デキる人の法則!

パソコン使い倒しノウハウとパソコン関連マンガなど。

第14回 Windowsキーのコト

2006-07-31 15:24:25 | こりは便利
キーボード最下段のWindowsマークの入ったキーを「Windowsキー」と呼んでいます。昔は細かい模様で描かれていましたが、最近は4個の四角がヒラヒラした簡単なデザインになっているキーボードが多いですね。

このキー、普段はスタートメニューを開くためのボタンとして使っていると思いますが、他のキーと組み合わせるといろんな使い方ができるんですよ。

こうしたキーの組み合わせでコンピューターの機能を簡単に呼び出すことを「キーボードショートカット」と呼びます。今回はWindowsキーを使ったキーボードショートカットについてのご案内です。

【入門編】
Windows+F1 ‥ヘルプとサポートセンターの表示
通常、キーボードのF1キーは、そのときに使用しているソフトのヘルプ画面を表示するために使われる場合が多いです。Windowsキーを押しながらF1キーを押すと、Windowsのヘルプとサポートセンターが表示されます。

Windows+Eキ エクスプローラーの表示
何かのソフトやウインドウをを画面いっぱいに開いて作業しているときにマイコンピュータをダブルクリックするためには、一度その画面を最小化したりしたあとにマイコンピュータをWクリックしなければいけません。そんなときこのキーボードショートカットを使うと、どんなときでもマイコンピュータを選択した状態でエクスプローラー画面(ウインドウ操作をする画面)が開きます。結構便利。

Windowd+F 検索画面の表示
ファイルやフォルダを検索するときにつかいます。余談ですがWindows標準のファイル検索は使い勝手がよいとはいい難いので、あんまりつかいませんけど。

【中級編】
Windows+D デスクトップの表示
どんなにたくさん画面を開いていても、このキーボードショートカットを押すと全てのウインドウが最小化されてデスクトップが表示されます。

Windows+M 全てのウインドウを最小化
Win+Dキー(デスクトップの表示)と同じ動きをしますが、こっちの方が便利です。なぜかというと‥

Windows+Shift+M ウインドウを元のサイズに戻す
Win+Mキーで最小化したウインドウを元に戻すことができます。

Windows+L コンピュータのロック
ログイン時のパスワードを入力しないとコンピュータが使えない状態にできます。ちょっとした離席のときに便利。

【上級編】
Windows+Ctrl+F コンピューターを検索する
ネットワーク上のコンピューターを検索することができます。検索文字が部分一致する場合も見つけてくれるので結構便利です。

Windows+R ファイル名を指定して実行 を開く
スタートボタンを押した中にある「ファイル名を指定して実行」。これ、あんまり使う人いないかもしれませんが、使えるようになるとかなり便利なのです。使い方はいろいろなんですが、例えばコマンドプロンプトの画面(真っ黒のキーボードから命令を打つ画面)を出したいときなどはWin+Rキーを押した後に「cmd」と入力してエンターキーで開くことができます。他にも「mspaint」でペイント、「calc」で計算機をサクっと出すことができるのです。

Windows+Tab タスクバー内で起動中の項目の切り替え
複数の項目が起動している時、Win+Tabキーを押すと前面に出ているウインドウのフォーカスが切り替わります。Shiftキーも一緒に押すとフォーカスの切り替わりが逆になります。

Windows+Ctrl+Tab タスクバー内の項目のフォーカス切り替え
スタートボタン・クイック起動・起動項目・言語バー・通知領域のフォーカスを切り替えられます。これは知らない人多いでしょうけど、使っている人も少ないだろうなぁ‥。

Windows+Pause システムのプロパティの表示
マイコンピュータを右クリックして「プロパティ」を選んだときに表示されるシステムのプロパティを開くことができます。


普段から使える機能がたくさん盛り込まれてますね。キーボードショートカットを使うメリットは、文字入力をしている手の位置のまま(マウスを持ち替えなくても)様々な機能を呼び出せるところにあります。使い勝手のよさそうなものから覚えて、普段のコンピューター操作に活かしてください。


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第13回 タスクバーのコト その3

2006-07-24 11:46:43 | 初歩の初歩
タスクバー関連第3弾。今回が最後の「言語バー」と「タスクトレイ(通知領域)」についてです。



【言語バー】
英語だけでパソコンを使う場合は特に必要ないのですが、英語以外の言語でコンピュータを扱う場合で特にアルファベット以外の表記が必要な言語の場合、キーボードからの文字の入力の後に「変換」という作業が必要になります。この変換作業をするために、日本語の場合「日本語入力ソフト」が常に起動していることになります。



Windowsには標準で「MS-IME」という日本語入力ソフトが付属しています。MSはマイクロソフトの略、IMEは「Input Method Editor」の略で入力変換(編集)装置ということになります。ジャストシステム社のワードプロセッサソフト・一太郎などをインストールされている場合はMS-IMEの他に「ATOK」という変換システムもインストールされていることがあります。話がそれますが、ATOK、読みは「えいとっく」と読みます。意味は諸説さまざまで、「アルファベット to 漢字(A to K)」とか「あいうえお to 漢字」とか「Ascii to 漢字」の略といわれていましたが、調べてみたところ「Advanced Technology Of Kana-kanji transfer」という味気ない意味の頭文字だということでした。

日本語入力システムとしての言語バーそのものの使い方は次回以降ということにして、タスクバー上の言語バーについて少々説明します。



日本語入力システムの切り替えは一番左(キーボードアイコンの表示がある場合はその右)で切り替えることができます。表示されるアイコンを最小限にしたい場合は、日本語入力システムを切り替えるアイコンを右クリックするとメニューが表示されるので、ここで切り替え可能です。また、表示される幅そのものはタスクバーを固定する設定にしていない場合はドラッグで調節することができます。
あると便利ですが慣れればそれほど触る必要のない言語バー。コンピュータが使いやすい環境になるように調節してみてくださいね。

【タスクトレイ(通知領域)】
タスクバーの右端、時計やアイコンが並んでいるところを「タスクトレイ(WindowsXPの場合は「通知領域」)」と呼びます。標準では時計のほかにボリューム調整や電源管理、ネットワークに接続した際に示されるアイコンなどが表示されていますが、ご自身でソフトを追加していくことでタスクトレイにアイコンが増えていくことがあります。これらは常にパソコン上で起動して、さまざまな機能をすぐに使えるように「待機」していることを示している(パソコンに「常駐している」という呼び方をします)のですが、ソフトは起動するだけでメモリーを消費するため、普段から使わないような機能は常駐しないように設定してもよいでしょう。逆に常駐させておくと大変便利なものもたくさんありますので、それらを探してみるのもパソコンの楽しみ方のひとつかもしれませんね。
WindowsXPになってからは、普段使用しない項目は(常駐はしているけど)表示させない設定ができるようになりました。設定はタスクバーを右クリックしてプロパティを表示した画面の下の方にあります。



タスクバーは日常的に触る部分で、自分なりにカスタマイズできる部分も多いところです。是非是非楽しみながらセッティングしてみてください。



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第12回 タスクバーのコト その2

2006-07-17 14:12:48 | 初歩の初歩
今回はタスクバーを構成しているパーツについての解説です。
Windowsを使用するときに必ずといっていいほど触れることになるタスクバーの各項目。セッティング次第では更にWindowsが使いやすくなる昨日がたくさん隠されています。自分なりに使いやすい設定をみつけてみましょう。

【スタートボタン】
Windowsを操作する上で、まず最初に押すボタンなので「スタート」ボタンになったとか。パソコンを終了するときにも「スタート」からはじめるというヘンな立場のボタンです(笑)。
WindowsXPになってから標準ではクリックすると左に最近起動したソフト、右にマイドキュメントやマイコンピューターなどの項目という並びになりました。



この右側の項目は、スタートボタンを右クリック>プロパティで開く「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」ウインドウの「[スタート]メニュー」タブで設定ができます。[スタート]メニュー(S)の横にある「カスタマイズ(C)...」ボタンを押すと新しく「[スタート]メニューのカスタマイズ」ウインドウが開きます。



全般タブではアイコンの大きさ、スタートメニューの左側に並ぶ最近使ったプログラムの数、メニュー左上に並んでいる「インターネット」「電子メール」の表示や規定プログラムの設定ができます。詳細設定タブでは、スタートメニュー右側に表示させる項目について細かく設定ができるようになっています。



「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」ウインドウでクラッシック[スタート]メニューを選ぶと、WindowsXP以前のバージョン風のスタートメニューになります。こちらもカスタマイズで細かく設定できるようになっています。



【クイック起動】
標準でスタートボタンの右側に並んでいる「クイック起動」は、クリックひとつでプログラムや書類を開けるので便利ですね。タスクバーを固定する設定を解除している場合は、クイック起動の左側にある点々の並んだ部分をドラッグすることで、タスクバーの右側へ持っていったり、デスクトップへドラッグすることで、切り離して使うことができます。
切り離したクイック起動は、スタートボタンとは別に画面端へ貼り付けることができます。この状態でスタートボタンとは独立して「自動的に隠す」設定ができるので、スタートボタンとは違ったランチャーとして幅広い使い方ができるのです。まぁ、無理して使うことはないんですけど‥。

【プログラムの切り替え】
起動中のプログラムはタスクバー中央に並んでいきます。ボタンとなって並んでいるプログラムをクリックすることでプログラムを切り替えたり、最小化・元に戻すといった動作をすることができます。
通常、タスクバーに最小化されているウインドウにファイルを入れる場合、タスクバーのボタンをクリックしてウインドウを元の大きさに戻してからファイルをドラッグして入れるといった使い方をすると思います。ちょっと便利な使い方としては、そのウインドウに入れたいファイルをそのままタスクバーのウインドウのボタンへドラッグして、そのまましばらく待つと勝手にそのウインドウが開くので、そのまま開いたウインドウに放り込む、という使い方ができます。クリックなどの手間が減るので便利です。




次回はこの続きで言語バーとタスクメニューについてのご紹介です。


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第11回 タスクバーのコト

2006-07-10 13:27:15 | 初歩の初歩
通常Windowsの画面の下側、左にスタートボタン、右に時計の表示があるバーを「タスクバー」と呼んでいます。そもそもタスクバーの「タスク」って何なんでしょう?
タスクとは大雑把にいうとコンピュータが処理する仕事の単位のことを示します。っというわけで、この現在実行中の仕事を並べているのが「タスクバー」なわけです。

タスクバーはWindowsXPの場合標準状態で、左から「スタートボタン」「クイック起動」「タスクの表示領域」「言語バー」「タスクトレー」の5つのブロックに分かれています。このBLOGでは今回から数回に分けて、このタスクバーとそれを構成するブロックについての紹介をしていきます。




【タスクバーの位置と形】
通常画面下側にあるタスクバーですが、バーの余白部分(アイコンのないグレーの部分)をドラッグすることで画面の左右端や上側に持っていくことができます。上に持っていっている人はたまに見かけますが、左右においている人はあまり見かけませんね。最近ワイド画面が主流になりつつあることから考えると、画面は横幅が狭くなるよりは広くなるほうが好まれるのかと思います。

【タスクバーの右クリックメニュー:ウインドウ操作】
タスクバーの機能ではありませんが、タスクバー絡みなのでご紹介。
タスクバーのグレーの余白部分を右クリックすると、上半分は右クリックする場所に応じたメニューになっていますが、下半分にはタスクバーのプロパティをはじめ、ウインドウ操作に関する便利なメニューが表示されます。
ウインドウをいくつも開いて作業をする際、ウインドウが重なっていると使いにくい時がありますよね?そこでウインドウサイズを調整して上下や左右に並べたりしますが、画面にきちんとウインドウを並べるという動作が、ここにあるメニューを使うと瞬時にできます。



【タスクバーの右クリックメニュー:タスクマネージャ】
これまたタスクバーの機能ではありませんが、ご紹介。
タスクマネージャには4つのタブが用意されています。



・アプリケーション
現在実行中のプログラムが一覧できます。任意の項目を選択して「タスクの終了」ボタンを押すとプログラムの強制終了ができるので、どーにもこーにも動かなくなったウインドウやプログラムを強制的に落とすときにつかいます。

・プロセス
表に見えるものだけでなく、バックグラウンドで動作しているプログラムもここで確認できます。普段は見つからないようにバックグラウンドで動いているコンピュータウイルスも、ここを見れば発見可能です(笑)。ここでも任意の項目を選択して「プロセスの終了」ボタンで強制的に動作停止ができますが、コンピュータが動く上で重要なプログラムもありますので闇雲にプロセス終了させるのは危険です(再起動すれば直りますが‥)。

・パフォーマンス
CPUがどのくらい働いているか、メモリにどのくらい余裕があるかが一覧できます。デュアルコアCPUの場合、それぞれのCPU個別に表示されます。

・ネットワーク
ネットワークに接続している場合、トラフィック量(ネットワークに接続して流れているデータの量)がリアルタイムで表示されます。

【タスクバーの右クリックメニュー:タスクバーを固定する】
タスクバーやタスクバーの中の項目をドラッグして動かしたりする必要がない場合は、「タスクバーを固定する(L)」にチェックが入った状態にしておくと、各項目間の幅をずらすためのバー表示がなくなり、タスクバーの表示領域を少しだけ稼ぐことができます。

【タスクバーの右クリックメニュー:プロパティ】
タスクバータブには、タスクバーに関する設定項目が並んでいます。
いくつかかいつまんでご紹介。



・タスクバーを自動的に隠す(U)
ワイド画面などで縦の表示領域が狭い場合、これにチェックを入れておくと、タスクバーを使わないときは隠れてくれます。

・同様のタスクバーボタンをグループ化する(T)
WindowsXPSP2の標準設定では、同じアプリケーションで複数のウインドウを開いている場合タスクバー上ではひとつにまとめて表示されてしまいますが、ウインドウの切り替えが面倒だなと思われる場合はこのチェックを外すと全てのウインドウがタスクバーに並べて表示されるようになります。

・アクティブでないインジケーターを隠す(H)
タスクバー右側の、常駐アイコンが並んでいる「タスクトレー」(WindowsXPでは「通知領域」と呼んでいます)のアイコン表示についての設定ができます。常に表示する必要のないアイコンは表示を消してしまうことで、タスクバーの限られた広さを効率よく使うことができます。




次回はタスクバーを構成する各ブロックをご紹介(予定)。


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第10回 ごみ箱のコト

2006-07-03 10:10:04 | 初歩の初歩
普段お世話になっているごみ箱の話。
今回はごみ箱の使い方にこだわってみましょう。

「ごみ箱」というものがコンピュータの画面上に取り入れられる以前は、「捨てる=完全消去」でした。これじゃファイルを捨てるのにも勇気が必要で、捨てられない→散らかる→必要なファイルが見つけられない→どれが必要なファイルか判断できなくなる→で、結局捨てられない‥の悪循環。そこにごみ箱が登場したことにより、「とりあえず捨てておく」ことができるようになりました。しばらくたって必要なければ「消去」してしまえばいいんですから、これなら気軽にファイルを捨てることができますね。

【ファイルの捨て方いろいろ】
皆さんはごみ箱にファイルを捨てるときって、どうやって捨てていますか?ファイルをごみ箱へ移動する方法って実はいろいろあるので、自分の使いやすい方法で時と場所に応じて使い分けてみるのもカッコイイんじゃないでしょうか?

1.ファイルをごみ箱へファイルをドラッグ
基本中の基本ですね。マウス操作でできるので誰でも簡単にできる削除方法ですが、パソコン操作に慣れてくるとちょっとめんどくさい方法です。ごみ箱がウインドウの下になっていて画面に見えないときなんかも、ひと手間増えちゃうしね。何が何でもドラッグ派の人は、ごみ箱をタスクバーに入れておくのもひとつです。

2.ファイルを右クリック→削除(D)
そこで、ごみ箱が見えていなくてもファイルを捨てられる方法としては、ファイルを右クリックして、「削除(D)」を選ぶ方法。それもメンドクサイ人は、ファイルを右クリックして、キーボードの「D」キーを押すだけでも捨てられます。ちょっとカッコイイ。


3.ファイルを選択してDeleteキー
単純に、ファイルを選択してキーボードの「Delete」キーを押すだけでもファイルをごみ箱へ捨てられます。

4.ファイルを選択してShift+Deleteキー
これはちょっと危険な方法でごみ箱を経由しないで完全にPCからデータを完全に消去することができます。確実に捨ててもよいファイル以外では使わないようにしましょう。



といったところです。
たまにファイルを一個一個ごみ箱へ運んでいる方を見かけますが、複数のファイルはまとめて選択して上の動作をすれば一気に捨てられます。


【ごみ箱についてあれこれ】
さて本題です。
間違えてごみ箱へ捨ててしまったファイルを元の場所に戻したいけど、元の場所がどこだったか分からなくなることってありますよね。そんなときは‥捨てた直後ならウインドウの「編集」メニューから「元に戻す-削除(U) Ctrl+Z」で何回か前の状態へは戻せます。また、ずいぶん前に捨てられたファイルでも、ごみ箱をダブルクリックして開いて、元に戻したいファイルを選択したあと、WindowsXPの場合は画面左上にある、「この項目を元に戻す」をクリックすれば、一度捨てたファイルも元の場所に戻せます。たくさんのファイルの中から目的のファイルを探すときは詳細表示にして「削除した日」や「種類」順に並び替えてやると便利です。

ごみ箱は先にも書きましたが、「ファイルをとりあえず捨てておく」場所ですから、ごみ箱の中にファイルがある限り、コンピュータの中から完全に捨てられているわけではありません。というわけで、完全にファイルを消去しない限りは、お使いのコンピュータに不要なファイルがたまったまま、ということになります。ごみ箱のファイルを完全に消去する方法は、間違って消してしまわないためにひと手間かかります。ごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする(B)」を選んで、確認画面で「はい」を押すことでごみ箱は空っぽになります。
ハードディスクの容量確保のためにも、たまにはごみ箱を空にしてやりましょう。




【ごみ箱のプロパティ】
ごみ箱を右クリックして「プロパティ(R)」を選ぶと、ごみ箱に関する設定画面が開きます。



・オプションタブ
ごみ箱の容量を、お使いのドライブ(マイコンピュータを開いたときのハードディスクの数)それぞれに設定するか、全部のディスクで同じ設定にするかの選択ができるようになっています。ハードディスクが1台だけのPCの場合は意味のない設定ですから、気にされなくても大丈夫。
この画面で大事なのは、「削除の確認メッセージを表示」のチェックです。最初はチェックが入っていますが、このチェックを外すとファイルをごみ箱へ捨てる際の確認メッセージが表示されなくなります。僕は新しいWindowsを使い始めるときは、まずこのチェックを外します(笑)。作業の手間が減るし、ごみ箱に誤って捨ててしまっても、後で取り返しはつくからです。

・ローカルディスク
オプションタブで、「ドライブごとに構成する」を選択している場合、各ドライブごとにごみ箱の容量を設定できます。あんまり使うことないかもしれませんが、扱うファイルサイズが極端にでっかい作業の場合はごみ箱がすぐいっぱいになって、更に捨てようにもごみ箱の容量を超える場合は即完全消去ということになるので、ここで調整しておく必要もあります。

【やってしまった!場合】
「ごみ箱を空にする」の操作をしてしまうと、Windows上からはファイルが認識できなくなりますが、ハードディスクから完全に消えているわけではないので、ファイルを復元できる場合があります。そのためのいろんなツールが販売されていますが、フリーで使い勝手のよいものを最後にご紹介いたします。

復元‥消去してしまったデータの復活ソフト


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