早くも東京ドームで3度目のお立ち台。巨人の新人右腕・高木勇は最初に気分を聞かれ「何て言うか分からないですけど、しっかり…あれ?頑張ります」。いきなり天然ぶりを発揮すると、最後も「僕は、きょうも頑張りました!」とすがすがしい笑顔で締めくくった。
デビュー戦から3戦3勝は球団では00年高橋尚以来、15年ぶり史上4人目の快挙だ。この日は最大の武器である曲がりの大きなカットボール「高木ボール」を「狙って振ってきていると感じた」と察知し、阿部のリードもあって配球を変えた。最速148キロの直球に98キロを計測した緩いカーブ。最大で50キロの緩急差を駆使し、シュートやフォークでも三振を奪った。多彩な変化球で初対戦となったヤクルト打線に的を絞らせなかった。
点を取られても引きずらない強さもある。7回1死一、三塁から中村に先制の左前打を浴び、なおも1死一、二塁。それでも「点を取られたと思っていない」と切り替え、最少失点に食い止めた。7回を5安打1失点。直後に打線が3つの押し出し四球で逆転し、白星が転がり込んだ。「持ってる右腕」について、原監督は「しっかり戦っていると勝利投手もくる。ベストを尽くすのが非常に重要だと自分自身も思いました」と称えた。
デビュー戦から3戦3勝は球団では00年高橋尚以来、15年ぶり史上4人目の快挙だ。この日は最大の武器である曲がりの大きなカットボール「高木ボール」を「狙って振ってきていると感じた」と察知し、阿部のリードもあって配球を変えた。最速148キロの直球に98キロを計測した緩いカーブ。最大で50キロの緩急差を駆使し、シュートやフォークでも三振を奪った。多彩な変化球で初対戦となったヤクルト打線に的を絞らせなかった。
点を取られても引きずらない強さもある。7回1死一、三塁から中村に先制の左前打を浴び、なおも1死一、二塁。それでも「点を取られたと思っていない」と切り替え、最少失点に食い止めた。7回を5安打1失点。直後に打線が3つの押し出し四球で逆転し、白星が転がり込んだ。「持ってる右腕」について、原監督は「しっかり戦っていると勝利投手もくる。ベストを尽くすのが非常に重要だと自分自身も思いました」と称えた。