々、困難を克服していきます。
このような、若いにもかかわらず、戦争体験にでも似たような極限状態を経験してい
るので、「今がよければそれでいいのか？イイワケナイヨナ？」と繰り返すように、
会社を経営していく上で、将来予想されるリスクに対して、対応が出来るように
果敢に先行投資と大変ヒューマニティあふれる社員教育をしていきます。
現在は、大変、神戸で、日本で、注目を集める「インターネットで安心して外溝工事
が出来る会社」のモデルケースとして、発展し続けております。
グループ討論が行われました。「あなたの会社は何を目指していますか？」
という、討論テーマでグループ討論が行われました。
私は座長ですから、いろんなグループに参加させていただき、意見を
聞かせていただきました。有本さんの困難がおこっても決してブレナイ
信念に賞賛をどこのグループも発言の中にありました。
有本さんの、決して利益だけを優先でない、理念経営を行っているから
皆さんの心に響いたのでしょうね。
例会終了後、懇親会の場所を鳴門に移し、「モツ元」でモツ鍋を
いただきました。本当にたくさんのメンバーが懇親会に参加して
くれまして、有本さんの人気が伺えました。
本当に、日時が変わるほどの盛況でした。このように、仲間の
絆が強まる時が一番すばらしいひと時ですね。
私個人も、大変、有本さんから気づきになる言葉をたくさん
いただきました。これから少しづつですが、実践をするのみです。
懇親会後、となりにある、鳴門うどん専門店の「鳴るちゅる」
に有本さんたちと行きました。
夜に、鳴るちゅるうどんを食べることが出来るところが、出来たの
で本当に、鳴門うどん大好きな私にとりましては、ありがたいサービス
です。これが、酒を飲んでからの仕上げに最高なんですよ。
こういう店が出来て最高です。鳴門は！！
藤岡 雅彦 @Fujichan59