本日、母が東京の親戚の家に泊まりにきていると聞いたので、仕事帰りに寄ってきました。
親戚のうちは、歩いて30分、自転車で15分、電車で25分、車で10分という微妙な位置関係にあるので、夜遅くなったときは、大抵タクシーで帰ります。
ということで、本日もタクシーで帰宅。
「H駅までお願いします」
といいながら、乗り込むと、運転手さんは明らかに高齢者。
だ、大丈夫かなぁ...。

ちょっと心配になりながらも、おとなしく乗車。
親戚のうちから私の家への行き方は何パターンかあるのですが、今までにないコースを使うではありませんか。
ん?微妙に遠回りじゃない?と思っていると、ある交差点で「このあとは?」と聞いてきた。
このあとも何も、お願いした駅とは明らかに違う場所。私の指定した駅とはまだまだ距離があるので、「ここを左折してまっすぐH駅まで行ってください」とお願いした。
すると、運転手さんは「はい...」と返事した後、「あれ、今の駅は何駅でしたっけ?」と言い出した。
たしかに、そこの交差点は駅があった。が、私の指定した駅ではない。それどころか、乗った場所より明らかに離れている...。
「S駅ですけど?

」
ちょっと切れ気味に主張。すると、運転手さん「ああ、そうか」とのこと。
ああ、そうかじゃないよ!!と叫びそうになるのをぐっとこらえ、あとちょっとの辛抱と自分に言い聞かせる。
その後、家に近くの5差路で右折の指示をだすと、「え、ここ曲がれるの?」とかいいだした。
誰が一方通行入れなんていうんだよ、その横の道だよ!!
という心の声をひた隠し、「そちらではなくて、もう一本右折できる道ありますよね?」と冷静に対応。
すると、「あ、こっちね」とのお返事。
まぁ、ここは分かりにくいから...と今度もぐっとこらえる。
そして、家に到着。
支払いになって、普通に「1130円です。」といいやがる。
普段、1000円超えることなどないのに...。
むかつく!!と思いつつ、おじいちゃんだし、しょうがないと思いながら5000円札を渡した。
すると、「え、5000円?えーっと、3770円と...」とおつりを数えだす。
ちょっと待て、お釣り違ってるし!!と思い、「3870円ですよね?」と突っ込むと、
「だから、3870円でしょ?」と返される。
は!?だって、あんた今、700円しか取ってなかったでしょ!?

と思いつつも、暗くてよく見えないので、とりあえず、おつりを受け取ってから確認しようと手を出した。
すると、まず、千円札を渡し、私が受け取ったのを確認もせずに、じゃらじゃらっとその上に小銭を落とした。
小銭たちはもちろん物理法則にしたがって落下。
えぇ!?ちょっと待ってよ~と思ったら、「ちょっと、落とさないでよ」と逆切れされた。
もう限界を超えそうな状態でこめかみをヒクヒクさせながらもおつりを拾う。そして、やはり100円足りない。
「100円ないんですけど」と言うと、「ちゃんと見たの?どこかに落ちてるんじゃないの?」と返される。
ぶちっ!!
その瞬間、こめかみあたりでおなじみの音が...。
「あぁ?ふざけんな!!もういいわっ、ボケっっ!!」

気がついたら、捨て台詞を吐いて、タクシーを降りていました。
わずかに残った理性が、かろうじてタクシーに蹴りを入れるのをとどめました...。
あぶない、あぶない。器物破損で訴えられるところだったわ...。