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ホームインスペクションとは?

2020年01月15日 | 不動産用語解説

一戸建ての中古住宅や中古マンションを購入する際は、ホームインスペクションを実施するのが理想です。 ホームインスペクションの意味をわかりやすく解説しましょう。

ホームインスペクションとは「住宅診断」のこと

ホームインスペクションとは、一戸建ての中古住宅や中古マンションの売買が行われる際などに実施される住宅診断を表します。

ホームインスペクションとは、一戸建ての中古住宅や中古マンションが売買される際に実施される住宅診断のこと

ホームインスペクションは専門の講習を受けた者、または建築士などが実施し、費用は5~8万円程度となっています。

ホームインスペクションで検査される主な個所は以下のとおりです。
・柱や床、壁の傾き
・シロアリによる食害
・基礎のひび割れ
・屋根や上階からの雨漏り
・鉄骨や鉄筋の露出
・給排水管の錆びや詰まり、水漏れ
・換気ダクトの接触不良

ホームインスペクションは上記などの箇所について診断が行われ、その診断結果が書類にて依頼主に手渡されます。

中古住宅や中古マンションを購入する際にホームインスペクションが実施されれば、築年数が古い不動産でも安心して購入することが可能です。

ホームインスペクションは、いつ誰がどこに依頼する?

ホームインスペクションは、ホームインスペクション業者に依頼しつつ実施します。

ホームインスペクション業者は、Yahoo!の検索窓に「東京都 ホームインスペクション」「大阪市 ホームインスペクション」「名古屋市 ホームインスペクション」などと入力しつつ検索することにより探すことが可能です。

ホームインスペクションを実施するタイミングは、売主と買主が売買契約を締結する前が理想であり、売主と買主のどちらがホームインスペクション業者に実施を依頼してもかまいません。

ただし、買主の希望で売買契約を締結する前の中古住宅にホームインスペクションを実施するには、売主の許可が必要となるため注意してください。

ホームインスペクションを実施すれば、その不動産の瑕疵(欠陥)が露呈される可能性があるため、売主の中には、ホームインスペクションを望まない方もいらっしゃいます。

また、大手不動産会社が取り扱う中古住宅には、あらかじめホームインスペクションが実施されている物件が存在し、それらの物件は安心して購入できます。

とはいうものの、大手不動産会社が取り扱うホームインスペクション済みの中古住宅は、新築並みに価格が高い場合があるため注意が必要です。

私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」の「インスペクションとは? 費用の目安や、賢い業者の選び方を解説」では、ホームインスペクションの詳細と、賢いホームインスペクション業者の選び方をわかりやすくご説明中です。

お時間のある方は是非ご覧ください。それでは次回の更新でお会いしましょう、「わかりやすく解説 | 不動産のあいうえお」でした。

インスペクションとは? 費用の目安や、賢い業者の選び方を解説


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